「結婚指輪を毎日身につけたい」というお客様の声から生まれたジュエリーケース「アースフレンドリーポット」の誕生秘話
日本発のジュエリーブランド「AFFLUXアフラックス」は「地球上すべてのカップルをジュエリーで幸せにしたい」という想いから株式会社ヤスエイが創設し、婚約指輪・結婚指輪を造り続けてまいりました。全国規模で日本で初めて永久保証サービスを打ち出し「AFFLUXの永久保証®」の登録商標を獲得することができました。来年で20周年を迎えます。
結婚指輪を着け続けてもらえることで、指元を見る度に手にした幸せを実感し、生涯の幸せに貢献できるのではないか。そんな企業理念と「結婚指輪を毎日身に着けたい」という需要の高まりに合わせた新しいジュエリーケース「アースフレンドリーポット」を開発しました。
アースフレンドリーポットは、店頭で活躍するお客様対応スタッフたちの声から生まれました。「アフラックスの指輪で、1組でも多くのカップルの幸せが続くように」毎日挑戦を続けてくれているスタッフの皆さま、そしてケース開発にご協力を頂きましたお客様並びに関係者の皆さまに心より深く御礼申し上げます。このストーリーでは、小学校の頃に事業継承を夢に今も現場に立ち続け、その熱い想いを継いだ新米二代目社長・安本が開発の裏側を振り返ります。
貴金属商品の販売からブライダルジュエリーに特化したブランドへ
当社の創業は1983年に遡ります。当社会長が東大阪に宝石・貴金属・輸入・製造直売として株式会社ヤスエイの前者「安栄商店」を創業しました。貯金した有り金を全て貴金属商品の仕入れにつぎ込み「いいもの豊富により安く」をモットーに販売をスタートさせました。当時23歳だった会長と専務は中学の同級生。会長が販売し、職人だった専務が技術を担う二人三脚で創業しました。
地道に販売を継続し、1990年までに同市内で5店舗を運営。バブル崩壊後、ブライダルジュエリーに特化したジュエリーブランド「AFFLUX | アフラックス」を2004年に立ち上げ2017年には全国80店舗に販売拠点を置くことができました。
ブランド名「AFFLUX」には、良いもの・良いひと・良い空間を集約(=アフラックス)してお客様に最高のジュエリーをお届けする、と心構えを込めました。
今では、大阪梅田の商業施設内に約100坪に「結婚指輪のミュージアム」をイメージしたフラッグシップショップをつくり、新しいジュエリー選びを提唱しています。
2023年8月21日に、現在の社長執行役員である安本明姫が社長業を引き継ぎ、海外や国内のビジネススクールで得た知見をもとに、各地域での文化、慣習、服装などお客様の生活の中で、本当の意味でジュエリーを気軽に身に着けられるお手伝いができるような取り組みを強化するため全国の地域に根ざすショップとのパートナーシップの提携を強化しています。法人を超えて店頭スタッフが横のつながりを持ち、様々な成功事例を共有できるサービスも展開しています。
「結婚指輪を毎日身に着けたい」需要の高まり
安本自身も結婚7年目を迎え、5歳と3歳の子を持つワーキングマザーです。結婚生活で指輪を着け続ける難しさや悩みは、対応するお客様と同じでした。
「結婚指輪を毎日ずっと身に着けたい」
そのように思っていても、仕事や育児で外さないといけなくなることが予想よりはるかに多かったのです。そうした場面で、結婚指輪をどのように取り扱うべきなのかと考えていました。お客様に本当に身に着けてもらえるためのご提案ができていないことに違和感を感じていました。
議題に上がらない指輪の保管場所にまつわるお客様の声
その違和感を最初にチームに報告したのは、安本の補佐を長年務める女性スタッフでした。最前線で全国の店頭に立ち続けた彼女は、お客様からの評判も良く、カウンセリング力に定評がありました。その彼女が、全国問合せ窓口を担当するようになった後、全国80店舗で提供する「AFFLUXの永久保証®」をご利用のお客様から、外出中の適切な指輪の保管場所についてご相談を寄せられる中、ほとんどのご夫婦が指輪をお納めする際にお渡ししているジュエリーケースを結婚後使用していないという現実が浮上しました。化粧箱付きのケースは、婚約中の結納や顔合わせなどイベント時には使用していましたが、その後は大切にしまいこんでしまうのです。
明らかなクレームや、売上につながるお客様の悩み事やご意見は、即座に営業会議にかけられ改善を促されますが、「緊急度の高くないご購入後のお客様の相談ごと」は店頭スタッフの心にそっとしまわれ忙しい上司の手をとめてまで報告することでもない、と判断されていました。
毎年ケースの相談が寄せられていることが発覚
その報告を受けた安本は、過去5年間のお客様の問合せ内容を改めて見直しました。すると、毎年必ず数件のケースのご相談が寄せられていることがわかりました。毎日結婚指輪を身に着けることを推奨しているアフラックスで、その悩みを改善したい。「アースフレンドリーポット」はそのような声から誕生しました。
社内や業界内から支持されない、新しいケース
着想から試作品の製作まで約1年。強く保護性を高めるには、どのような素材が適切なのか。また、毎日持ち運びたいと思える軽さやデザイン性も必要でした。
<従来の、一般的なジュエリーケース>
・見栄えを重視
・厳かで重厚感があるが、持ち運びには不向き
・毎日使用するには場所をとってしまい、使い勝手が悪い
<従来の、一般的なジュエリーポーチ>
・女性が使うことがメインであることが多く、デザインが可愛すぎる
・鞄の中に入れると、中でジュエリーが動き傷がつく可能性が高い
性別問わず持ちやすく、大切なジュエリーをしまえるケース。入社からずっと店頭に立ち続けている安本自ら率先し、店頭スタッフの声を反映したケース「アースフレンドリーポット」を試作しました。
<アースフレンドリーポットの特徴>
・鉄とスチールをメイン使用し、保護性を高めた
・蓋を閉めると密圧され、ジュエリーが中で動かない
・軽くて持ち運びに便利(スティック糊の重さ)
・SDGsに配慮し、使用品目を減らし繰り返し使用することを前提にした
ところが、出来上がった試作品を社内でお披露目すると大ブーイング。特に古参スタッフからは「ジュエリーケースは重厚感のあるものが多く、何十万円ものお買い物をいただいたお客様にとっては、『ちゃっちい』ように感じられてブランドイメージを毀損するのではないか」という声が多く寄せられました。
お客様アンケートから本運用に
実際に、環境保全や実用性を兼ね揃えた新しいジュエリーケースが、今のご夫婦にどれだけ役に立つのだろうか。それに、社内でも納得してもらった上で本ケースの運用を開始しなければ、将来的にチームワークにひずみを生み、お客様に還元できなくなる。そう思い、約半年間で、事前予約来店をされたカップルに下記のアンケートを実施しました。その結果、約6割強のカップルからご支持をいただきましたので、本運用をさせていただく形となりました。
<アンケート方式>
アンケート回答数:266組
アンケート回答回収時期:2022年10月~2023年4月
対象回答者:事前予約の上、全国のAFFLUX取扱店舗にカップルで来店し、婚約指輪・結婚指輪を検討または購入
社内の意思疎通も大切にすることが顧客還元につながる
「何かを行うときに、自分だけの意見で進めていくのは簡単。だが、ひとりでできることは小さく少ない。多少時間をかけても、チームの意思形成を大切にしたい。わたしたちのアウトプットの量は顧客還元へとつながる」という思いで行ったアンケート結果は、社内の意見も取引先の取扱店舗様をも納得させてくれる材料となりました。
AFFLUXは日本全国展開ブランドではじめてとなるアフターケアの永久保証サービス「AFFLUXの永久保証®」のご提供をはじめ、これからも生涯身に着けることのできるためのクオリティ・サービスを提供してまいります。
すべてのブライダルリングはメイドインジャパン。日本国内で熟練の職人が丁寧にお造りを致します。ダイヤモンド1粒からのカスタマイズ(無限大のオーダーメイド)を追加料金0円からご提供。通常のプラチナリングの約2倍硬いスーパーハードプラチナを贅沢に使用し指輪の内側にも盛り込みストレスフリーの着け心地「台形内甲丸」を実現。ハートアンドキューピッドを使用し直径1mm以下のメレダイヤモンドにも最高の輝きを追及致します。
ジュエリーを購入する機会は人生において多くありません。そんなお客さまは人生の節目に想いを込めてブライダルリングを選びます。これから幸せになる覚悟を胸に共に歩んでいく人生のパートナーと今の気持ちを込めて身に着けられるように、リング一つひとつに「ゆびわ言葉®」という言葉をつけました。
品質・造り・想いを最高の空間で、良いヒトがお客様にお届けするために、これからもAFFLUX(=集約)してまいります。
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