お客様の声から生まれた、スパイス専門店本気の『激辛カレーフレーク』

ワタシの生き方 by PR TIMES

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株式会社カネカサンスパイスは、世界中で太陽と大地に育まれた「スパイス」で「食」を創造するスパイスメーカーです。1959年の創業以来、業務用市場向けにスパイスの風味にこだわり、安心・安全の製品をお届けするため研究開発・生産技術の向上に努めています。

近年、一般消費者市場への展開を試み、2020年に「SPANION」ブランドを立ち上げました。「SPANION」ではインド本場の味や健康志向のカレー粉などスパイス会社のこだわりが詰まった「カレースパイスシリーズ」などをECサイトにて販売しています。

今回はその中でも辛さ・スパイシーさを追求し開発した『激辛カレーフレーク』の開発エピソードを研究開発部の徳永が明かします。

「SPANION」ブランドのカレーフレーク第一弾として販売された、スタンダードな中辛タイプ

当社のカレー粉の製造・販売は1973年に始まり、およそ50年の歴史の中で300種類以上のカレー商品を世に出してきました。

その中で積み重ねてきたレシピやノウハウを基にカレーフレークも販売しており、現在「SPANION」ブランドにカレーフレーク第一弾としてスタンダードなタイプである「カレーフレーク中辛」を販売しています。スパイス専門店のこだわりとして4種類のスパイスミックスをバランスよく使用することでまろやかな味わいにし、老若男女問わず、ご家庭で楽しんでいただけるような商品になっております。

もっと辛さとスパイス感がほしい！というお客様の声に応え、激辛タイプの開発に着手

「カレーフレーク中辛」がお客様より安定的にリピートいただいている中、カレーフレーク第二弾の商品開発に着手しました。はじめは他社品を参考に検討しましたが、一番の決め手となったのは「お客様の声」でした。

「カレーフレーク中辛」にて多数のお客様からレビューをいただき、その中には「もっと辛いものがほしい！」「もっとスパイス感がほしい！」という声もありました。その声に応えるべく、辛くてスパイス感が感じられるカレー、『激辛カレーフレーク』の開発をすることにしました。

辛さとスパイス感を両立するため20回以上の試作を繰り返した「激辛カレーフレーク」の開発

「辛い」「スパイス感」をコンセプトに『激辛カレーフレーク』の試作・試食を行いました。とにかく「辛さ」と戦う日々でした。試作時は辛い香りが開発室中に漂い、生まれて初めて舌でなく鼻で辛さを体感しました。試食時は開発メンバーで口をそろえて「辛い辛い」と連呼しながら評価をしていました。

辛味部分は唐辛子の種類選定や、辛味付け香辛料の組み合わせにこだわりました。辛味付けの香辛料は、今回使用したハバネロだけでなく香辛料抽出物などを使用したこともありました。しかし、ただ辛いとなると旨味や味の深みが感じられなくなるため、「辛いけど、美味しい」の両立に悪戦苦闘しました。スパイスはちょっとの調整だけでも風味が変わるため、辛味・スパイス感・旨味それぞれの良さを生かすことも一苦労で、実際には、20数回ほどの試作を繰り返すことで、納得のゆくものに仕上がりました。

実際に初めて工場で『激辛カレーフレーク』を製造したときは開発室で少量の試作をした時とは異なり、圧倒的な辛味とスパイシーさに包まれました。工場で『激辛カレーフレーク』を作るところから袋詰めされるところまで、商品が出来上がっていく様を見ることで商品化できたことを実感しました。

普段は主に業務用の商品開発をしていますが、今回初めて自社品の企画からパッケージまで作成する商品に携わり、自信を持ってコアなお客様に喜んでいただける商品が完成したと思います。これから購入していただいた方から直接の意見を伺うことに若干の不安もありますが、とても楽しみです。

本過程を経て、2024年7月23日に販売開始いたしました。ありがたいことにECサイトにてカレーランキング1位※（楽天市場2024年7月23日23:50集計、リアルタイムランキング、楽天カレーカテゴリー）をいただくなど、注目していただいていることを実感しております。販売開始して間もないですが、ヒット商品のうちの1つになるよう、これからも引き続き販促等に力を入れていきたいと思っております。