【集大成】美大生の卒業制作が「何この未来感」「うぉー！！！かっけぇ！！」と話題！人間が乗れる巨大な“あるモノ”に魅了される人続出

多摩美術大学彫刻学科4年の菊地 凌和さん。
卒業制作で制作した学生生活集大成となる大作とは一体…？！

Xに投稿された写真。そこには、今にも動きだしそうな“巨大カメレオン”と、その背にまたがる菊地さんの姿が！

カメレオンといえば、長く伸びる舌や左右別々に動く目、そして体をあらゆる色に変えることができる特徴をもつ動物で、指に乗るほどの小さな体を持つ個体から、60㎝を超えるほどの大きさを持つ個体まで、様々な大きさが存在します。

その特徴的な生態やエキゾチックな見た目に魅了され、近年ではペットとして自宅で飼う人も増えているカメレオンですが、菊地さんは、金属本来の性質とカメレオンのもつ周りの風景と同化する性質の融合を目指して、この作品を制作したと明かしました。

成人男性1人が乗ることができるほどの大きさの“巨大カメレオン”、素材は鉄でできていて、サイズは全長2m超え、重さはなんと200㎏！

“巨大カメレオン”を完成させるまでにかかった期間は、なんと約3カ月半！

一連の工程の中で苦労した点をうかがうと、「周りの風景に同化するようにポリゴン状の形態で制作したことが苦労しました。」と、話してくれた菊地さん。
さらに「今までの制作では鍛金を使った具象的な作品が多かったため、初めての試みのためうまくいく確証がない中での制作でした。」と、不安な気持ちを抱きつつの制作であったことを明かしてくれました。