1月16日(土)、映画「劇場版ポルノグラファー~プレイバック~」映画化記念イベントが行われ、竹財輝之助、猪塚健太、吉田宗洋、三木康一郎監督が出席した。
「ポルノグラファー」は、官能小説家の木島理生(竹財)と大学生・久住春彦(猪塚)のラブストーリー。2018年にFODで連続ドラマ化した際に、BL漫画原作で初連続ドラマ化されたことが話題となり、FODで最速100万回再生を突破。地上波でも放送された大ヒット作だ。
今作は、第1作目の「ポルノグラファー」で恋人となった木島と久住のその後が描かれる。
この日は、1月18日(月)から配信が開始される劇場版のプロローグ「ポルノグラファー~春的生活~」のFOD先行配信が行われ、その後、無観客ライブ配信でトークイベントが行われた。
まずは竹財が「“グラファー”(「ポルノグラファー」のファンの呼称)の皆さんこんにちは!初めましての方もこんにちは。ついに映画化ということで、これ(配信)を見てくださっている方々のおかげしかないと思っています!」と、挨拶とファンへの感謝を。
続く猪塚が、さわやかな笑顔を見せながら「映画化やったぜー!」と喜びを爆発させると、吉田が「うわ、それやろうと思ったのに~!」と悔しそうな表情を見せ、一同爆笑。猪塚はさらに「映画を楽しみにしてもらいたいのはもちろん、皆さんも広報担当ですので、ここからが腕の見せ所です(笑)」と、映画の公開を盛り上げてもらえるように、ちゃっかりお願いをして笑わせた。
吉田は、改めて「取られちゃったんだよな…」とぼやき、猪塚から「やってもいいですよ!」と許可をもらうと、中腰になり「皆さんっ!準備はいいですか?」と配信を見るファンへ呼びかけ。その勢いの良さが気になった様子の竹財は「プロレスラーみたい…」と爆笑。
そんなことも気にすることなく、「映画化記念やったぜ!と(自分が)言ったら、『やったぜ!』と言いましょう」と、ファンとの掛け合いを提案し、「映画化記念やったぜ!」と拳を掲げた吉田。しかし、会場は無観客ということもあり、竹財の笑い声だけが響いていた。
三木監督は、「ドラマを2作やりまして、『3作目どうする?』という話になった時に、はじめはFODとフジテレビでやろうかという話になったのですが、どうせなら違う形で終わらせるのはどうかな、と。松竹さん協力のもと、映画にすることができました」と、映画化の経緯を明かした。
「~春的生活~」と「~プレイバック~」の公開を間近に控えた心境を聞かれた竹財は、「三木さんの画って『映画っぽいな』とずっと思っていたのですが、今回さらに『映画っぽい』『ちゃんと映画になっている』作品で。素人みたいなんですけど(笑)。それに感動したのと、個人的に映画がすごく好きなので感無量です。約3年関わらせてもらって、こんな贅沢な時間を過ごさせてもらって感謝です」と、感激した様子。
あまりテンションの上下が見えない竹財だが、「本当にうれしい」と見せた笑顔からは、喜びがあふれていた。
映画のシーン写真と原作漫画を比較するコーナーでは、撮影の裏話も。吉田演じる城戸は、今作ではあまり出演シーンがないものの、三木監督いわく「(吉田が現場に来た時に)懐かしさがあった」そう。というのも、映画のほとんどは豊橋で撮影し、終盤に東京でのロケが行われ、吉田はそこからの参加だったのだとか。
また、猪塚によると「ドラマの時と映画ではスタッフさんが変わっていて、ドラマの時の吉田さんの話を僕らから聞いていたスタッフさんが『ついに吉田さんが来る!』と(笑)」と、現場は濃いキャラの吉田に対する期待感に満ちていたという。その中でのクランクインだったため、当の吉田は「変に緊張感があったんです」と、心境を明かした。
イベントの終盤には、Twitterにリアルタイムで呟かれたコメントを読み上げたり、猪塚の提案で配信を見ているファンに向けたスクショ(スクリーンショット)タイムを設ける場面も。「スクショって何?」という三木監督を含めた4人が手を振るなどポーズをとり、ファンとの交流を楽しんだ。
最新情報は、映画「劇場版ポルノグラファー~プレイバック~」公式サイトまで。