1月29日(金)の『ダウンタウンなう』は、「人志松本の酒のツマミになる話」を放送した。

“酒のツマミになれば何をしゃべってもOK”というルールのもと、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うこの企画。

MCは、松本人志とさまぁ~ず(大竹一樹、三村マサカズ)。ゲストに、大橋未歩、佐藤隆太、Matt、丸山桂里奈が集結した。

佐藤隆太が妻のために持ち歩くものに女性陣感激

まずは、大橋が「夫に納得いかないことがありまして…」と告白。夫にサプライズをしかけてプレゼントを渡したが、「『気に入らない』と言われて、返品させられた」という。

そこからサプライズの話題になると、松本は「される側からすると、喜ばないといけない」と本音をポロリ。三村も「ハラスメント的なね」と同調した。

そんな否定的な意見が上がる中、佐藤が自身のサプライズ方法を明かした。

佐藤:日常的なところで散りばめたほうが、気取りすぎてないと思うから、旅行に行って「あれ忘れた」って奥さんが言ったときに、全部「あるよ」って出したいんです。

一同:(納得して)あぁ。

佐藤:たとえば、メイク落としとか…。

大橋&丸山:(目を丸くして)すごーーい!

予想外のモノの名前が上がったため、女性陣は沸き上がり、松本は「めちゃくちゃ好感度高いな!」と反応。

佐藤は、仕事でもらったサンプルをバッグに入れておくだけと説明したが、細やかな気遣いに三村は「すげぇ」と感心し、一方で大竹は「なんかコワイ」とつぶやいて大ウケとなった。

Mattの告白に、松本人志「ある意味サムライだよね」

普段、酔っ払って失敗することが多いという大竹は「お酒で失敗したことってありますか?」と問いかけた。

大竹は酔って帰ってきたときに、マンションの別の階の家を開けてしまったことがあり、「(ドア)開けたら暗くてわからなくて…。犬飼ってないのに犬出てきちゃって」。さらに、「自分の部屋に入って。洋服積んであるんですけど、その上に、いっぱいおしっこしちゃったことがある」と珍体験を語り、一同は大笑い。

一方、「あまり酔わない」というMattは、お酒や食事の席での別の悩みを告白した。

Matt:一番心配してるのは、この“塗装”が剥がれてくる…。

佐藤:(キョトンとした顔で)塗装?

この“塗装”発言に、一同困惑。松本も食いつくように「自ら“塗装”って言うの!?」と聞き返した。

Matt:この化粧のまま食事に行ったりするので、この化粧が剥がれていくのが怖いみたいな。Mattだったのに、“桑田”が出てきちゃうみたいな…。

一同:(笑)。

Matt:それがすごい心配ですね。ここらへん(目の周り)はMattなんですけど、ここらへん(口の周り)が桑田になってきて…。

半分半分のMattを想像してか、笑いがこみ上げた一同は、やがて大爆笑。

松本は「気を張ってる、ある意味サムライだよね。いつ敵に襲われるかわからない」とコメント。Mattは、目の前にある化粧ポーチを指さし、常備していることをアピールした。

その横には扇風機も置いてあり、汗をかかないためかと思われたが…。「僕は、マライアキャリーの気持ちで、ずっと風になびいていたい」と告白。松本は「風鈴か!」とツッコんだ。

大橋未歩が語る「二股かけられてタクシーから…」

「酔ってやらかした話」に戻り、松本は大橋に話を振る。

すると、言いにくそうに「万札を握りしめてタクシーから路上に吐いたことあります」と一言。一同が状況をつかめずにピンと来ていないでいると、大橋は口ごもっていたものの「二股をかけられていたことがあって…」と口を開き、松本は、吹き出すように唇をプルプルプルっと震わせて苦笑い。

「いい入り口ですね」(佐藤)、「タイトルとしてはすごい」(三村)と、みなキーワードだけで惹きつけられた様子。

詳細を聞くと、大学生のころ、付き合っていると思っていた人の家にいたところ、夜中に別の女性が訪ねてきて、1万円札だけ渡されて帰らされたという。

帰りのタクシーで気持ち悪くなり、「万札を握りしめながら路上にリバースしたという話です」と、大橋は泣きそうな顔。聞いていた一同は、笑うしかない。

そのときは、自分を客観的に見て「今、私は人間の底だな。底にいるな」と思い、吹っきることができたという。語り終えた大橋は「飲んでいいですか」と言って、目の前のお酒を口に含んだ。

丸山桂里奈が目撃!?耳たぶとアゴが長い宇宙人

最後は、「UFOを見たいんです」と切り出した佐藤に対し、丸山が「絶対います」と割り込み、そこから、怒涛のUFO目撃談が始まった。

丸山は、アメリカでサッカーの試合中に「円盤とひし形と細長い鉄みたいな(UFOを見た)。ぐるぐると回っていた」と、目撃談を詳細に語る。不思議な話に、このときまでは一同興味深く聞いていたのだが…。

丸山:あと、1個いいですか。フジテレビの湾岸(スタジオ)歩いていたら、耳たぶが下についた人を見たことあります。

突拍子もない話に一同ポカーン。佐藤は「どういうことですか?」と前のめりになり、大竹は「耳たぶが何?立った状態で!?」と困惑し、松本は「おまけでいう話じゃないよ。メインディッシュだぜ」とツッコんだ。

スタジオの廊下ですれ違ったが「すぐ振り返っちゃダメだと思ったので、ちょっと経って見たら、あっちもこっち見てました」と平然と語る丸山。

誰もぶっ飛んだ話についていけなかったが、丸山は続けて「耳がこれくらい(肩幅くらい)大きい人もスクランブル交差点で見たことあります」とお構いなし。

「新しいやつ?」(大竹)、「(前の話を)消化してないのに…」(三村)と戸惑っていると…。

丸山:コンビニにもいるし。

一同:え!?

松本:すげぇ出てくる(笑)。

丸山:アイス(のケース)のところにアゴが刺さってる人がいたんですよ。

三村:なんかが長い!

丸山:それで…。

松本:アゴアゴ君。

三村:なに?ガリガリ君の変身みたいな(笑)。

奇想天外な話にじわじわと笑いが広がっていき、松本がガリガリ君の歌に乗せて「アーゴアーゴ君、アーゴアーゴ君♪」とふざけると一同大ウケ。松本も「腹痛い、腹痛い」と笑った。

マイペースな丸山は「なかなか言える場所がないので、今日言えてよかったです」と満足げ。だが佐藤は、「聞く相手を間違えたかもしれない。スケールが大きすぎて」と苦笑した。