1999年4月1日(木)の放送開始以来、フジテレビの朝を彩ってきた『情報プレゼンター とくダネ!』が、今年3月26日(金)をもって、22年間の歴史に幕を下ろす。
放送開始当初から小倉智昭が司会を務め、2016年7月には「同一司会者による全国ネットのニュース情報番組」での放送回数最多記録を更新。2021年1月12日(火)現在、その放送回数は5593回で、今もなお記録を更新し続けている。
『情報プレゼンター とくダネ!』は、小倉が独自の目線でニュースや社会問題を斬り、長年にわたり注目を集めてきた。
自らもニュース現場を取材し、オリンピックについては、2000年のシドニー大会から取材を始め、北京大会以降は、夏季、冬季、全ての会場へ足を運び、生中継。
多くの名物コーナーが生まれ、「とくダネ!タイムズ」や「血液型選手権」、「朝のヒットスタジオ」など幅広いジャンルで情報を伝えてきた。最近では、小倉自身の仕事部屋にエンタメ界の注目の若手を呼ぶエンタメ企画「小倉ベース」での“世代間ギャップトーク”も話題となった。そして、「アマタツ!」こと、気象予報士の天達武史のお天気コーナーも人気に。
2019年10月からは、石黒賢、カズレーザー(メイプル超合金)、古市憲寿らスペシャルキャスターが加わり、小倉と共に番組を盛り上げている。
放送開始から11日(月)分までの番組平均世帯視聴率は、8.0%。2011年7月18日(月)の放送では、歴代最高世帯視聴率となる16.4%を獲得している(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。
<小倉智昭 コメント>
マイク生活50年のうち、『とくダネ!』の22年間は貴重な財産となりました。毎朝3時起きで、大病もありましたが、長く続けられたことに自分でも驚いています。
視聴者、出演者、スタッフ、家族、友人、みなさんが私を支えてくれました。まだ、全てをやり遂げてはいませんが、そろそろ次世代のキャスターに席を譲る時が来たようです。
私個人としては、まだ心が動かされるものがたくさんあります。それらに時間を費やしながら、許されるならマイクの前に立ちたいと思います。
長きに渡り『とくダネ!』をご覧いただきありがとうございました。もうちょっとだけお付き合いください。