12月2日(火)、舞台「『ドクター・ブルー』~いのちの距離」の製作発表が行われ、内博貴、松下優也、室龍太、吉倉あおい、麻実れい、黒田こらん、高島礼子が出席した。

舞台「『ドクター・ブルー』~いのちの距離」は、猛威を振るう未知の感染症に挑む感染医や若き医師、さまざまな立場の医療従事者の日々や奮闘ぶりを中心に、感染症に罹患した人々などの姿を描く医療ヒューマンドラマ。

※ドクター・ブルーとは、緊急を要する病気と闘う医師のこと。

内は、登壇早々、「全国に感染症を専門としている方が2000人に満たないとか。僕はもっといると思っていました。まだ無知の状況ではありますが、学びながら、吸収しながら稽古に臨めたら」と、熱量高く意気込みを。

研修医役を演じる室も、「僕の演じる役は、お笑い好きで、関西人で、看護師から大人気という設定があるんですけど、そこも表現していきたいと思います(笑)」と、気合いを語った。

今回は、作品の特性もあり、登壇者全員がマスクをつけたまま進行していたが、そのことについて内は、「不思議な感覚です。ただ、僕は普段見られるのが得意ではないので、これがちょうどいいです(笑)」と笑顔を見せる。

内と高島は10年ぶりの共演となるが、お互いの印象を聞かれ「内くんは変わらない。むしろ若返っちゃったんじゃないかと思うくらい」と、褒める高島。これに対し、内は「いやいや」と謙遜しながら、「高島さんも本当に変わらないですね。ずっとおキレイで」と褒め返し。すると高島が「マスクを取ったらどうか(笑)」と、自虐し会場の笑いを誘った。

本作のポスター撮影時には、防護服も着用したという内。「人生で初めて防護服を着させていただきました。着ることも、動きも本当に大変で。僕はまだ1回しか着たことがなくて『大変だ』と言っているけど、(リアルな現場で働く)医療従事者の方は…と思うと、本当にすごいなと思いました」と、まさに今、新型コロナと闘う現場の医師への敬意を払う。

そして、松下は「当然、マスクをつけてお芝居をすることもあるでしょうし、微妙なお芝居(表情の違いの表現が)難しいなと思います」と、稽古を控え、不安を語った。

感染症医を中心とした物語が描かれるということで、「普段、人より気を付けている感染症対策は?」という質問が飛ぶと、内は「よくスーパーに行くんですけど、触ったものは買うようにしています」とコメント。

続けて、「よくいるんですよ。おばちゃんとかが、2、3個触ってる人いるんですよ(笑)。後ろで見ていて、『今、触ったですや~ん!買いましょうよ!』って言いたいんですけど、言えないんですよね」と、品定めする客に困っているという。「だから、逆に人が触ったものも買わないようしてます!」と、徹底した感染症対策をしていることを明かした。

最新情報は、舞台「『ドクター・ブルー』~いのちの距離~」公式サイトまで。