毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。
1月31日(日)の放送は、映画「ヤクザと家族 The Family」で、主演の綾野剛、主題歌を担当した常田大希(King Gnu)、監督の藤井道人が登場する。
綾野と常田の出会いは「瞬間的に波長が合った」
綾野:藤井監督と、常⽥⼤希くんと俺、そもそもこの3⼈で朝の番組に出ていいのかって話なんだけど(笑)。
常⽥:俺、初めてかも。
綾野:朝?朝(の番組)初めて?
常⽥:うん。
綾野:俺、⼀応朝ドラやらせてもらってたから。
常⽥:⼤先輩。朝の⼤先輩。
綾野:(笑)。
プライベートでも仲の良い綾野と常田の出会いは、2年ほど前にさかのぼるという。「瞬間的に波長が合った」という出会いを語る。
男だらけの「クリスマス・イブ」に現れた常田の意外な姿
「必ず何か一緒に作品をやりたいね」と思っていたという綾野と常田。常田と藤井が初めて会った日(綾野も一緒)は「クリスマス・イブ」だったそうで…。
藤井:あのときは、すっごい緊張しましたよ。
綾野:言ってたね。会う前から「緊張する」って言って…。
藤井:常田くんは、同じ世代ではあるけど、すごい才能がボーンと出てきたのをずっと横から見てたから。
藤井は、会う前から常田の存在を意識し「どんな変な人なんだろう?」と想像していたというが、現れた常田は意外な姿だったと回顧し、一同は笑い合う。
「ちょっと怖い(笑)」綾野の食へのこだわり
また、食にこだわりのある綾野と食事した際のエピソードも。
常田:剛ちゃんの飯へのこだわりは、ちょっと…怖いよね(笑)。
綾野:「怖い」言うな!
藤井:食べ方とかも「こうすると、より美味しいよ」とか、「こういうお酒が合うんだよ」とか。
常田:すごいよね。
藤井:全部教えてくれるじゃないですか。みんな「なるほど」とか言ってやるんですけど、合っているのかわからなくて。美味しいんだけど、その「より美味しい」とか、そういうのがわからないから(笑)。
常田:そうそうそう(笑)。
「全部、店の人が教えてくれたまんま言ってるんだけど…」と話す綾野は、食にこだわるようになったきっかけを明かしていく。
クリエーターが「プレッシャーを感じるとき」
また、3人は作品を作るうえでの「プレッシャー」について語っていく。
藤井:(常田に)一番プレッシャーがかかるときって、デモを作る瞬間なのか、リリースする瞬間なのか。
常田:プレッシャーとか感じます?俺は全く感じないかも、そこは。
藤井:俺は、公開するときとかやっぱり緊張する。
常田:あ~!反応的な?
藤井:うん。(最初の試写である)初号が一番緊張する。映画が完成して初めて剛さんとか、スタッフに見てもらうときが、すごく嫌だ。
綾野:(常田に向かって)そういう意味では、昨日、目撃したようなものかもね。
常田:確かに。緊張したかも。ちょっと。
番組収録の前日のこと。アルバム制作中の常田に差し入れを持って行くと、ちょうどでき上がったところで、綾野が初めての聴き手になったという。聴き終わった綾野からは「謎の誉め言葉」(常田)が飛び出したそうで…。
そのほか、映画のテーマである「家族」について、幼少期の話など、役者、クリエーター、監督として「制作すること」への熱い思いを持つ3人ならではのトークが展開される。