2月11日(木)22時より放送される、フジテレビ『知ってるワイフ』第6話から、小関裕太がレギュラー出演することが決定した。小関がフジテレビ木曜劇場に出演するのは、初めてのこと。

小関が演じるのは、主人公・剣崎元春(大倉忠義)の妻・沙也佳(瀧本美織)が利用するフラワーショップのアルバイト店員・上原邦光(うえはら・くにみつ)。

甘いマスクでやさしい気遣いのできる上原は、客からの評価も高い。上原は、高級住宅地にある剣崎家へ配達で何度か訪れていたにもかかわらず、沙也佳は彼のことを覚えていなかった。しかし、上原がプライベートでスケボーをしているときに偶然再会することにより、次第に距離を縮めていくことに。沙也佳は、夫の元春とは違った魅力を持つ上原に惹(ひ)かれていくようになる…。

今回上原を演じる小関は、『天才てれびくんMAX』(2006~2008年/NHK)のテレビ戦士として活躍しながら幼少の頃より芝居の経験を積み、その後もドラマ、映画、舞台など多方面で活躍。昨年は、ドラマ『来世ではちゃんとします』(テレビ東京)や映画「みをつくし料理帖」などに出演。今年はすでに連続ドラマ『おじさまと猫』(テレビ東京)、ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」に出演し、今後も映画「ライアー×ライアー」の公開(2月19日)が控えている。

<小関裕太 コメント>

――『知ってるワイフ』出演が決まった際の心境は?

非常にうれしかったです。台本を最初にいただき、ものすごく面白くてファンになりました。

――『知ってるワイフ』にどんな印象をもっていますか?

大倉さん演じる夫・元春の「仕事で上手くいかない時期に、家くらいは何も考えないでいたい」という気持ちも理解できるし、広瀬さん演じる奥様・澪の、子どもとの時間と家事に追われながら、旦那はちゃんと家庭と向き合ってくれず、認知症の母を持ち、その上その悩みを打ち明けられずにいるという苦悩にも寄り添いたくなる。

そんな家庭環境の描写がとてもリアルに描かれていて、引き込まれました。えっ、誰が“知ってるワイフ”なの?澪?それともお母さん?というミステリー部分にもワクワクしました。

――小関さん演じる上原邦光は、どんな役どころですか?

花屋さんでバイトしている青年で、マインドはストリート系。格好もノリもスケボーで移動するようなところにもキャラクターが表れています。

役づくりとしては、特にスケボーに力を注ぎました。今までやったことがなくて、初の挑戦でした。スケボーは彼のアイコンなので、注目していただきたいです。

彼の恋愛は積極的に攻めるタイプです。突然現れ、瀧本さん演じる沙也佳さんにアタックしていくのですが、演じる上では上原くんの持っている“自信”を大事にしました。失うものがない彼のアタックには要注意です。

――初共演となる瀧本さんとの撮影はいかがでしたか?

普段はとても穏やかな瀧本さんと、「用意スタート!」と監督の合図がかかった瞬間の瀧本さんは全く別人で、プライドが高く近寄り難い沙也佳さんが、僕の目の前にいました。

そのおかげで僕も上原くんを“演じよう”とせずに、自然に上原くんになることができて、リラックスして撮影に挑めました。いかにして沙也佳さんの心に近づこうかということを、上原くんとしてずっと考えていました(笑)。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

1話からオンエアを拝見していて、面白く見ていたので参加できることをうれしく思います。

この出来上がった世界の中に、いいスパイスとして飛び込めていたら光栄です。いろんな意味でハラハラドキドキな展開が待っていますので、6話以降もぜひ楽しみにしていただけたらと思います。