12月1日(火)23時より、フジテレビでは『7RULES(セブンルール)』が放送される。
『セブンルール』は、さまざまな分野で活躍し、その功績を築き続けている、視聴者が“今最も見たい女性”に密着。 自身が課す“7つのルール=こだわり”を手がかりに、その女性の強さ、弱さ、美しさ…その人生観を映し出すドキュメントバラエティだ。
今回は、小児外来で看護師として働く村田詩子(むらた・うたこ)に密着。看護師歴20年、長い闘病生活を余儀なくされている子どもに寄り添い、支え続けている一方で、「発明主婦」の顔も持つ、彼女の7つのルールとは。
発明のアイデアが浮かぶのは「自分が困ったとき」
東京・府中市にある榊原記念病院は、心臓病治療では全国トップクラスとして知られる。小児外来を訪れる患者には、先天性の心臓疾患を抱え、常に酸素ボンベをつないでいなければならない子どもたちも多い。
看護責任者を務める彼女は、病気に立ち向かうのは親も同じと、親への心配りも忘れない。「1人の母親として相談に乗ってくれて救われました」「子育ての相談もできてお母さんみたいな人」と、患者の親たちからの信頼も厚い。
そんな彼女は、看護師の他にもう一つの顔を持つ。20年前、当時まだ普及していなかった“授乳服”を考案し、「発明主婦」としてメディアをにぎわせた。
子どもが生まれたときには授乳服。交通事故で入院したときには車いす用の巻き座布団。自分が困ったときに発明のアイデアが浮かぶという彼女は、今春、コロナの感染が拡大する中、“ゴミ袋で作る防護服”を考案。作り方を病院のホームページで公開し、物資が不足していた最前線の医療現場で反響を呼んだ。
カメラは、看護師であり、発明主婦でもある彼女の仕事場だけでなく、3人の子どもの母親として過ごす自宅での様子も映し出す。診察室では隅々まで気を配り、便利な調理家電はすぐに取り入れ、子育てにも手を抜かない、彼女ならではの知恵とは。
重度の心臓病患者がやってくる小児外来で、日々幼い命と向き合う中で、悲しい別れも経験してきた。「亡くなった子たちのお母さんたちに“忘れてないからね”って言いたい」と、胸に秘めていた思いを明かす彼女。心臓疾患の子どもと親たちを包み込む優しさで見守り続け、「発明家」としても人を助ける看護師・村田詩子の7つのルールに迫る。
青木の発明アイディアにYOU「アレクサでええんちゃう」
スタジオでは本谷有希子が、病院で注射を嫌がる娘のためにとった、とっておきの秘策を明かして笑いを誘う。
尾崎世界観が、「手の届く範囲に目が向けられていてリアル」と、村田の発明に感心する一方で、青木崇高は自らが長年温めてきた発明アイデアを本邦初公開。その微妙なアイデアに、長濱ねるは「あ〜…」と言葉を失い、YOUは「『アレクサ』でええんちゃう」と厳しくダメ出し。果たして、青木の残念な発明とは?