女優の石田ゆり子とお笑い芸人の中川家(剛・礼二)を起用した独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)のスポーツくじ「MEGA BIG」の新CMが1月4日(月)より、放送開始された。
本CM「ネジ工場のおっさん」篇は、石田が店長を務めるBIG売り場にやってきた、ネジ工場で働くおっさん役の礼二との掛け合いや、石田店長に扮した剛の登場シーンが見どころだ。
<石田ゆり子 コメント>
明けましておめでとうございます。石田ゆり子です。
昨年から大変な状況が続いておりますが、今年はどなたにとっても、健やかないい年になるように、心からお祈り申し上げます。
私も、去年より笑顔でいられるように、健康に気を付けて、たくさん運動をして、ギターを頑張って、語学を勉強して、日々精進していきたいと思います。
BIGのCMは、毎回面白いゲストの皆さんが登場するのですが、今回は中川家のお二人が出演されています。
剛さんには、私の役を演じていただいて、その姿が本当に衝撃的でした。礼二さんは、本当に目がとても美しくて、白目が本当にきれいな方だなと思いました。
平和な1年になればいいなという願いが込められたCMになりましたので、初笑いがまだの方も、そうでない方も、ぜひ笑っていただけたらと思います。ぜひご覧ください。
<中川家 コメント>
――撮影を終えた感想は?
礼二:もうなんか、ずっと、緊張しっぱなしで。あっちゅうまの時間でしたね。
――今回の撮影で苦労した点は?
礼二:芸人って、声を張ってしまうんですけど、監督に「いや、そんな張らなくても大丈夫です」って(言われて)。その瞬間が、非常に恥ずかしかったです。
剛:(僕は)今日、何も苦労してない(笑)。
――石田ゆり子さんを演じられた感想は?
剛:(先ほど)ちょっとお会いして挨拶したんですけど、その一瞬しかなくて。大丈夫ですかね。怒っているのちゃうかなとか。(石田さんから見ると)自分自身ですからね。ちょっと心配しましたが、心配する間もなく、撮影が終わってしまって、本当に申し訳ないです。
スタッフ:ちなみにさっき石田さんに感想をお聞きしたんですけど、剛さんの石田店長はどうでしたかと聞いたら、「衝撃的でした」とおっしゃっていました。
剛:ということは、怒っているってことですか。
スタッフ:礼二さんのことは、「白目がきれいだった」とおっしゃっていました。
礼二:そうなんですよ。白目きれいですねって急に言われて、芸人やのに「はは」しか返せなかった。ほんまに、大女優に褒められるってあまりないよね。
剛:普段は芸人だらけですから。
――役を演じる上で意識した点は?
礼二:ネジ工場のおっさんは、もう昔からやっているキャラクターなので、石田さんにも「何かモデルはいるんですかって」聞かれたのですが、別にモデルはいないです。
東大阪市というところのネジ工場で働いている社長みたいな、全体的なものを1つにまとめたのが、今回の役です。
前からやっているので、このキャラクターに関しては、別になんの違和感もなく、いつもの落ち着く格好やなって感じでした。
――石田ゆり子さんと共演した感想は?
礼二:きれいですね。ほんまに。なかなか目をぱっと見て、お芝居できなかったですね。
(いつもは)周りがほんまに芸人ばっかりで、石田さんみたいな人があんまり現場にいないので、やっぱり、ぱっと花が咲くって、あのことなんやなってね。ほんまに(石田さんのきれいさに)緊張しました。
剛:そうですね、一瞬見ただけで、オーラが違いました。
――CMの見どころは?
礼二:うちの兄が最後にぽんと出てくるので、特にそこに注目していただいて、見ていただきたいです。
剛:監督が「一瞬なので、一瞬なので」ってずっと大きい声でみんなに説明していたから、ちょっと不安でしたけどね。全くこれと同じようなヅラと格好でやるコントがあるんです。
礼二:そうですね。いつもやっているコントが、そのままこうやってCMに抜擢されるっていうね。
――CMでの礼二さんの夢にかけて、2人が「世界平和」のためにできることは?
剛:もうお笑い一色でやっていくしかないなと。お笑いで、地球を救いたいなとは思いますけど、なかなか、救おうと思っても(コロナの影響で)お客さんが入らないので、厳しいですけどね。
礼二:こういうご時世ですからね。
剛:僕ら、毎年夏に大きな単独のイベントをやっているんですけど、今回はできなかったので、その代わりって言ってはなんですけども、このCMを見ていただいて、我々をちょっとでも感じていただければいいな、と思います。
礼二:そうですね。本当に、世界平和のために12億円あったら、お客さんを無料で招待できるっていうね。やっぱり、笑いで貢献していきたいなと思います。
剛:5分で売り切れるんです、我々のチケット。
礼二:いや、それ自慢げに言わんでいい。恐縮して自慢げに言うても。
――12億円あったらやりたいことは?
礼二:12億あったら。僕は(鉄道の)車両を1車両買って、副業で喫茶店をやりたいですね。車両はなんでもいいんですけど。いろいろ輸送費とか考えると(費用が)かさむんで、12億あったら十分な設備でできるなと。
剛:なんか、車掌のマイクで「いらっしゃいませ」ってやるんですって。それで、座ったお客さんにコーヒー出して、なんか切符切るらしい。
礼二:一応ね。なんか一連の動作はやっておきたいなっていうね。
剛:僕も喫茶店やりたいんですよ。鎌倉辺りで。で、朝10時から夕方の4時まで、月水金。
それから月に1回東京出て、六本木で、お姉さん横に座らせて、また、鎌倉に戻って喫茶店をやる。
スタッフ:12億円なくてもできそうな…。
一同:(笑)。
剛:いや、12億あるからそれができるんじゃないですか。
――2021年はどんな年にしたいですか?
礼二:去年はあんなことがあって、もう当たり前のことが当たり前にできないっていうつらさがあったので、今年はやっぱり、あんまり高望みしないで本当に当たり前のことが普通にできる世の中に、世間になってほしいですね。
剛:我々、個人的には現状維持ですかね。それをあと20年ぐらい、思い切ってできればなとは思っています。あまり大きい目標はそんなに持たずに、小さい目標を確実に、100%の力でこなしていくと。
あとは第7世代を褒めといたら、間違いないと思いますけどね。変に逆らうよりね。第7世代すごいなって言いながら、もう次、第8ぐらい出てくると思う。
礼二:出てくるね、もう。今年の暮れ辺りには第8世代になっているかもしれない。
剛:そうですね。そしたら次は第8に矛先を変えて。
スタッフ:第7世代はよく意識されますか?
剛:うん、僕らよりだいぶ若い子としゃべるようにはしています。
礼二:そうですね。先輩やからって頭ごなしにワッていうような時代でもなさそうなので。
剛:もう、優しくゆっくり育てて。
礼二:逆に、もうこっちも勉強になりますし。