トップページへ

“好き”でつながる

ランキング
暮らしに“好き”を by PR TIMES

漫画家生活30周年 こうの史代展               鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり

この記事をシェア

北陸中日新聞(中日新聞北陸本社)
北陸中日新聞は、2025年5月2日(金)から5月25日(日)まで金沢21世紀美術館で、漫画家生活30年を迎えるこうの史代の展覧会を開催いたします。





           会期:2025年5月2日(金)~25日(日) 会期中無休
                 開催時間 10:00~18:00
             (入場は閉場の30分前まで 最終日は15:00閉場)
             会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB

■展覧会について
漫画原画500枚以上!
カラーイラスト、挿絵原画、絵本原画、資料等も多数展示!


『夕凪の街 桜の国』(手塚治虫文化賞新生賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞)『この世界の片隅に』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞)で知られる、こうの史代の全貌に迫る初の大規模原画展ついに開催!


こうの史代は、今年で漫画家生活30周年を迎えます。

こうの史代の漫画は、デビューの最初から、キャラクターも、背景も、等しく愛らしいタッチで描かれています。それは4コマ漫画でも、ほのぼのショートストーリーでも、神話ものでも、戦争ものでも変わりません。
戦争ものだから急にシリアスに、というふうに描くことがないのです。これまでの作風の流れを切断しないことで、すべてがつながっている、読者はそう感じます。
見た目は愛らしいけれども、力強さ、柔軟さ、しぶとさがその線には宿っています。

こうの漫画は、愛らしいタッチのまま、実に多彩です。どれをとっても、似た作品がありません。
ひとつの作品を描くごとに、新しい、まだ見たことのない漫画表現の可能性へ向けて、一歩ずつ歩き続けているからです。
こうの史代のいる場所から見ると、見慣れたはずの「漫画」という表現が、新鮮な姿に見えてきます。ほら、まだこんなに描くことがあるよ、というように。
そう、決してこうの史代は、一つや二つの作品で、象徴できる漫画家ではないのです。
一人の漫画家として、こうの史代が歩いてきたすべての道のりを、この展覧会ではたどります。

本展は、一人で見に来たとしても、きっとさびしくないでしょう。それは、彼女のあたたかい、友達のような目線が、原画を見るあなたと見つめ合うからです。

                                福永信(本展監修者/小説家)

■見どころ
漫画家こうの史代の過去最大の展覧会
大ヒット作「夕凪の街 桜の国」「この世界の片隅に」の原画展はこれまで数多く開催されてきましたが、デビューから現在までを網羅した大規模な回顧展は、本展が初めてです。500枚以上の漫画原画を展示、膨大な挿絵原画、絵本原画、作品のコンテや脚本、ブログ「こうのの日々」に登場するスケッチブック、制作風景を記録した初公開の映像など、こうの史代の画業のすべてがわかる展覧会です。

《夕凪の街 桜の国》カバー、2004年 (C)こうの史代/コアミックス

《この世界の片隅に》上巻総扉、2006年 (C)こうの史代/コアミックス


《ギガタウン 漫符図譜》 2016年 (C)こうの史代/朝日新聞出版

《ぴっぴら帳(ノート)》1巻カバー、2000年 (C)こうの史代/コアミックス


制作風景 展示予定の動画より(撮影:白井茜)





《こっこさん》1999年 (C)こうの史代/エブリスタ

《さんさん録》扉、2006年 (C)こうの史代/コアミックス


《ぼおるぺん古事記 一 天の巻》表紙、2012年 (C)こうの史代/平凡社

《日の鳥》表紙、2016年 (C)こうの史代/日本文芸社


《アマヒコさん》2020年 (C)こうの史代

《百一 hyakuichi》5、2018年 (C)こうの史代/日本文芸社

※作品キャプションはすべて掲載初出年ないしは制作年を記載しています


◆貴重なデビュー前の原画も展示
デビュー前の原稿、また高校生の頃に制作した漫画の原画も展示いたします。すでに「こうの史代」ならではのタッチが、読者を今でもほんわか、楽しい漫画の世界に誘います。

《星月夜》(「太田川」表紙、広島太田川ライオンズクラブ、1996年)(C)こうの史代 

WEEKLY漫画アクション新人賞募集イラスト、1993年 (C)こうの史代


《ありがた屋のよいちべえ》(投稿作、1995年) (C)こうの史代





◆「1枚の絵」 としての漫画原画
こうの史代はその初期からアシスタントを起用せず、原稿をすべて一人で描いています。 着彩も本人がやっています。また一部を除いて、スクリーントーンをほとんど使用していません。原画で私たちが見ているのは、こうの自身の手によって描かれた線です。「1枚の絵」として、その線の躍動する魅力、新鮮な色彩の力を感じていただけると思います。


《長い道》2001年 (C)こうの史代/コアミックス

《街角花だより》 1995年 (C)こうの史代/ コアミックス


《ぴっぴら帳(ノート)》口絵、2004年 (C)こうの史代/ コアミックス





◆展示は「読める」ように工夫
連載作品の場合は1話単位、短編は全ページを基本に原画を展示いたします。こうのが構成したストーリーを分断せず、制作しているその時の「漫画家の気持ち」を体感することができます。各単行本のカバーのカラー原画も必見です。

◆当館のみの描き下ろしも展示
こうの史代が来館し、金沢を歩き、感じたことを、「あとがき」として展示スペースの最後に展示いたします。



《かっぱのねねこ》その5、2001年 (C)こうの史代/朝日新聞出版


■関連イベント
こうのさんがトークするよ!
こうのさんが、漫画のこと、日々の暮らしのことをおしゃべりします。

日時:5月2日 (金) 開演 13時30分 (開場13時)
会場:金沢21世紀美術館 シアター21
定員:150人
参加費:無料(ただし本展の参加券付チケット [前売りのみ発売] が必要です)
出演:こうの史代(漫画家)、福永信 (本展監修者/小説家)
会場物販コーナーでこうの史代さんのご著書をお買い上げいただいた方から、先着20名様にサイン会整理券を配布します。トーク ショー終了後に同会場で行います。お名前を入れさせていただきますのでご了承ください。


こうのさんがライブペインティングするよ!
この日は展示会場で絵を描いています。

日程:5月3日(土・祝)、20日(火)、21日(水)
時間:各11時ごろから描いている予定です。少し早かったり、逆に遅く描き始めたりするかも。休憩もするのでいないときもあります。
会場:本展会場内

こうのさんにお手紙が書けるよ!
本展会場内に、ファンレターを書くコーナーを設けます。展覧会を見てくださった方なら、どなたでもご参加いただけます。会場内に ある特製ポストに投函してください。こうのさんに直接お渡しします。 ふるってご参加くださいね。

アニメーション映画 『この世界の片隅に』(片渕須直監督作品) を特別上映!
シネモンド(香林坊東急スクエア4階)で特別に上映します。
上映に関する最新情報はこちらを確認してください。





※イベントは予告なく中止、変更する場合があります。
中止・変更の場合はHPなどでお知らせいたします。
HPはこちら https://www.hokuchu-event.com/pickup/kouno_fumiyo/

■公式図録

展覧会メインビジュアル
『こうの史代 鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり』
こうの史代の仕事の全貌がわかる図録兼書籍。展示原画の数々に加え、ロングインタビュー、貴重な単行本未収録作品やデビュー前の未発表作品、森下達による詳細な解題のほか、初めて作成されるこうの史代年譜などを収録。アンソロジー集としても読み応えたっぷり!

装幀:佐々木暁

発売日:2025年5月刊行予定
出版社:青幻舎




■新刊情報

イメージ
『ヒジヤマさん 星の音 森のうた こうの史代短編集』
こうの史代の短編集が、発売決定!!
憎めないクールビューティーな大学生・ヒジヤマさんの日常に癒やされる人気シリーズ「ヒジヤマさん」全話をはじめ、核分裂を発見した女性物理学者リーゼ・マイトナーの半生を描いた「リーゼと原始の森」 や震災後の"鎌石"市を舞台にした「おでんせ大観音!」、そして最新読切まで、単行本未収録作が満載。漫画家こうの史代の魅力が存分に詰まったファン垂涎の短編集。

本体価格:950円(税込1,045円)
仕様:226ページ/B6版
発売日:2025年4月18日
出版社:コアミックス






イメージ
『空色心経(そらいろしんぎょう)』
観自在菩薩さまが釈迦の弟子・舎利子に語りかける〈空色〉パートと、スーパーで働く女性・あいの〈黒色〉パート、2パートから成る美麗なオール2色コミック!
般若心経を理解し物語で体感できる圧巻の一冊。

仕様:B6判/オール2色刷りコミック(黒と空色)
発売日:2025年4月刊行予定
出版社:朝日新聞出版






上記新刊収録作の原画の一部を、本展にてご覧いただけます!
会場の特設ショップにて、本の取り扱いも予定しています!

■グッズ
本展のための多数の特製グッズ、こうのさん自作のきのこおみくじなど、見てたのしい、買ってうれしい、こうの史代グッズが勢揃い!

■プロフィール


こうの史代
1968年広島市生まれ。広島大学理学部中退。放送大学教養学部卒。1995年、「街角花だより」の連載で漫画家デビュー。インコとの日常を描く4コマ漫画「ぴっぴら帳(ノート)」で人気を博す。ニワトリと少女のユニークな日々を綴ったショートストーリー漫画「こっこさん」、子供の心を見開きページに釘付けにしたカラー漫画「かっぱのねね子」も同時期に連載。夫婦の気ままでコミカルな永遠の一日を捉えた「長い道」、こうの自身より年齢が上の主人公を初めて描いたドタバタ二世帯喜劇「さんさん録」でさらなる新境地を開く。原爆の被害とその後に続く“終わっていない”日々を真摯に紡いだ「夕凪の街 桜の国」を発表し、話題に。同作で第9回手塚治虫文化賞新生賞、第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞、映画化やドラマ化もされた。広島の軍都・呉の戦災を描く「この世界の片隅に」は、戦前から戦後まで、個人の時間を奪う戦争の惨禍のすべてを、日常の低い視点から力強く描いた。本作は第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞、またアニメーション映画(片渕須直監督)がロングラン大ヒットを記録。こうのにとっても集大成的な作品となった。その後も漫画という表現に対する好奇心は尽きず、非凡な才能炸裂のエッセイ漫画「平凡倶楽部」、ボールペンだけで古事記を忠実に漫画化した「ぼおるぺん古事記」(古事記出版大賞稗田阿礼賞受賞)、東日本大震災の翌年から描き継がれている「日の鳥」、漫符を素材にした画期的な漫画図鑑「ギガタウン 漫符図譜」、百人一首と遊んだ華麗なるカラー1コマ漫画「百一 hyakuichi」など、ひとつとして似ていない作品を続々と発表。最新作「空色心経」では 般若心経とコロナ禍の日々を2色の糸で撚り合わせるように重ね、時空を超えた 世界と日常を結んでみせた。ブログ「こうのの日々」では「空色心経」の制作過程やインコTさんとの日常、日々のスケッチなどを公開している。




監修者
福永信(ふくながしん)
1972年東京都生まれ。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)芸術学部中退。1998年、短編「読み終えて」でリトルモア・第1回ストリートノベル大賞を受賞し小説家デビュー。主な小説集に「アクロバット前夜」、「コップとコッペパンとペン」(表題作でユリイカZ文学賞受賞)、「星座から見た地球」、「一一一一一」、「実在の娘達」などがある。アンソロジー編集に「こんにちは美術」、「小説の家」(第4回鮭児文学賞受賞)、企画編集に「フジモトマサル傑作集」、展覧会企画協力に「カワイオカムラ ムード・ホール」展、「絵本原画ニャー! 猫が歩く絵本の世界」展、「芦屋の時間 大コレクション」展など。「遠距離現在 Universal/Remote」展図録に短編小説を寄稿。2015年、第5回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。


■開催概要
展覧会名:漫画家生活30周年 こうの史代展
     鳥がとび、ウサギもはねて、花ゆれて、走ってこけて、長い道のり
会期  :2025年5月2日(金)~5月25日(日)※会期中無休
開場時間:午前10時~午後6時(入場は閉場の30分前まで、最終日は午後3時閉場)
会場  :金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB(金沢市広坂1-2-1)
主催  :北陸中日新聞、石川テレビ放送
共催  :金沢21世紀美術館[(公財)金沢芸術創造財団]
後援  :石川県、金沢市、金沢市教育委員会、いしかわ結婚・子育て支援財団
監修  :福永信
協力  :呉市立美術館、コアミックス、朝日新聞出版、日本文芸社、平凡社
企画  :青幻舎プロモーション
特別協賛:東海東京証券
公式HP:https://www.hokuchu-event.com/pickup/kouno_fumiyo/

■チケット情報

※未就学児は無料。
※障害者手帳、療育手帳をご提示の場合は、ご本人様は前売り料金でご入場いただけます(障害者付き添いの方は1名まで無料)。
※プレミアムパスポートご提示で大人当日料金から100円引きでご入場いただけます。
※シニア(65歳以上)の方は、平日(祝日を除く月~金曜日)に大人当日料金から100円引きでご入場いただけます。

【前売券発売期間】
2025年2月28日(金)~5月1日(木)

【こどもの日デー]
5月5日(月・祝)は小学生以下の入場料が無料。ただし、保護者同伴でのご入場をお願いします。
※小学生の前売券をご持参でも返金はいたしません。

【チケット取扱場所】
★中日サービスセンター(中日新聞北陸本社1F)、★北陸中日新聞販売店、★石川県立音楽堂チケットボックス、★香林坊大和プレイガイド、★アピタ松任ティオ、★うつのみや各店、★金沢中日文化センター(金沢エムザ2F)、Boo-Wooチケット・ローソンチケット(Lコード:51353)、チケットぴあ(Pコード:687-161)、セブンチケット、イープラスなど。(★は前売券のみ)

【5/2(金)トークショー参加券付きチケット】 ※限定150枚、前売りのみ
大人:900円
高校・大学生:700円
小・中学生:500円
※トークショー参加券付チケットはBoo-Woo チケット・ローソンチケットで購入できます。


■問い合わせ
本展の掲載や取材などのご要望については下記までご一報下さい。何卒よろしくお願い申し上げます。

〒920-8573
石川県金沢市駅西本町2-12-30
中日新聞北陸本社 営業局 事業部
担当:梶山、橋本
TEL:076-233-4642 FAX:076-233-4646
E-mail:kajiyama.s@chunichi.co.jp
(対応可能時間:平日10:00~17:00)
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
太陽
暮らしに“好き”を by PR TIMES
の最新記事
NASU FARM VILLAGEとおおやま夢工房が初のコラボレーション「手摘みのブルーベリー梅酒」販売のお知らせ

NASU FARM VILLAGEとおおやま夢工房が初のコラボレーション「手摘みのブルーベリー梅酒」販売のお知らせ

2025年02月26日 |

18:49


3/1より順次「イオンのランドセル2026」予約開始

3/1より順次「イオンのランドセル2026」予約開始

2025年02月26日 |

18:40


Enchanted Corsetの人気商品「Sylphide(シルフィード)」から新色が登場!

Enchanted Corsetの人気商品「Sylphide(シルフィード)」から新色が登場!

2025年02月26日 |

18:35


【3/8(土)・9(日)開催決定】”バリアフリー謎解き”イベントを初開催!『パラスポーツ×謎解き~あすチャレ!ヒラメキアスリートを目指せ~』※参加費無料※一般申込受付を開始!

【3/8(土)・9(日)開催決定】”バリアフリー謎解き”イベントを初開催!『パラスポーツ×謎解き~あすチャレ!ヒラメキアスリートを目指せ~』※参加費無料※一般申込受付を開始!

2025年02月26日 |

18:30


THE WEEKEND HOTEL × KEITAMARUYAMA

THE WEEKEND HOTEL × KEITAMARUYAMA

2025年02月26日 |

18:30


【楽天スーパーSALE】光美容器世界NO.1*ブランド「Ulike(ユーライク)」製品がMAX50%オフ!ライブ配信や公式X(Twitter)キャンペーンも開催

【楽天スーパーSALE】光美容器世界NO.1*ブランド「Ulike(ユーライク)」製品がMAX50%オフ!ライブ配信や公式X(Twitter)キャンペーンも開催

2025年02月26日 |

18:20