
みうらじゅん&いとうせいこうの“長い待ち合わせ”…約束の場所で涙『新TV見仏記・最終回 ~三十三間堂で会いましょう!三十三年後の約束編~』
3月22日(土)25時45分~カンテレ『新TV見仏記・最終回 ~三十三間堂で会いましょう!三十三年後の約束編~』※関西ローカル
3月22日(土)、『新TV見仏記・最終回 ~三十三間堂で会いましょう!三十三年後の約束編~』が放送されます。
仏像を愛する“仏友”、みうらじゅんさん&いとうせいこうさんが、関西周辺の仏像を中心に各地を巡る『テレビ見仏記』シリーズ(2001年~関西テレビ☆京都チャンネルで、2010年~『新TV見仏記』としてカンテレで放送)。そのラストを飾る特別番組です。
みうらじゅんさん&いとうせいこうさんが、初めて一緒に仏像巡りを始めたころの珍道中を描いた書籍『見仏記』(中央公論社/1993年刊 ※現在はKADOKAWA・角川文庫より刊行)。
一巻のラストに記されているのは「三十三年後の三月三日、三時三十三分に三十三間堂の前で会いましょう」という言葉でした。
二人の約束の日にあたる、2025年3月3日(月)、約束が実現する瞬間を見ようと、多くの見仏記ファンが三十三間堂に押し寄せました。大観衆が見守るなか、2人はどんな表情を見せたのでしょうか。
待ち合わせの場所、国宝・蓮華王院 三十三間堂の前にまず現れたのはいとうせいこうさん。
恋人を待つかのようにソワソワする、いとうさんの前に、みうらじゅんさんが現れます。
全国から集まったファン約2000人の拍手が渦巻くなか、時報を確認し午後3時33分に、みうらさんが突然、いとうさんに一輪のバラ(造花)をささげ抱き着きます。
そして、みうらさんが「オレね…涙出た」と、三十三年前の約束が果たされたことに感極まります。いとうさんも「感激の涙だね…うれしいね」と互いに喜び、感動的な再会に。
そして、2人がトークを始めると、みうらさんから驚きの発言が飛び出します。「言っときますけどね…これが最後じゃないですからね!次の“33年後” ここでお会いしましょう」と言うと、いとうさんが「33年後僕は、96歳」、みうらさんは「ちょうど100歳なんですよ。めでたい」と、33年後の約束を新たに交わし、ファンから再び拍手が沸き起こります。
“奇跡の再会”を味わったあと、2人は国宝「蓮華王院 三十三間堂」の中へ。千手観音坐像とそれを取り囲む1001体の千体千手観音立像、さらに風神・雷神像に二十八部衆像と、数々の国宝見た、みうらさん&いとうさんの見仏コンビが独特の見解で仏像の魅力と愛を語ります。
そして、2人は『新TV見仏記』としてはラストとなるお寺、「妙法院門跡」(特別拝観以外は通常非公開)へ。
本堂には、重要文化財の普賢延命菩薩像などがあり、見仏トークが“いつものように”繰り広げられます。
番組の締めくくりは、『テレビ見仏記』『新TV見仏記』の60作を超える“名場面”“迷場面”を振り返る走馬灯トーク。
思わぬところが、みうらさん&いとうさんのツボで、スタッフに対しての感謝と愚痴が赤裸々に。
そして、最後はみうらさんの目に“涙”が――。
24年間で200を超える寺を訪れたご長寿番組のフィナーレ『新TV見仏記・最終回 ~三十三間堂で会いましょう!三十三年後の約束編~』(関西ローカル)は、3月22日(土)25時45分より、カンテレで放送されます。