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世界800万部突破×52ヵ国語に翻訳×NYタイムズ・ベストセラー!最高に感動するエンタメ名著『君のためなら千回でも 上・下』が堂々復刊!【本日発売】
株式会社KADOKAWA
鴻巣友季子氏推薦! 町山智浩氏解説! 1975年、アフガニスタン。僕は、僕を最も愛してくれた君を裏切った。
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)は、 2025年2月25日(火)に、『君のためなら千回でも 上・下』(カーレド・ホッセイニ 佐藤耕士=訳 角川文庫)を発売します。
本作は、今や世界的ベストセラー作家となったカーレド・ホッセイニのデビュー作です。原書タイトルは『THE KITE RUNNER』。2007年12月にハヤカワepi文庫から刊行された同名作品の復刊となります。
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以下に、なぜこの作品を復刊するにいたったか、や、本書の魅力などについてご紹介します。
編集部がなぜこの作品を復刊するにいたったのか。
まずは、本作が世界800万部突破、52ヵ国語に翻訳され、NYタイムズ・ベストセラーにも選ばれた超一級のエンタメ作品であること。アフガニスタン出身である著者の自伝的小説であり、さらに主人公アミールのあまりにも素晴らしい自己形成小説であること。そして、平和な時代のアフガニスタンが描かれており、物語を味わうとともに、アフガニスタンの壮絶な歴史を知ることができるためです。
物語は1975年から1979年(ソ連による軍事介入が始まった年)のアフガニスタン、それ以降のアメリカ、さらに2001年9.11米国同時多発テロ直前のアメリカ、そしてアフガニスタンを舞台に描かれます。
原書は2003年に刊行されたため、それ以降に起きた初の大統領選や米政府との和平合意、そして米軍撤退といった出来事よりもずっと前に書かれたお話なのですが、それでも今なお世界情勢を大きく揺るがすニュースが流れてくる、あの国の壮絶な歴史のはじまりを知ることは、われわれ日本に住む人々にとっても意義深いことではないか、と編集部は考えました。
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つぎに本書のあらすじについて。
〈あらすじ〉
1975年、アフガニスタン。僕は、僕を最も愛してくれた君を裏切った――。
最高に感動するエンタメ名著、堂々復刊!
平和な時代のアフガニスタン。裕福な家に生まれた僕は、召使いのハッサンと兄弟のように育つ。父の愛に飢えていた僕にひたむきに尽くすハッサン。1975年の凧合戦の日、「君のためなら千回でも!」と凧を追いかける彼を、僕は裏切り、人生を破壊してしまう。最も愛してくれた人なのに…。そして2001年911テロ直前の米国で、僕は一本の電話を受ける。それは償いの旅の始まりだった。世界800万部、52ヵ国語に翻訳! 感動の名著復刊!
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〈担当編集の初読の感想〉
さて、上述の説明だけ読むと、重めの作品ではないか、と躊躇(ちゅうちょ)される方もおられるかもしれませんが、本書は戦争という重大なテーマを取り扱った作品であるとともに、一度読みはじめると止まらない、ページターナーなエンタメ作品でもあります。
担当編集がはじめて読んだときには、本当に面白くて、続きが気になってしかたなくなり、一気読みしてしまいました。最後まで物語が展開しつづけるため、読み手を飽きさせず、下巻の後半で、「え! ここでこの人が出てくるの!? すご!!」となり、うわあっと読んでしまいます。
読後感もめちゃくちゃ感動的で、この物語は決して作り事とは言えないな、今もアフガニスタンで起きていることかもしれない、と考え込んでしまうリアリティさがあり、これはたしかに800万部を突破する名著だな、と納得がいったことを覚えております。
多くの方と同じく担当編集も主人公のアミールに自分の弱さを重ね、だからこそ、アミールが26年の年月をかけて、自分の犯した罪を償い、弱さを克服していく姿に、胸が熱くなります。
これだけ大きな作品になったのは、やはり翻訳作品ならでは、かと思います。世界情勢を揺るがすような国を舞台にした物語は、島国日本で生きる私たちからは想像が及ばぬものがありますが、そこにいる人々はみな、私たちとなんら変わらない悩みを持つ弱い人間で、そのたった一つの共通点だけで、私たちは彼らの心を理解しうるのです。
なお、本作に翻訳者で文芸評論家の鴻巣友季子氏が推薦のお言葉を寄せて下さいました。
「いちど地に墜ちた凧(カイト)はもう二度と空を飛べないのだろうか? そんなはずはない。つぐないは待ってくれる。あなたに駆けだす勇気さえあれば」鴻巣友季子
また、下巻には、映画評論家の町山智浩氏による解説が掲載されています。
「本作で最も大きなフィクションは使用人の息子ハッサンである。アミールと兄弟のように育つ彼は実在しない。彼はホッセイニが祖国アフガニスタンに残してきた人々を象徴させて創造したキャラクターなのだ」町山智浩(解説より一部抜粋・編集)
なにはともあれ、ぜひご一読ください。上巻だけでも読んでいただけたら、次へ次へと読みたくなると思います。絶対に後悔させない作品であると、編集部は太鼓判を押してお薦めいたします。
『君のためなら千回でも 上・下』について
書誌情報
『君のためなら千回でも 上』『君のためなら千回でも 下』(角川文庫)
著:カーレド・ホッセイニ 訳:佐藤耕士
発売:2025年2月25日(火)
定価:上・下巻ともに1100円 (本体1000円+税)
ISBN:上巻9784041158319/下巻9784041158326
発行:株式会社KADOKAWA
詳細ページ
https://kadokawa.co.jp/product/322409001308/
https://kadokawa.co.jp/product/322409001309/
著者プロフィール
カーレド・ホッセイニ Khaled Hosseini
1965年、アフガニスタンの首都カブールに生まれる。1980年に米国へ亡命し、医師として働きながら執筆活動をはじめる。2003年に本書を出版しデビュー。本書は発売以来120週以上にわたり、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーに選ばれ、全米で400万部、全世界で800万部の売上を突破した。現在、国連難民高等弁務官事務所の米国親善使節を務める。また、アフガニスタンに人道支援を提供する非営利団体、カーレド・ホセイニ財団を創設した。
公式HP:www.khaledhosseini.com
財団HP:www.khaledhosseinifoundation.org
佐藤耕士(さとう こうじ)
1958年生まれ。上智大学文学部卒。英文学翻訳家。訳書に本書の他、ペレケーノス『俺たちの日』、トゥロー『死刑判決』、ドイッチ『13時間前の未来』、ブレイディー『完全なるチェス』など多数。
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鴻巣友季子氏推薦! 町山智浩氏解説! 1975年、アフガニスタン。僕は、僕を最も愛してくれた君を裏切った。
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)は、 2025年2月25日(火)に、『君のためなら千回でも 上・下』(カーレド・ホッセイニ 佐藤耕士=訳 角川文庫)を発売します。
本作は、今や世界的ベストセラー作家となったカーレド・ホッセイニのデビュー作です。原書タイトルは『THE KITE RUNNER』。2007年12月にハヤカワepi文庫から刊行された同名作品の復刊となります。
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以下に、なぜこの作品を復刊するにいたったか、や、本書の魅力などについてご紹介します。
編集部がなぜこの作品を復刊するにいたったのか。
まずは、本作が世界800万部突破、52ヵ国語に翻訳され、NYタイムズ・ベストセラーにも選ばれた超一級のエンタメ作品であること。アフガニスタン出身である著者の自伝的小説であり、さらに主人公アミールのあまりにも素晴らしい自己形成小説であること。そして、平和な時代のアフガニスタンが描かれており、物語を味わうとともに、アフガニスタンの壮絶な歴史を知ることができるためです。
物語は1975年から1979年(ソ連による軍事介入が始まった年)のアフガニスタン、それ以降のアメリカ、さらに2001年9.11米国同時多発テロ直前のアメリカ、そしてアフガニスタンを舞台に描かれます。
原書は2003年に刊行されたため、それ以降に起きた初の大統領選や米政府との和平合意、そして米軍撤退といった出来事よりもずっと前に書かれたお話なのですが、それでも今なお世界情勢を大きく揺るがすニュースが流れてくる、あの国の壮絶な歴史のはじまりを知ることは、われわれ日本に住む人々にとっても意義深いことではないか、と編集部は考えました。
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つぎに本書のあらすじについて。
〈あらすじ〉
1975年、アフガニスタン。僕は、僕を最も愛してくれた君を裏切った――。
最高に感動するエンタメ名著、堂々復刊!
平和な時代のアフガニスタン。裕福な家に生まれた僕は、召使いのハッサンと兄弟のように育つ。父の愛に飢えていた僕にひたむきに尽くすハッサン。1975年の凧合戦の日、「君のためなら千回でも!」と凧を追いかける彼を、僕は裏切り、人生を破壊してしまう。最も愛してくれた人なのに…。そして2001年911テロ直前の米国で、僕は一本の電話を受ける。それは償いの旅の始まりだった。世界800万部、52ヵ国語に翻訳! 感動の名著復刊!
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〈担当編集の初読の感想〉
さて、上述の説明だけ読むと、重めの作品ではないか、と躊躇(ちゅうちょ)される方もおられるかもしれませんが、本書は戦争という重大なテーマを取り扱った作品であるとともに、一度読みはじめると止まらない、ページターナーなエンタメ作品でもあります。
担当編集がはじめて読んだときには、本当に面白くて、続きが気になってしかたなくなり、一気読みしてしまいました。最後まで物語が展開しつづけるため、読み手を飽きさせず、下巻の後半で、「え! ここでこの人が出てくるの!? すご!!」となり、うわあっと読んでしまいます。
読後感もめちゃくちゃ感動的で、この物語は決して作り事とは言えないな、今もアフガニスタンで起きていることかもしれない、と考え込んでしまうリアリティさがあり、これはたしかに800万部を突破する名著だな、と納得がいったことを覚えております。
多くの方と同じく担当編集も主人公のアミールに自分の弱さを重ね、だからこそ、アミールが26年の年月をかけて、自分の犯した罪を償い、弱さを克服していく姿に、胸が熱くなります。
これだけ大きな作品になったのは、やはり翻訳作品ならでは、かと思います。世界情勢を揺るがすような国を舞台にした物語は、島国日本で生きる私たちからは想像が及ばぬものがありますが、そこにいる人々はみな、私たちとなんら変わらない悩みを持つ弱い人間で、そのたった一つの共通点だけで、私たちは彼らの心を理解しうるのです。
なお、本作に翻訳者で文芸評論家の鴻巣友季子氏が推薦のお言葉を寄せて下さいました。
「いちど地に墜ちた凧(カイト)はもう二度と空を飛べないのだろうか? そんなはずはない。つぐないは待ってくれる。あなたに駆けだす勇気さえあれば」鴻巣友季子
また、下巻には、映画評論家の町山智浩氏による解説が掲載されています。
「本作で最も大きなフィクションは使用人の息子ハッサンである。アミールと兄弟のように育つ彼は実在しない。彼はホッセイニが祖国アフガニスタンに残してきた人々を象徴させて創造したキャラクターなのだ」町山智浩(解説より一部抜粋・編集)
なにはともあれ、ぜひご一読ください。上巻だけでも読んでいただけたら、次へ次へと読みたくなると思います。絶対に後悔させない作品であると、編集部は太鼓判を押してお薦めいたします。
『君のためなら千回でも 上・下』について
書誌情報
『君のためなら千回でも 上』『君のためなら千回でも 下』(角川文庫)
著:カーレド・ホッセイニ 訳:佐藤耕士
発売:2025年2月25日(火)
定価:上・下巻ともに1100円 (本体1000円+税)
ISBN:上巻9784041158319/下巻9784041158326
発行:株式会社KADOKAWA
詳細ページ
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著者プロフィール
カーレド・ホッセイニ Khaled Hosseini
1965年、アフガニスタンの首都カブールに生まれる。1980年に米国へ亡命し、医師として働きながら執筆活動をはじめる。2003年に本書を出版しデビュー。本書は発売以来120週以上にわたり、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーに選ばれ、全米で400万部、全世界で800万部の売上を突破した。現在、国連難民高等弁務官事務所の米国親善使節を務める。また、アフガニスタンに人道支援を提供する非営利団体、カーレド・ホセイニ財団を創設した。
公式HP:www.khaledhosseini.com
財団HP:www.khaledhosseinifoundation.org
佐藤耕士(さとう こうじ)
1958年生まれ。上智大学文学部卒。英文学翻訳家。訳書に本書の他、ペレケーノス『俺たちの日』、トゥロー『死刑判決』、ドイッチ『13時間前の未来』、ブレイディー『完全なるチェス』など多数。
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