1月2日(土)15時45分より、フジテレビ系では『新春大売り出し!さんまのまんま』が放送される。
今回は、1996年以来、25年ぶりの出演となるKinKi Kidsがゲストとして登場する。
KinKi Kidsは今年結成28年目で、堂本光一は42歳、堂本剛は41歳に。この日は藤原竜也に合流する形で参加した。さんまは、藤原竜也とKinKi Kidsの3ショットを眺め話すと、「見てこの落ち着き払ったベテラン勢」と笑ってしまう。
剛が、かつて所ジョージとさんまの番組に呼ばれた若手時代を思い返し「めちゃめちゃ緊張した。テレビで見ていたお2人に挟まれて、何を話せばいいのかと」と話すと、さんまは自身が持っている剛のイメージとの違いにビックリ。
剛がさんまのことを「奈良にこんなにしゃべる人はいない」と言うと、光一も「同じ奈良でも違うよね。剛はすごくゆっくりしゃべる」と比較する。
ジャニー喜多川氏にも「早くしゃべりなさい!なんでそんなに暗いの!?」と怒られたこともあると、剛は回顧。光一もおとなしいため「今世紀最大暗いグループだったと思う。だから無理矢理テンションを上げていた」と、デビュー当時の様子を明かした。
さらに「今も忘れられない」と、初の武道館公演でのハプニングの話題に。光一の衣装チェンジの間、MCを1人で任された剛が、光一を仰天させたというまさかの行動とは?
今回、光一がさんまのために持ってきたお土産は、超高級トイレットペーパー。以前、ムロツヨシがゲスト出演した際、さんまにプレゼントして話題となった“高級トイレットペーパー”をさらに上回る代物だという。「『はっ』って声出ますよ」という光一の説明に、さんまも興味津々だ。
一方、剛のお土産は、インテリアにもなるオシャレなティッシュケース。インテリアにこだわりのあるさんまは、お礼として剛にあるモノをプレゼントすると宣言。「それ届いた瞬間に泣きません?」と、剛が感激してしまう贈り物とは一体?
このほか、北川景子と中村倫也、バドミントン世界ランキング1位の桃田賢斗選手や、今田耕司、広瀬アリスらが出演する。“お笑い怪獣”明石家さんまが、ゲストのどんな素顔を引き出していくのか、注目だ。
<KinKi Kids コメント>
――さんまさんとの収録を終えたご感想をお願いします。
剛:緊張しましたが、さんまさんにリラックスさせていただき、気を遣ってお話ししていただいたと思うんですけど、60過ぎたオジサンが、めちゃめちゃ働いたあとにあんなことをしてるっていう話で、それ以降に話そうとしてことが全部飛んじゃいました。
光一:この話は、僕としてはネタだったんですよ。「えー!剛くん、1人で暮らしてるのに、なぜ40過ぎの男がティッシュケースにわざわざティッシュを入れ替える?」「誰のためにやってんねん」っていう。
剛:「いやいや、自分のためにそんなもんやってんねん。ええやろ」。
光一:本当はここから「ランチョンマットも敷いてるんですよ、コイツ」っていう(笑)。
剛:「ランチョンマット、なんで敷くん?」「フライパンのままで食べたらええ。そんなもん」。
光一:って展開のネタだったんですね。これを考えてたんですけど、さんまさんがおっしゃったひと言で、何もかもぶっ飛びましたよね。ネタも何も無くなっちゃいましたよね。
剛:全部真っ白です。ファーストコンサートと同じぐらい(笑)。
――光一さんは、さんまさんとの収録はいかがでしたか?
光一:ずっと優しい方ではあるんですけど、さらに優しさがにじみ出いている感じはありましたね。全方位に向かって気持ちよくさせてくださる方ですから。お笑い芸人さんの鑑ですね、いまさらですけど(笑)。
剛:本当は、さんまさんが40代ぐらいのときにどんなふうなことを大切にして生きていらっしゃったり、その頃、座右の銘とかあったりしましたか?とか、いろいろ聞こうと思っていたんですけど、すべてはティッシュケースで…。
光一:いやぁ、ぶっ飛んだねぇ。
剛:昨日もさんまさんのレギュラー番組を見たんですけど、お笑いモンスターじゃないですか。今までだと「あっ、お笑いモンスターが出てる。また出てるやん。面白いなぁ」って思って見てたけど、これからは「ティッシュケースおじさんだ」と思って。
これだけキャリアを積まれている明石家さんまというスゴイ人が、あんなことをしてるんだっていう驚きがあったんですけど、何か腑(ふ)に落ちたというか。そういうこともする人だから、いろんなことに対してきめ細かにお仕事をされていたり、トークでゲストやスタッフのことを考えたりされてるんだなって思いました。
光一:愛が溢れてるんだろうなぁ。
剛:もう本当に気持ちよく眠れそうです。
――視聴者へのメッセージをお願いします。
剛:この機会をいただいたことで、今日は僕らのファンも普段見ない僕らの一面を見ているはずなんですよ。さんまさんと話すから出てくる2人っていうのがあったんです。
さんまさんがスゴイから、KinKi Kidsの人間性を引き出してくださる。それで僕らも楽しくお話しさせてもらいました。普段僕らが見せていない素の部分が出ていたと思いますので、その辺りは楽しんでもらえるかなと思いますね。
光一:我々もそれなりに長くこの世界にいますけど、さんまさんとお会いする機会ってそんなに多くなくて。でも、不思議と「お久しぶりです」っていう感覚にもならない。
それはさんまさんがずっとテレビに出ていらっしゃって、一方的に見ているからだと思うんですね。それでいてリラックスさせていただいて、構えることがなく、自然体な自分たちでいられたけど、さんまさんにしか引き出せない2人の顔というか、そういった部分が詰まった時間だと思いますね。