石田ゆり子とリリー・フランキーを起用したアフラック生命保険株式会社の新TVCMが1月15日(金)より、全国で順次オンエア開始される。
本CMは、石田扮する「ゆり子さん」と、リリーが声を担当する顔立ちも体つきもアヒルっぽい紳士の「アヒル氏」と、アヒル氏のペット「アフラックダック」が登場。
アヒル氏が医療保険の話をすると、「私、アヒルさんと過ごす時間ももっと充実させたいな…」「私のアヒルさんへの気持ちもムダじゃないといいんだけど…」と微笑むゆり子さんなど、今後の関係が気になるストーリーとなっている。
撮影は昨年の11月中旬、都内近郊の海岸、公園、スタジオなどで3日間に渡って行われた。
晴天に恵まれた初日の海岸のシーンでは、現場入り早々、自らが晴れ女であることを明かした石田。
「あ、富士山が見える!」と石田が指差す方向にかすかに富士山の姿が。幸先の良いスタートに、石田と制作チームも、テンションが上がったそう。
また、アヒル氏が石田に身振りや手振りを交えて、熱心に話しかけるシーンでは、リモコンでコントロールするアヒル氏の瞬きのタイミングや顔を覗き込む角度など、繊細なアクションが求められ、何度もテイクを重ねる場面も。
それでも石田とアヒル氏は集中力を切らすことなく、毎回フレッシュかつ印象的な芝居を披露したという。
<石田ゆり子&リリー・フランキー コメント>
――石田さんとリリーさんがご一緒するのは、いつ以来でしょうか?
リリー:1年ぶりですかね。ゆり子さんと最初にお会いしたのは、海老名のパーキングエリアで、ベンチに座って、さつま揚げか何かを食べている姿を、僕が発見したんですよ。
「あ、石田ゆり子がいる!」って。しかも、満面の笑みで食べていましたよ。
石田:海老名でしたっけ、あれは(笑)。私はいつも撮影の帰りに、パーキングエリアへ寄って、ちょっと美味しいものを食べる時間を楽しみにしているんですよ。
――お互いの印象をお聞かせください。
石田:ユーモアあふれる素晴らしい大人の男性という印象です。私も子供の頃からずっと周りに「リリー」と呼ばれていたので、男性なのにリリーさんという名前がとても新鮮でしたし、ご一緒する前からイメージが頭の中にありました。
リリー:この前、ゆり子さんが「Lily(リリー)」というフォトエッセイを出されていて、そのタイトルを見たとき、僕も自分のことのように嬉しかったです。
石田:以前、撮影の現場にフルーツサンドの差し入れをいただいたんですけど、リリーさんの差し入れっていつも、すごくかわいい食べ物なんですよね。
リリー:差し入れには生のもの、今日食べないといけないものを持っていく、というこだわりがあって。だから、お芝居よりも差し入れに集中していることが多いかもしれません(笑)。
石田:とても素敵な差し入れで、リリーさんのセンスを感じました。
――撮影の感想をお聞かせください。
石田:久しぶりにCMを丁寧に撮ったなという感じですね。最近はスタジオが多くて、撮るのも早いんですけど、今回は全部ロケで、びっちり3日間かけて撮影したことが印象に残っています。
――今回から初登場したアヒル氏との共演はいかがでしたか?
リリー:アヒル氏とゆり子さんの間に、これから何かありそうな伏線がありますよね。
石田:そうですね。私の気持ちの中では、大好きな人に魔法が掛かって、アヒルさんのような形になったのかなと。
だから、人間だと思っていましたし、そういうシチュエーションを自分で勝手に作りながら撮影していました。
これからもユーモアと、清純さみたいなものと、大人の男性の成熟した感じと
いう、この3つを持って接してくれたら嬉しいなと思います。
リリー:そんな人の声をやるなんて光栄です。間接的にですが、共演している気になりますね。
――リリーさんなら石田さんと仲良くなるために、どう距離を詰めていきますか?
リリー:ゆり子さんはすごく常識人なので、特別なことをしなくていいというか。あんまり緊張感を持っていろいろ考えると、見透かされそうですからね。
石田:そうですね。もしリリーさんとどこかへお出かけするとしたら、ただのお散歩とか。
リリー:お散歩の途中でお惣菜か何かを買って、公園で食べるとか。
石田:いいですね、お惣菜。普通に2時間ぐらい、お散歩できそうな気がします。
リリー:なんか楽しそうですよね。何気ないこと、何でもないことを共有できる人が一緒にいて一番楽しいんじゃないでしょうか。
お散歩とか、公園のベンチで豊かに過ごせる人は理想的です。
――医療保険について、どのように考えていますか?
石田:日々、元気で安心して暮らすために、保険というのはやっぱり絶対に必要だといつも思っています。今回の保険も、1日の入院で10日分が出るのは、とても素晴らしいなと思います。
リリー:やっぱり友達と飲んでいても、保険の話にはなりますよね。病気の話から、保険の話になって、最終的に墓石の話になることが多いです。
――「保障が充実」というコピーにかけて、充実しているなと思うのはどんなときですか?
石田:やっぱり仕事と私生活のバランスが取れているときは、充実しているなと思います。今年はうちにいることが本当に多かったので。
リリー:僕は感じたことがないんですよ。日々乾いてるんでしょうね。ゆり子さんはどういうときに幸せだなと思いますか?
石田:私は普通に夕焼けとか、朝焼けを見る時ですね。特に朝焼けが好きで、それが見たくて、夜中に起きるぐらいなんですけど、見るだけで「わぁ~、幸せ」と思います。
早起きは三文の徳と言いますが、私にとってはそれ以上の徳があるというか。あの瞬間を見られるのは、本当に人生の幸せです。
――もうひとつの「ムダがない」というコピーにかけて、ついついやってしまうムダなことは?
石田:いっぱいありますよね。むしろ一見ムダだと思えるもののなかに真実があるような気が。
朝起きると、私は豆から挽いてコーヒーを淹れるんですけど、その時間だって、ムダだという人にはムダですよね。でも、私はその時間がとても好きなんです。
リリー:ムダと思われるようなことこそ、人によっては贅沢なことですもんね。たとえば、同じお酒が家にあって、わざわざそれを外へ飲みに行くわけじゃないですか。
家で飲めばいいじゃん、同じお酒なのにって。でも、飲みに行くムダに意味があるというか。何をムダと感じるかは、それぞれの価値観ですよね。
石田:私もそう思います。
――おうち時間はどのように過ごしていましたか?
石田:私は以前から英語とギターを習っていたんですけど、楽器もネットで習えるというのは新しい発見でした。本当に私はクラシックギターの音が大好きで、上手くなりたいです。
リリー:コーヒーの匂いのする部屋で、飼っている動物たちに囲まれて、ギターを弾いてるって、それはもう、ほぼ絵の世界ですね。