30代後半に差し掛かった関ジャニ∞が、あらゆるモノやコトを追求し、楽しみ、“イカしたオトナ”を目指す本気バラエティ『関ジャニ∞クロニクルF』。
6月28日(月)は、「日本全国サウナ聖地巡り“ととのった”後に食べる究極のサ飯」と、新企画「記憶を頼りに雰囲気で再現」が放送された。
北村匠海ワールド全開!究極の「サ飯」に独特な感想
近頃、空前のブームとなっているサウナ。今回は、サウナ大好きな大倉忠義に加え、芸能界きってのサウナ通である北村匠海が、ゲストとして参戦。
北村は17歳の頃からサウナに通っており、その歴6年。普段は、撮影の合間も利用し週3回ほど行くそう。北村は「サウナ入る前にカレーを食べるんです。カレーで体温を上げて、血液に『今から急上昇しに行くぞ!』とスイッチを入れる」のが日頃のルーティーンだと、こだわりを語る。
2人が訪れたのは、超人気店「サウナ&カプセルホテル 北欧」(東京・上野)。110℃の高温サウナに、キリッと冷えた水風呂、開放感ある外気浴スペース、さらに日本全国からサウナ通が集まるほどの絶品メニュー「北欧特製カレー」があるという。
このカレーは、サウナで“ととのった”後に食べる究極の飯、通称「サ飯」として人気の一品。
ちなみに「ととのう」とは、サウナ・水風呂・外気浴に順番に入ることで、頭は冴えているのに身体はリラックスした状態になることを指す。さらに、体や脳の感覚が敏感になるため、食事が格段に美味しく感じられる効果もあるという。
今回は、国内外多数のサウナに足を運ぶ“トップ・オブ・サウナ芸人”のマグ万平が、より深くととのうワザを伝授してくれた。
3人はサウナに入ってリラックスしながらトーク。北村は普段、サウナ中に考えていることとして「無になろうと必死。数字をかぞえて途切れたらまた1に戻る」を繰り返していると明かし、大倉は「修行僧みたい」と驚く。
さらに北村は以前、俳優の仲野太賀と行ったサウナで、初めての“ととのった”と感じたそうで、「心が旅立ちました。行ってらっしゃ〜い、みたいな」と独特の例えで語り、マグ万平から「ととのい過ぎ」とツッコミが。しかし、大倉も「幽体離脱みたい。ファ〜ンって遠くに抜けていく」と、北村に共感していた。
水風呂に入った後、外気浴のため屋外へ出るものの、あいにくの雨。大倉は「“無”になられへん」とこぼすが、北村は気にする様子もなく「今、こう回ってます」と、指で宙をぐるぐる回しながら無の境地へ達したことを表現。大倉は「ととのった人っておもしろい」と吹き出した。
さらに今回は、スペシャルプログラム「ウィスキング」を体験。白樺などの若枝を束ねた「ウィスク」で体を叩いたりする、リラクゼーションサービスのことだ。寝そべった北村の上で、マグ万平がハーブMIXの束をあおぐと、豊潤な香りと熱気がサウナに充満して、北村はうっとりした表情に。
マグ万平は、大倉と北村を最高のリラックス状態に導くため、2人の顔を若枝の束で包み込む。
「どこの森にいる気分か」と尋ねられると、大倉は「地球上のどこにいるかわからない」と答え、北村は「大冒険中。草木をかき分け、やっと高原に出た。広い高原の真ん中に少女がいます」と、“幻覚”まで見えるととのいっぷりで、大倉から「もう出た方がいい」とツッコまれる場面も。
そして2人は、再び外気浴へ。北村は、先ほどの“少女”について「白いワンピース着てた。彼女はふっと消えて空に行ってしまった。外気浴中にその子に会うために、曇り空の上の青空まで行ったけど、いなかったですね」と語り出し、大倉が「やめとけ、曲売れへんようになる」と制止して、現場は大笑い。
さらに、番組スタッフが急に七輪で焼き肉を始め、戸惑う大倉。北村がよく行くサウナの横が焼き肉店のため、いつも焼き肉の匂いに包まれながらととのう、との情報を得て再現したのだ。大倉は「違うねん。ところどころバラエティ色出すのやめて」と、ぶった斬って笑わせた。
そしていよいよ、「北欧特製カレー」をいただくことに。豚肉の旨味と野菜の甘味が絶妙な逸品に、大倉は「めっちゃ料理上手い彼女が作ってくれたみたい」と満面の笑みを浮かべ、北村は「これでもう1回ととのえる」と、その美味しさを噛み締めていた。
さらに北村は「完全に今、エンドロールが流れてて」と、今日の体験を映画に例えて振り返る。映画のタイトルは、“白いワンピースの少女”から着想を得て「ホワイトガールフォレスト」だと言い出し、大倉は「ととのい過ぎておかしなってる」と大笑い。
カレーをこよなく愛する北村は「カレーは不正解がない。サウナと一緒」だという。「カレー=サウナ」、「サウナ=映画」そして「カレー=音楽」と持論を述べる。「音楽=映画」で、すべてイコールでつながると目を輝かせて語ると、大倉は「こんな変な語彙力持っていると思わなかった」と、北村の意外な一面に笑っていた。
記憶を頼りに、丸山隆平&安田章大がマルモリダンス
日常生活で目にしたモノを、雰囲気だけで覚えていないだろうか?ということで、新企画「記憶を頼りに雰囲気で再現」に、関ジャニ∞メンバーがチャレンジ!ドラマ『マルモのおきて』(2011年/フジテレビ)で話題になった「マルモリダンス」を、何も見ずに踊ってみる。
「やばいな」と漏らす村上信五はじめ不安気な5人だが、丸山隆平が先陣を切って挑戦!
丸山は、前半は良い感じで踊っていたが、途中からキレッキレのジャニーズらしいダンスを披露し、「全然違う」判定をされてしまう。続いて安田章大がトライするが、丸山同様、前半はなんとか形になるものの、後半はキレ味抜群のダンスに投げキッスで締めるというフリースタイルに。
ここで、正しい踊り方を伝授するために芸人・やしろ優が、おなじみ芦田愛菜のモノマネでVTR登場!独特な声色で発する「芦田愛菜だよ」のセリフに、大倉はじめ関ジャニ∞メンバーは爆笑していた。
そして、ミニコーナー「気ぃつかいすぎなヨコヤマ君」も放送された。横山は舞台の合間にマッサージを受けようとするが、お疲れ気味の先輩や後輩、マッサージ師に気を遣った結果、受けるタイミングを逃してしまったというエピソードを、横山アフレコのアニメで再現。
その後、横山から相談を受けた安田は「これも一つの感謝かな。体をほぐさないってことは、筋肉をいじめ倒して筋トレってこと。お兄(横山の呼称)の無敵(状態)の筋肉の質がどんな感じか、マッサージの方に触ってもらったら?」と発想転換をすすめたが、横山は「行きすぎて、これは分からないわ」と困惑していた。
次回、7月5日(月)『関ジャニ∞クロニクルF』は、「芸能界No.1ストIIへの道」に、最強の刺客としてジャングルポケット・おたけが参戦。負ければ企画終了の大ピンチ!?さらにジャンポケ考案ゲームでヒートアップ!
<『関ジャニ∞クロニクルF』と、本番前の未公開トークはFODで配信中(最新回は期間限定で無料)>