2月10日(木)、「フランス映画祭2020 横浜」が開幕し、オープニングセレモニーが行われた。

「フランス映画祭2020 横浜」は当初、6月に行われる予定だったが、半年延期され、新型コロナウイルス感染予防対策を実施した上で、12月13日(日)まで開催される。

フェスティバル・ミューズとして、今回のイベントに参加した米倉涼子は、「私はここ横浜が好きです。そして映画が好きです。今年は、日本だけでなく世界中でとてもつらい時期を経験することになりました。そんな中で、映画というエンターテインメントは我々の希望でもあります。

今年は、フランスの映画人たちが来日することは叶いませんでしたが、彼らの素晴らしい映画が来日しました。こうやって日本とフランスの文化交流が途絶えることなく、この映画祭が開催できることをとても嬉しく思っております」と思いを語った。

また米倉は自身の好きな映画ジャンルを問われると「ここのところ、シリーズドラマなどでシリアスなものを見ています。映画ですと、ドキュメンタリーを見ますね。今回の映画祭ではドキュメンタリー(『GOGO(ゴゴ) 94歳の小学生』)をひとつ見ましたが、素晴らしい映画でした」と答えた。

挨拶の後、パリから届いた上映作品の監督や俳優たちのメッセージ動画を上映。米倉が開会宣言を行い「フランス映画祭2020 横浜」の幕が開けた。