中国最大のSNS「WEIBO(ウェイボー)」が主催する「WEIBO Account Festival in Tokyo 2020」が、2月4日(木)、東京・八芳園にて開催された。

WEIBOで活躍をし、中国でも大きな影響力を持つ著名人や日本企業を表彰する本イベント。

「話題俳優賞」を受賞した赤楚衛二は「役者をはじめて6年目になりました。『賞を獲りたい』という気持ちはおこがましいと、『一つひとつの作品をいい作品にしよう』と頑張ってきたんですが、結果的にこうした評価をいただけて本当にうれしいです」と喜びを語り、「僕もまだまだこれからだと思うので、もっともっとこれからも精進していきたいと思います。どうぞこれからも応援よろしくお願いします」と意気込みを口にした。

授賞式後に行われたマスコミ向けの取材会で、「日本だけでなくアジアで評価していただけたということは、本当に光栄だなと思いますし、役者をやっていて良かったなと思いました」と、改めて心境を語った。

また、国境を越えた応援の声はSNSなどを通じて届いてくるそうで、「本当に大変な世の中だけれども、(赤楚が出演する)ドラマを見たことで心が救われた」といったコメントが特に印象に残っていると話した。

最近では特に活躍を見せている赤楚だが、忙しさの変化は今のところはあまり感じられていないという。「年末年始もゆっくりできました」と微笑むと、続けて「ただ、すごくお仕事をいただけていて。まだ公開できない作品もありますので、そこらへんはぜひお楽しみにしてください」と、ファンの期待をあおるコメントを残した。

最後に2021年の目標を聞かれると、「もちろん、日本でもたくさんお仕事をやらせていただきたいんですが、アジアでもお仕事ができたらなと思います」と、世界を見据えた志を覗かせた。

全ての質疑応答を終え、取材会の幕が閉じようとしたところで、ふいに「最後に一言いいですか?」と声をあげた赤楚。「先ほどの授賞式で、中国語の挨拶ができなくて、それがめちゃめちゃ悔しくて」と話し、息を整えると、中国語で挨拶(初めまして、赤楚衛二です)を披露し、取材陣から笑いが起こる中、満足そうにその場を後にした。

<イベントの様子を動画でも紹介>