12月4日(金)より6日(日)まで開催されている「東京コミコン 2020」で、アンバサダーを務める市川海老蔵が、5日(土)記者からの取材に応じた。

今年の東京コミコンは、一般客の来場を行わず、幕張メッセの会場からの中継がオンラインで配信される形式となった。

羽織袴姿で会見に登場した海老蔵は、アンバサダーの就任について問われると「そもそも私で良いのかというところが、最初にお話をいただいたときにはございました。『なんで自分なんだろうな』と思いましたが、話を聞いてみると(去年出演した)『スター・ウォーズ』の歌舞伎ですとか、長期的にご縁があったり、そういうことを踏まえた上で今回お話をいただいたんだなと思って、すごく楽しみにしておりました」とコメント。

さらにステージについて「このあとコスプレイヤーの方々とステージで共演したりするのも興味深くて、皆さんコロナ禍の中で普段よりも制作時間がとれると思うので、どこまで作り込んで来られるのかがすごく興味深い」と関心を示した。

また、会ってみたい海外スターについて質問が飛ぶと「『スター・ウォーズ』だとヨーダとか会いたいですけど(笑)。実際スターというか、なんというかね…。バットマンにしても中身は人間じゃないですか」と回答に迷うそぶりをみせた。

続けて「じゃあ女性で、ナタリー・ポートマンさん。確か『スター・ウォーズ』でずっとお姫様をなさっていて、いつもお芝居を見てすごい女優さんだなと思うので。こういう質問だから、敢えてそういう答えになったということでよろしくお願いします」と答えた。

さらに舞台で演じてみたいキャラクターを尋ねられると「人間の部分は限りなく少なく、敵を倒すのみのスパイダーマン。出来るんじゃないですかね、あれね」と日本での舞台化の可能性を感じさせた。

そんな中、記者から「鬼滅の刃」について質問が飛ぶと「23巻発売されたの、昨日だもんね。拝読しましたよ」と笑顔を見せると、「『鬼滅の刃』について…これがまた記事になるから困るんだよな」と苦笑いを見せた。

海老蔵は「『鬼滅の刃』に限らずアメコミもそうなんですけど、これからの時代って作られた人物像、日本のコンテンツで言うと漫画ですよね。スパイダーマン、バットマン、ジョーカーにしても漫画から出てくるキャラクター、日本でも『ドラゴンボール』とかいろいろいるじゃないですか。そういうものが世界中に広がっていくので、『鬼滅の刃』というある意味、日本独特な鬼と剣術というような形が、今後世界にどのくらい浸透するのか興味深いです」と感想を述べた。

また「お子さんは見てますか?」との質問には「見てます、見てます。昨日も23巻をネットで買って、ネット上で見てました」と家族で見ていることも明かした。