4月より、フジテレビでは、竹野内豊主演の月9ドラマ『イチケイのカラス』を放送する。
民放連ドラ初となる刑事裁判官が主人公の本作。竹野内演じる東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間(いるま)みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(さかま・ちづる/黒木華)らイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描く。
このたび、イチケイメンバーであり、裁判所書記官の石倉文太(いしくら・ぶんた)を、新田真剣佑が演じることが決定した。新田は月9初出演で、竹野内、黒木とは初共演となる。
新田が演じる石倉文太は、みちおら裁判官をサポートする裁判所書記官の青年。裁判所書記官は、裁判の記録や調書などを作成・保管するほか、裁判所主導の現場検証を行う際にはスケジュールを調整したり、検証に立ち会って記録したりと、縁の下の力持ちとして裁判官を全面的にサポートする役割を担う。
石倉は、書記官として適正かつ迅速な裁判運営を支える一方で、持ち前の人なつっこい性格とチャーミングな笑顔で、場を明るくもり立てるムードメーカー。書記官になる前からみちおのファンであることを公言しており、自由奔放なみちおをしっかりとサポートしながら、みちおに振り回されるイチケイメンバーとの間で橋渡し役として活躍している。
また、坂間に好意を抱いており、無意識に目で追ったり、何かにつけて思わせぶりなそぶりを見せたりする場面も。ド真面目な坂間には、毎度けげんな顔をされてばかりだが、それでもお構いなしと言わんばかりに、人なつっこい態度で心の距離を縮めていく。
マイペースで自由奔放なみちおと、みちおの一挙一動に頭を抱える坂間、そして、その状況をどこか楽しんでいる様子の石倉。3人が織り成すチーム感と、コミカルで軽妙な会話劇が展開される。
また、石倉は元傍聴マニアという一面を持ち、書記官になる前から幾度となくみちおの裁判を傍聴してきた。その中には、みちおがかつて弁護士バッジを捨て、裁判官へと転身するきっかけになった、ある事件の裁判も含まれているようで…。謎多きみちおの素性を知る数少ない人物として、物語のカギを握る。
<新田真剣佑 コメント>
――『イチケイのカラス』はどんな作品ですか?
今まであまり見たことのない裁判官目線のお話なので、とても興味深く台本を読ませていただきました。撮影現場では、いつも竹野内さん、黒木さんたちと一緒で、とても楽しくやらせていただいています。
――竹野内豊さん、黒木華さんの印象は?
竹野内さんとは、子どもの頃にお会いしており、久しぶりにお会いでき、こうして共演させていただけることをうれしく思っています。
黒木さんとも初めてご一緒させていただくのですが、一度舞台を見させていただき、とても感動したので、今回も勉強させていただけたらと思っています。
――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
長い期間をかけて、みんなで大切に撮影しています。放送をぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。そして、若手でありながらも懸命に頑張っている石倉の姿を、同世代の方にも伝えられたらと思っています。