12月21日(月)21時より放送される、フジテレビ月9ドラマ『監察医 朝顔』(第2シーズン)第8話より、佐野瑞樹(フジテレビアナウンサー)がレギュラー出演する。佐野アナにとって、本格的な芝居は初挑戦となる。

第7話で、田村聖奈(中村里帆)射殺の容疑が無事に晴れた桑原(風間俊介)。しかし、この事件での桑原の行動を問題視する声も、神奈川県警内の一部では上がっており、研修という名目ながら、ほとぼりがさめるまで長野県警への異動を命じられてしまう。

単身赴任で、長野県警で働くことに決めた桑原。神奈川県警では捜査一課の刑事として働いていたが、長野県警では交番勤務となる。不安もあるが、とにかく前を向いて、久しぶりの制服に身を包む。同じ交番に勤務する同僚で先輩の竹岡宏文(佐野瑞樹)とともに、“町のお巡りさん”として走り回る日々が、幕を開けた――。

今回、桑原の先輩警察官・竹岡を演じることになった佐野アナ。これまで、ドラマへの出演歴もあり、月9へは『HERO』第2期の第8話(2014年9月1日)に出演して以来、6年ぶりとなる。

しかし、佐野アナにとってドラマの“レギュラー出演”は、本作が初。過去に出演したドラマでは、佐野アナはいずれも、アナウンサーやニュースキャスターといった役どころだった。

竹岡は、生まれも育ちも長野県で、長野県警に採用されてからは一貫して交番勤務を続けてきた、生粋の“お巡りさん”。人柄も恰幅(かっぷく)も良く、地元の住民から愛されている竹岡と桑原の2人が、『監察医 朝顔』の新たな名物コンビとして、ドラマを盛り上げていく。

第8話では、新しいアルバイトとして医学部生の牛島翔真(望月歩)が加わった朝顔たちのもとへ、60代後半と思われる男性の遺体が運ばれてくる。

海岸の岩場に倒れているところを釣り人が発見し、崖の上に男性のものと思われる靴がそろえてあったことから、自殺の可能性が高かったが、身元がわかるようなものはなかったという。

朝顔(上野樹里)たちは解剖を終え、ほどなく、教授会を終えて法医学教室に戻ってきた茶子(山口智子)に、遺体の資料を渡す。資料に目をやると、一瞬表情を変える茶子。それに気づいた朝顔は、死亡した男性のことを知っているのではないかと茶子に尋ねる。すると茶子は、30年前に起きたある事件のことを話し始めて…。

<佐野瑞樹アナ コメント>

――『監察医 朝顔』出演の話を聞いた時はどう思いましたか?

初めてオファーを聞いた時は、アナウンサー役ではないことに驚きました。警官役でほんの少しですがセリフもあると…。その日からドラマをやるんだと思い出す度に心拍数が上がりました。慣れないことはするものではないと日に日に感じるように…。

――今回が、本格的な芝居は初挑戦です。何か準備をしましたか?

初めてのことですから、役作りなんてありませんし、できません。とにかく台本を読み込んで、自分の役柄、前後のあらすじなど、台本でわかる限りのことを理解しようとするのみです。そして心拍数が上がっていくのみです(笑)。

――風間俊介さんとの撮影はいかがですか?印象に残っていることは?

風間さんは、それはそれはやさしく接してくださいました。ど素人の演技を包み込むように対応してくださいました。派出所では椅子から立ち上がったり、自転車に乗ったりしますが、その一つ一つの動作が普段とは違うものになってしまったり、やってみると難しいものだなと。餅は餅屋だと痛感しました。

また、ほかのシーンでは、三宅弘城さんにも助けていただきました。三宅さんとは、共通の趣味がサウナということがわかり、本番ギリギリまでサウナの話をしてくださり、私の緊張をほぐしてくださいました。

それから平野眞監督は、会社の先輩ですが、シリアスなシーンであっても、よくまぁここまで冗談が出てくるなぁというくらいお話をしてくださり、現場の雰囲気を調和させるという意味で、さすがだなと思いました。

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

ドラマ自体の見どころはふんだんにありますが、私のシーンの見どころと言っても、ただただど素人の演技を見て笑って(?)いただきたいと思います。

竹岡という“町のお巡りさん”の雰囲気が少しでも出ていればいいなと思います。私のシーンは、少しだけ我慢していただいて、全編ぜひご覧ください!