1月21日（木）、舞台「『Mogut』～ハリネズミホテルへようこそ～」東京公演の報道陣向け開幕直前取材が開催され、塚田僚一（A.B.C-Z）、細見大輔、菅原りこ、田村雄一、辰巳琢郎、演出の鈴木勝秀が登壇した。
本作は、イギリスのハリネズミたちの住む世界を舞台にしたおとぎ話に軽快な大人テイストを盛り込み、舞台オリジナルのロック・ミュージックを織り交ぜた“ハードで純粋な”エンタテインメント作品。
ハリネズミ専用のホテルに「どうしても泊まりたい」モグラの“モグー”を演じる塚田は、約4年ぶりとなる単独主演舞台に「何としても全公演を無事に終えたいです！」と、すでに大阪公演を終えたからこその意気込みを見せ、「このタイミングだからこそステージに立てる喜びを噛みしめています」と語った。
「少人数での舞台が初となるので、緊張でいっぱいでしたが、東京公演を迎えて身が引き締まる思いです」とキュートな笑顔を見せた菅原は、「今日はありがとうございました」とあいさつを締めくくると、塚田から「まだ、舞台終わってないよ！天然なんです（笑）」とツッコまれ、笑いを誘った。
舞台はソーシャルディスタンスが徹底されており、役者同士が接触することがない構成に。稽古中もマスクとフェイスシールドを装着していたという塚田が、「アクロバットのシーンでどうやったらフェイスシールドが取れないかを試したり、そういう楽しみを見出していました」とコメントすると、辰巳は「前向きなところはモグーそのものだね」と、役柄を重ねて称えた。
また、アクロバットを披露するシーンも多いとのことで、「年末からかなり体が仕上がっているので、一番いい状態です。だから舞台で見てもらえるのが嬉しい」と肉体についても胸を張った。
取材陣から「単独主演は寂しくないか？」と聞かれると、「出しゃばりな河合（郁人）がいなくてよかったなって」とこぼしながらも、「でも河合からは大阪公演初日に『初日おめでとう』ってメールをもらいました」と仲の良さをうかがわせた。
同じジャニーズ事務所に所属するNEWS・加藤シゲアキの小説「オルタネート」（新潮社）が直木賞にノミネートされるも受賞を逃したことについて触れられると、「本は好きですが、まだ読んでいないです！」と元気に正直に答えながらも、「本を書くジャニーズの人はたくさんいるけれど、ここまで切り拓いていったのは本当にすごいこと」と目を輝かせた。
加えて本日、「オルタネート」が本屋大賞にノミネートされたことについては、「もし実写化されてモグラの役があったらいつでも行けるので！」と“塚ちゃんスマイル”で締めくくった。
舞台の最新情報は「『Mogut』～ハリネズミホテルへようこそ～」オフィシャルサイトまで。
