恋敵を演じる永瀬廉＆小関裕太がお互いの魅力を語る！「安心感があって厄介なライバル（笑）」（永瀬）『御曹司に恋はムズすぎる』

――第11話の見どころを教えてください。

永瀬：昴は、おじいちゃんが倒れてしまうこと、親友の気持ちをわかってあげられなかったことで心が折れてしまいます。

これまでは、持ち前の前向きさで乗りきってきましたが、自分の中で対処できない出来事があって、弱い昴が出てきます。第11話で周りの人たちに助けられて進むべき道が見えてきて、成田さんの偉大さを感じる回でもあります。

小関：第9話、第10話で昴くんのことを認め始めて悔しい思いを抱えながらも、昴くんのことをまっすぐ見てあげる成田のやさしさ、そのやさしさがせつないです。

「昴、何言ってんだよ！」と視聴者のみなさんが思うようなシーンがあるのですが、成田がその機会にスルっと行動を起こしたりします。

――恋のライバルとして、お互いのキャラクターの恋愛における魅力をどう感じていますか？

永瀬：成田さんは、やさしくて話しやすくて仕事もできる理想の上司ですが、そういった要素を小関さんが役に落とし込んでいて、輝いています。この人の言うことなら信じられると思えるところが、素敵だと思います。

恋愛面では、お互いを尊重しあって、安心感のある彼氏になりそうですね。でも、ガツガツしているところもあって、まっすぐにデートに誘うことができちゃう厄介なライバルです（笑）。

小関：昴くんは猪突猛進で、興味や衝動によって行動しています。自分に自信があって、まっすぐ走り出すけれど、ちゃんと壁にぶつかるキャラです。「服天」に入るまでは壁にぶつかっていることにさえ気がついていなかったですが、恋や仕事で挫折を経験するなかで、試行錯誤している姿がかわいらしいと思います。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

永瀬：濃厚なストーリーになってきています。最終回に向けて、感情の動き方に見入ってしまうくらいの面白さがあるので、弱い昴もコメディ要素のある昴も、楽しみにしていてください。

小関：それぞれのキャラクターに苦悩があって、それを理由に行動していきます。背景の心情に注目してもらえると、また味わいが変わってお楽しみいただけると思います。

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