小池栄子さん、仲野太賀さんのW主演ドラマ『新宿野戦病院』第10話が9月4日に放送され、新種のウイルス“ルミナ”に翻弄される登場人物たちの様子に、多くの反響が寄せられました。(※ネタバレあり)

本作は、新宿・歌舞伎町にある「聖まごころ病院」を舞台に描く、救急医療エンターテイメント。さまざまなバックボーンを持つ登場人物たちが、悩みや問題を抱えながらも強く生きる姿を通して、「命」の尊さを投げかける作品です。

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2025年、新種のウイルス“ルミナ”が日本を襲う!?

第10話では、2025年、新種のウイルス“ルミナ”に翻弄される聖まごころ病院の面々、新宿・歌舞伎町の様子が描かれました。

アメリカ帰りのホスト・凌介(戸塚純貴)の感染が発表されて以降、急激に感染者が日本中に拡大していくルミナ。やがて日本では“歌舞伎町ウイルス”と呼ばれるように。

主な症状は、頭痛、腹痛、咳、肺炎、呼吸不全、極度の関節痛で腕や肩が上がらなくなる、神経が高ぶりイライラして怒りっぽくなる、味覚障害、記憶障害など。

ルミナは熱に圧倒的に強く、5日経ってもウイルスが繁殖し続けるという報告が。ただし、ECMOを使用しないケースで、熱が下がらないまま5日以上生き延びたという報告例がないため、それ以上の解析ができていない状況でした。

凌介は発熱から5日後、帰らぬ人に。感染防止のため親族は看取ることもご遺体との面会も許されず。そして、東京都には緊急事態宣言が出されることになりました。

新型コロナウイルスが流行したときと同じような状況の描写の数々に、SNSには「2020年頃を思い出す」「あの頃、飲食店とか夜の仕事の人とか、悪人にされてたよね…」「コロナが“懐かしい”感覚になってて、ちょっと怖い」「親族でも会えるのが骨だけ…とか、苦しいよね」の声が。

また、「予言にならないといいんだけど」「もし万が一同じことが起こったら…と考えちゃうね」というコメントも見られました。

聖まごころ病院では、ヨウコがルミナウイルス専用病床をつくることを提案。感染者とそうではない一般患者を徹底的に分けながら、診察を続けていきます。

そんななか、高峰啓三(生瀬勝久)の感染が発覚。発熱し、人工呼吸器をつけ、ECMOがなければ助からないほど危険な状態に。しかし、ラストにECMOの空きが見つかり、啓三は転院していきました。

シリアスな展開が続いた今回。「今日の話はしんどかったな」「苦しかったけど、忘れちゃいけないなコロナ禍のこと」「医療従事者の方が頑張ってくれていたことに改めて感謝」「新宿野戦病院で泣くと思わなかった…啓三助かったよね?良かった」と、SNSにはさまざまな感想が飛び交いました。

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