12月10日(木)、舞台「DREAM BOYS」(以下、ドリームボーイズ)が開幕。初日公演前に公開稽古が行われ、稽古後の取材会にKing & Princeの岸優太と神宮寺勇太、美 少年の岩﨑大昇と那須雄登、7 MEN 侍の中村嶺亜が登壇した。
2004年、滝沢秀明主演の初演以来、亀梨和也をはじめジャニーズの人気グループからの抜擢により長年演じ継がれてきた「ドリームボーイズ」シリーズ。2019年版に引き続き、今作でも岸が主演を務め、岸のライバルであるチャンプ役を神宮寺が演じる。
演出・堂本光一は、いい芝居を「よきよき」の言葉で褒めてくれる
今年9月に上演を予定していた本作だが、コロナ禍で中止に。それでも、新たに演出に就任した堂本光一とともに、この日、12月、1月公演の初日を迎えることが出来た。
その感慨はひとしおのようで、「たくさんの方に支えられたおかげで、幕を開けることが出来そうです。本当に感謝しています」と、岸。神宮寺も、「千秋楽まで油断はできないんですけど。皆さんの顔を見てパフォーマンスする幸せを改めて肌で感じています」と、観客を入れた公演に感激の表情を見せる。
今回から演出に加わった堂本の演出については、「むちゃくちゃ勉強になりました。ワークショップを開いてくださったら行きたいくらい」(那須)、「ミュージカルの全部を教えてもらっているような…。指導を受けるたびに発見があります」(岩﨑)と語り、指導力に圧倒された様子。
堂本は普段あまり褒めてくれないものの、いい芝居をすると、「『よきよき』と言ってくれる」と、明かした岸。これに神宮寺は「(言ってもらえると)うれしいよね」とニッコリ。「今日は、もう『よきよき』もらいましたか?」と聞かれると、岸が「まだ、“なきなき”です!」と、先輩の言葉を活用し笑いを誘った。
そして、「ドリームボーイズ」と言えば、毎年、新しいフライングやアクロバットが演出に組み込まれることでも話題に。今年は、岸が1本のロープを自身の筋力だけで登るアクロバットを披露する。
このアクロバットの名前を聞かれた岸は、悩みながら「力岸(リキシ)」と命名。その名前の由来が、いまいちピンときていないキャスト陣が、一瞬ポカンとすると、岸は「力士って書くじゃないですか。そこに“岸”をかけて。“力を使っている岸”みたいな」と、必死に説明を加え、なんとか納得させ、「新しい技が出来ました!」と技自体には自信をのぞかせた。
アクロバットシーンの他、メインとなるボクシングシーンでも惜しげもなく披露している筋肉に関しては、「ここまで来たら、もったいなくてトレーニングがやめられない!」と語るなど、今後もキープし続けることを宣言した岸と神宮寺。特に岸は、「神宮寺とマッチョ雑誌撮りたい!」と、2021年の目標を語り会場を笑わせた。
公演の詳細、最新情報は、舞台「DREAM BOYS」公式サイトまで。