3月26日(金)21時より、フジテレビで放送される、十三代目市川團十郎白猿襲名記念ドラマ特別企画『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』で、川﨑皇輝(少年忍者/ジャニーズJr.)が信長の少年期の役を演じることが決定した。
川﨑は、2012年にジャニーズ事務所に入所。少年忍者のメンバーとして活躍している。タップダンスやアクロバットを得意とする一方で、ドラマなどにも意欲的に出演。そんな川﨑が時代劇に出演するのは、今回が初めてのこととなる。
川﨑が演じるのは、信長の少年期。当時、竹千代(後の徳川家康・高橋來)は織田方の人質として那古野神社に幽閉されていた。信長は、茶筅髷(ちゃせんまげ)や膝丈までの袴(はかま)、そして腰からはひょうたんを下げているといった風変わりないでたちで竹千代の前に姿を現し、竹千代を驚かすのだった。信長の幼少期・吉法師役は堀越勸玄が演じることがすでに発表されている。
<川﨑皇輝 コメント>
――今回の出演の話が来たときは、どんな気持ちでしたか?
お話をいただいたときは、初めての時代劇に出演させていただくのと同時に、日本人誰もが知っている織田信長という大きな役をいただけて、とてもうれしかったです。
しかも、市川海老蔵さんの市川團十郎白猿襲名を記念しての特別企画ドラマということで、緊張感とともに身の引き締まる思いがしました。
――役を演じる上で気をつけた点は?
海老蔵さんの演じられる信長の若い頃の役ということで、監督やスタッフの方々から、海老蔵さんの演じられる信長のイメージや雰囲気などを伺い、それを崩さないように気をつけました。
若い頃から“うつけ者”を装いながらも実は戦略を練っているという印象を表現できるよう努力をしました。
――実際に演じてみていかがでしたか?
セリフの言い回しや立ち振る舞いがとても難しかったです。足音や座り方など、どうやったらいかつく見られるのか、監督に教えていただきながら工夫しました。
茶筅髷(ちゃせんまげ)やひょうたんだけでなく、信長ならではのいろいろな装飾品も身につけられて、とても楽しかったです。
また、(撮影は)昨年の春先ではあったのですが、京都の撮影現場の寒さが、“うつけ者”らしい薄着も相まって大変でした。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
時代劇という未知の世界に足を踏み入れさせていただき、とても貴重な経験と勉強をさせていただきました。しかも襲名記念の特別なドラマに参加させていただき光栄です。日本史に苦手意識がある方にも、ぜひ見ていただきたいです。