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『嗤う淑女』のシーン

宮田俊哉「包丁を持って走るシーンなんて人生で初めてですよ(笑)」『嗤う淑女』第4話に言論界の論破系ヒーロー・神崎ドグマ役で登場

8月17日(土)23時40分~土ドラ『嗤う淑女』第4話

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<宮田俊哉 コメント>

『嗤う淑女』のシーン

神崎ドグマ(宮田俊哉)

――現場の雰囲気はいかがですか?

僕はひとりのシーンが割と多くて、美智留に会ったのは一日だけでした。そのときに、やっと人と話せると思いましたね(笑)。

ドラマ内の『言論クラッシュ』という番組のシーンは、本当にセリフの数が多すぎて人と話す余裕がなかったので、美智留に会ったときは、とてもうれしかったですね。すごく雰囲気のいい素敵な現場でした。

――主演の内田理央さんの印象は?

誰にでも気さくに話しかけてくれる、天真爛漫な方だと思いました。空き時間にもいろいろと話しかけてくれて「今、何のアニメが面白いですか?」とかアニメの話もしましたね。

――神崎ドグマ役が決まったときは、どう思いましたか?

マネジャーさんからドラマのオファーの話があって、「やろうよ!やろうよ!どんな役?」と聞いたら、「えっ!?どういうこと?まずドグマってなんだ?」という感じでした。

普段、爽やかなキャラクターを演じることが多くて、これまで討論する役というのは経験したことがなかったので、とても面白そうだと思いました。同時に、この作品を経験することで、芝居の幅が広くなる挑戦だ!という思いがわいてきました。

『嗤う淑女』のシーン

神崎ドグマ(宮田俊哉)

――役作りで苦労した点はありますか?

ドグマが社会に対してすごく不満を持っているところなど、共感できるところはあまりなかったので、役作りをする上で少し苦労しましたね。ちょうど台本を読んでいるときに、都知事選をやっているタイミングだったので、役作りのために、いつもより政治に関してアンテナを高く張っていたと思いますね。

またドグマは、どういう人間なのかと考えたときに、満たされていないほうがいいなと思って、満たされていない感じを出すために、腹ペコでやってみたりしました(笑)。

――松木監督とはどんな話をしましたか?

討論するシーンでリハーサルをしたときに、自分が最初に持っていた役のイメージで大丈夫だと、ただもう少し感情がないほうがいいかもしれないね、というような話はしました。

――実際に演じてみて、いかがでしたか?

討論番組の討論シーンで、岡崎万梨阿(福室莉音)と対面して芝居をしているときに、「ドグマ、そんなに言う?言い過ぎじゃないか?」と思う自分がいました。

台本を読んでいるときにはわからなかったのですが、実際に万梨阿の顔を見たら(そこまで言って)本当に申し訳ないと思ってしまいました。一方で、ドグマはそういう役なので、いい感じに演じることができたとも思いました。

――宮田さんとドグマに似ているところはありますか?

似ているところは、まったくないですね(笑)。普段の宮田俊哉と結びつかないから、面白かったというところもあるのかなと思います。

政治家や権力者のスキャンダルならまだしも、岡崎万梨阿の件はやりすぎじゃないかと美智留に抗議できるあたりは、まだドグマを愛せるなと思いました。ちゃんと言ってはいけないラインというのがドグマの中にもあって、うれしかったですね。

――これまでの撮影で印象的なシーンは?

包丁を持って走っているシーンですね(笑)。あんなの人生で初めてですよ。包丁を持って街中を走るって(笑)。

実は、それが撮影の最初のシーンだったんですよ。思いっきりやってやろうと思って、不思議な気持ちになりました。ヤバイことをしているけど、ドグマはそういう気持ちなんだよなと思っていました。

――ドグマには「まさに、自業自得ですね」という決めゼリフがありますが、宮田さんが自業自得だなと感じた出来事はありますか?

いっぱいありますね(笑)。昔、小さいころ、自転車で両手離しができて、とてもうれしかったんですよ。それでブランコに乗って立ちこぎをしているときに、両手離しができたらかっこいいなと思って、両手を離した瞬間に転んで指の骨が折れたという…。あれは、自業自得だったと思います(笑)。

――今作にはさまざまな欲望を持った人物が登場します。宮田さんの、どうしても捨てられない欲望を教えてください。

僕はやりたいことが多くて、今年は小説を書きました。そもそも大好きなアニメを作りたいという思いがありまして、じゃあ何が必要なんだろうと逆算して考えたときに、原作が必要だと思って小説を書き始めたんです。

そこに向かって小説を書き上げることはとても大変でした。自分が叶えたい夢に対しての欲望はかなり強いかもしれないです。

もしアニメ化されたら、原作をリスペクトしてくれる制作スタッフに任せますね。でも、声優を選べる権利があったら、このキャラにはこの声優、ということはやってみたいですね。

普段、Kis-My-Ft2で活動していますが、グループでしかできないこと、ひとりでしかできないことがあって同時に2つの夢を追っているというところはあります。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。 

まずは狂わされていく人々を見て、楽しんでほしいですね。美智留の何に狂わされているんだろう?というところも考えながら見てくれたら、より深く楽しめると思います。

もしかしたら、ドラマを見ている方も美智留に狂わされていくかもしれない。それくらい没入して見てくれたら、うれしいですね。それと奇妙な男ですが、神崎ドグマにも注目してください!

『嗤う淑女』のシーン

左から)神崎ドグマ(宮田俊哉)、蒲生美智留(内田理央)

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