先日のNHK紅白歌合戦でも大トリを務め、圧巻のパフォーマンスを見せた歌姫・MISIA。このたび、映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」の主題歌を担当することが発表された。

本作は、1998年の長野オリンピック、日本中が歓喜に沸いたスキージャンプ団体で大逆転の金メダルを獲得した栄光を、陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化した作品。

キャストには田中圭、土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小坂菜緒(日向坂46)、古田新太などが顔を揃えた。

今回主題歌に起用され、MISIAの2021年第1弾となる新曲「想いはらはらと」は、作詞・作曲をゲスの極み乙女。の川谷絵音が手掛け、MISIAと川谷との初のコラボレーション楽曲となっている。

MISIAと川谷絵音は、実は同郷(長崎生まれ)という共通点があり、川谷絵音がMISIAにギター1本で歌った同曲のデモを送ったことがきっかけで今回のコラボレーションが誕生した。

これまで、2000年代最初の冬季オリンピックでもあったNHKソルトレイクシティオリンピックのテーマソングなども担当しているMISIA。

「想いはらはらと」は、映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」の予告映像にて初披露となる。

<MISIA コメント>

長野オリンピックのあのジャンプの瞬間は、私もオンタイムで見ていました。

今回、映画で舞台の裏側を知ったことで、なぜ時間が経った今でも、あの瞬間が心に残っているか理由が分かった気がします。

エンドロールで「想いはらはらと」が流れた時は、選手の方々の話と重なり、胸がいっぱいになりました。

この曲を作詞、作曲してくださったのは、川谷絵音さん。

川谷さんが作ってくださったこの歌を初めて聞いた時は、本当に雪のように、歌が降り積もってきて、それによって心が溶けてきて素直な気持ちが現れてくるようだと感じ、はらはらと涙が出ました。

そして、この歌を初めて歌った時、柔らかなメロディーと歌詞なのに、とても細やかに、また複雑に韻が踏まれていることに気づき、すごい方だなと思いました。

この歌の世界観を壊すことなく、そしてこの歌を聞いた方が私と同じように、はらはらと涙をこぼすような歌を歌えていたら嬉しいです。

<川谷絵音 コメント>

MISIAさんは長崎の大先輩であり、大尊敬するミュージシャンです。

そんな方に僕の弾き語りで作ったデモを送るという大汗しかかかない出来事を昨日のことのように覚えています。

そして、MISIA さんの歌が入った瞬間、曲が魂を持ちました。

その魂が映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」の中で弾けるんです。是非それを体感して欲しい。音楽を続けていて良かった、本当に。

<予告映像>

映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」は5月より全国公開。

©「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」製作委員会
配給:東宝

最新情報は、映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」の公式サイトまで。