お笑い芸人のマヂカルラブリー(野田クリスタル・村上)が吉本総合芸能学院(NSC)現役生に芸人としての生き方やネタ作りの秘訣、賞レースの勝ち方などを教えるオンライン特別授業が、1月17日(日)に行われた。

講義は全国のNSCの生徒からの質問にマヂカルラブリーが答えていくという形で進行。

受講生から、「独特なスタイルのネタを貫き続ける秘訣」を質問された村上は、「独特なネタをやろうと思ってできたわけではないし、普通に作ってたら、ああなったっていう感じだから」とコメント。

野田は、「隙間産業よ、やってることは。そっちのほうが楽だからやってるだけで。だからそんなことをやってたら、こうやって“貫き続けた”とかいい方向にとらえられるから、みんなが勝手に」と本音で教鞭を執った。

村上も、「無理してしゃべくり漫才みたいなやつに挑戦したって無理なものは無理だから」と話し、野田は「挑戦しなくていいと思うよ。勝てば官軍だからマジで。流されないっていうか無理しない」とアドバイスを送った。

特別講義終了後、マヂカルラブリーの2人にフジテレビ『めざましテレビ』の藤本万梨乃アナウンサーがインタビューした。

今月の『めざましテレビ』のマンスリー・エンタメプレゼンターを担当しているマヂカルラブリー。

すでに2回出演しているが、不満もあるようで野田は「もうちょい軽部(真一)さんのことをイジりたいなと思っているんですけどね。イジりたいしイジられたいし。まあソーシャルディスタンスとかあるんで…。いつかは相撲とかしてみたいですね。軽部さんと」と告白した。

村上は、「鈴木唯アナがまったく興味ないんですよ。僕たちに…あの人」と明かすと藤本アナは「でもたぶん、おふたりに限った話じゃ…(笑)」とフォローを。

それを受け野田が「今、全員に興味ない子だって言った!」と興味を示すと、野田は「僕、足を今ケガしてて、ちょっとかばって歩いているんですよ。ケガしてるっていうのを(出演)1回目のときに言っているのに、2回目のとき『変な歩き方~』とか言ってるんですよ」と振り返った。

続けて、「全部忘れてるんですよ。興味ないから。あと、興味ないにしても『変な歩き方』って言っちゃダメじゃないですか(笑)。どうかしてますよ!」と苦言を呈した。

野田が、「興味もない、モラルもない…」と感想を漏らすと、藤本アナは「あっ。ゲームすごく上手です!」と、野田は「ゲームがうまい?それだけだ!」と笑いながら答えた。

また、「2021年の目標・野望」を聞かれた村上は、「(M-1に)優勝してこれでもう(野望は)終わりという感覚になるかと思ったんですけど、結局『漫才か漫才じゃないか』とか、色々な論争になってますんで、本当に国民全員に愛される芸人を目指して“いい人”をアピールしていきたいです」と語った。

野田は、「僕は逆に世間が漫才論争になった瞬間がすごくワクワクしたので、また他の大会にも出て『笑いとは何なのか?』というのを国民全員で考える時間が欲しいですね。それを作り出す存在になりたいですね…」と明かした。

そして最後に、「お笑い王に…俺はなる!」と締めくくるも村上も藤本アナも反応できずに無言の時間が続き、藤本アナの「…。ありがとうございました!」という言葉で締めくくられた。

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