2月8日(月)21時より放送の、フジテレビ『監察医 朝顔』第13話に、赤楚衛二が出演する。赤楚は、月9初出演となる。

第13話では、朝顔(上野樹里)たちのもとに65歳の女性の遺体が運ばれてくる。女性はいわゆる独居老人で、自宅で一人、孤独に亡くなっていた。朝顔たちが解剖を始めると、女性は両手足の指、さらには臓器までもが壊死(えし)していた。

解剖の結果、女性は敗血症により亡くなったことがわかった。敗血症は、細菌などの病原体が血管内に入って体中に広がることで発症し、全身が炎症反応を起こしたような状態になる。

朝顔は何が原因で女性が敗血症になったのか調べるため、女性が一人で暮らしていた集合住宅の部屋を訪れる。女性の部屋は一見、特に変わったところはないが、冷蔵庫を空けると、一人暮らしにしては食材の買いだめが多いように見られ、中でも肉類がふんだんに詰められていた。

朝顔は女性が暮らしていた部屋の隣に住む宮田市郎(赤楚)に、ここ数日で何か気づいたことはないか、話を聞きに行く。すると亡くなった女性は、「作りすぎた」と言っては料理のお裾分けを頻繁に宮田にしていたらしく、女性が亡くなる前日も、宮田はハヤシライスのルーをもらったことを明かす。宮田はまだルーに手をつけておらず、朝顔は、そのルーを調べさせて欲しいと頼むのだが…。

赤楚演じる宮田市郎に朝顔が出会うことで、隣人の女性の死の裏に秘められていた、切なすぎる行動が明らかになる。

赤楚は、2015年より俳優として本格的に活動。以後、数々のドラマ、映画、舞台に出演。2020年は、初の単独連続ドラマ主演作となる『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京)が大ヒット。日本では「TSUTAYAプレミアム/TSUTAYA TV見放題作品」の歴代視聴数の記録を更新。ドラマの人気は海を越え、中国などのアジア圏を始めとする海外でも熱狂的なファンを生み出し、今年1月に赤楚が中国語圏最大のソーシャルメディア・Weibo(微博)の公式アカウントを開設すると、中国語の喜びの声が殺到する事態に。2021年はさらなる躍進が期待されている。

<赤楚衛二 コメント>

――赤楚さんにとって初の月9ドラマ、『監察医 朝顔』に出演することになった気持ちは?

ずっと見る側だった月9に出演させていただけて光栄です。

――撮影はいかがでしたか?

上野樹里さんをはじめ、杉本哲太さん、三宅弘城さんとお芝居できて、「なんて贅沢(ぜいたく)な1日なのだろうか」と思いました。

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

近隣の人との繋(つな)がりが希薄になった一人暮らしの男の役を演じてみて人の温かみ、他人との距離感をすごく考えさせられました。短いシーンではありますが、ぜひお楽しみください。