アニメーション映画「ジョゼと虎と魚たち」の公開直前クリスマスイベントが行われ、W主演で声優を務めた中川大志、清原果耶が登壇した。

作品の見どころを聞かれた中川は「完成したものを見て、自分が携わってできたことは、本当にちっぽけなことで、たくさんのアニメーターの方がこの映像を作り上げていて、その中の1人になれたことを誇りに思います」とコメント。

清原は「完成した映像を見ながら、収録中、中川さんに引っぱって助けてもらいながらやっていたことを思い出しました。アニメーションが美しくて素直に感動しました」と作品の完成度に心を打たれたと語った。 

また、収録時の思い出やエピソードについて、中川は「2日間、2人で一緒にマイクを並べて収録をしました。2人のやりとりが多い映画なので、助かりましたね」と、清原は「ひとりだけではイメージしきれない部分もあるので、隣で実際に中川さんが喋っている状況で収録できるのはありがたいなと思ってやっていました」と振り返った。 

さらに中川は「ジョゼが車椅子を降りて腕だけで進んで行くシーンがあるんですけど、息遣いを出すために清原さんが実際にスタジオのブースの中でほふく前進して、体を動かしてみてから収録を行っていた」と清原のストイックなエピソードを告白。

そのときの様子について、清原は「“ほふく前進のときの体の重みを息遣いで表現しなければいけない”ということで、そのスペースがブースの中にあったんですよ(笑)。なので、実際にほふく前進してから録り直させてもらいました」と明かした。 

中川、清原が来年挑戦したいこと

イベント中盤では、中川と清原が「来年新しく挑戦したいこと」を、ステージに飾られたクリスマスツリーに飾るオーナメントに書き披露。

中川は「日記を書く」、清原は「空手」 とそれぞれ回答し、中川は「昔お世話になった小学校の先生に『日記をつけろ』と言われていて、なかなかできていなくて。目まぐるしく時間が流れていくというのもありますし、忘れっぽいので書き留めておきたいのと『このときこういう感情だったな』というのが、今後のお芝居の役に立つかなと(笑)。毎晩書こうかなと思ってます」とコメントした。 

清原は「小学校1年生のとき、クラシックバレエを始めたんですけど、そのとき私は空手を習いたくて。気付いたら母親がバレエの教室に私を連れていってて(笑)。バレエもやって良かったなと思っているんですけど、機会があれば空手も経験してみたいなと思っています」と語った。 

最新情報は、アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」公式サイトへ。