フジテレビ『めざましテレビ』のお天気キャスターを務めている阿部華也子。わかりやすい情報読みと明るくさわやかな笑顔が人気だ。フジテレビュー !! では、そんな阿部の連載「空が好き」を月1で配信中!
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また、フリーテーマで描いたイラストも公開!「絵の神が降りてくる」と自負するあふれる才能で、何を描く?本人の解説入り動画で紹介する。
<阿部華也子 インタビュー>
――2020年も終わりですね。どんな1年でしたか?
今年は、何もできなかったような気がします。思い出も、すごく少ないなって。なんといっても、今年はコロナウイルス。罹患(りかん)してしまった方、今されている方は、周囲、ご家族も含めて本当に大変だろうと思います。
“自分より苦しい思いをしている方が、たくさんいらっしゃる”、“自分は少しでも元気でいなきゃ”ということを感じながら過ごした1年でした。
――緊張がありましたか?
やはり画面に出させていただいている身として、感染してしまったらどれだけの方に迷惑をかけ、ご心配をおかけしてしまうか、ということは考えました。
でも、気をつけていてもかかってしまうこともある。そういう意味では、ずっと気持ちを張っていたので、疲れを感じる時期もありました。ただ、私の場合は、ある時期から「外に出られないなら、とことんお家を楽しもう!」と思えたので、ここ数ヵ月はストレスを感じることなく、家でも楽しく過ごせました。
――おうち時間で印象的だったことは?
引っ越しをして、お家が新しくなったというのは気分転換になりました。家具をそろえたり、新しいテレビを買ったり。お家の中を充実させるための時間があったのはよかったですね。
4Kにこだわって今までより大きなテレビを買ったんですけど、これで動画配信サービスなんかを体感すると「めっちゃ、きれいだなぁ」って。映画や海外ドラマをさらに楽しく見られるとうれしくなった半面、「いや、これに映りたくはない…」とも思ってしまいました(笑)。
キッチンやリビングを充実させた分、出かける機会も減ったので、お洋服を買うことは少なかったですね。
――年末年始はどう過ごしますか?
毎年、年越しは実家で過ごしていましたが、今年は、帰省できないので、家で一人の年末年始になります。どうやって年を越したらいいのかわからないので、両親に相談して、同じ年越しそばやおせちを買って、リモートで一緒に過ごしてもらうことにしました。
――それはいいアイデアですね。
おせちのほかにも、(実家がある)大分からちょっといいお肉を送ってもらって、一緒に焼いてたべようか、とか。目の前に、両親、ホットプレート、お肉みたいな感じですね(笑)。
親からしたら、普段『めざましテレビ』のオンエアで私の顔を見てくれているので、そういう意味では恵まれていると思いますが、実際には、会えていないので…。その分、この年末年始は、オンラインでゆっくり話す時間をとりたいなと。
――本当に仲がいいご家族ですね。
もういい加減親離れしろ、って感じなんですが(笑)。両親は、やはり私が東京で一人でいることをすごく心配してくれていて。ありがたいことだと思っています。
――さて、2021年、何かやりたいことはありますか?
何か特別なことをしたいというよりは、みなさんそうだと思いますが、少しでも早く日常を取り戻したいというのがあります。今後、生活がもとに戻ったら、まず両親を我が家に呼びたいですね。「今、こんなところで暮らしているよ」というのを見てもらいたいです。
――仕事の面ではいかがですか?
まだ予定が見えない部分も多いのですが、来年はもう少しいろんな番組でいろんな方にお会いできるといいなと思っています。
今年は、毎年参加させていただいていたイベントがなかったこともあり、みなさんと直接お会いできる機会が少なかったですし、反面、リモートやYouTubeでの活動などが増えて…。そういったところで、みなさんに見ていただけたのかなとは思いますし、来年もそこは続けていけたらな、と思っています。
――最後に、みなさんにメッセージをお願いします。
今年できなかったことが、来年こそはできるといいですね。特に、今年休みなく働いてくださった医療従事者のみなさまが、お休みをとっていただけるようになればと祈っています。
私は、来年はバーベキューをしたり、お花見をしたりしたい。できるだけ家にこもらなくていいように…こもりたいときはこもり、出たいときは出る。選択できる生活、“日常”を取り戻したいです。
会いたい人に会える1年にするためにも、今は我慢の時。お家でゆっくり過ごしましょう!
今年もお世話になりました。みなさん、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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