目黒蓮さんの主演ドラマ『海のはじまり』第6話が8月5日に放送され、百瀬弥生(有村架純)と南雲水季(古川琴音)の意外なつながりに、多くの反響が寄せられました。(※ネタバレあり)
本作は、「親子の愛」をテーマに描く完全オリジナル作品。主人公・月岡夏(目黒)と、元恋人・南雲水季(古川)が夏に知らせず生み育てていた子・海(泉谷星奈)を中心とした登場人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情がリアルに、丁寧に描かれます。
<目黒蓮主演!月9ドラマ『海のはじまり』登場人物・キャスト一覧>
水季が海を産むと決めたきっかけは…?
第6話では、夏が、海と水季が暮らしていたアパートや海が通う小学校、水季が働いていた図書館へ。海の担任・乃木夏美(山谷花純)、水季の同僚だった津野晴明(池松壮亮)らから話を聞くことで、生前の水季がどんな生活を送っていたのか、知っていく夏の姿が描かれました。
アパートの大家(岩松了)いわく、水季はままならない生活だったかもしれないけれど、家賃を滞納することもなく、ゴミの分別もして、しっかりしたお母さんだったそう。
夏美には、病状や、(自身の状況によって)すぐに引っ越さなければいけなくなることを相談していた水季。
また、津野は、水季が本屋ではなく図書館で働く良さを「(貸し出しと返却で)同じ人に1冊で2回会える」と語っていたこと、時間とお金がないなかで検診を受けることもなく、病気が見つかったときにはできる治療がほとんどなかったことを語ります。
そうして少しだけ水季のことを知った夏は、プールに行った海を弥生と一緒にお迎えに行くことに。
そこで弥生は、水季がなぜ海を産むことにしたのか、誰かに聞いたかを夏に問いかけます。夏は急に産むと言い出したとしか聞いておらず、「きっかけとかないんだと思う」と言いますが…。
実は、水季には海を産むと決めったきっかけがあったのです。
それは8年前の冬のクリニック。夏にサインを書いてもらった中絶の同意書を手にぼんやりするなかで、患者がさまざまなことを書き込むノートを見つけた水季。
ノートには「母子ともに健康でした」「ここで産んでよかった」などポジティブな書き込みが。その中にあった「妊娠9週で中絶しました」という書き込みに水季の目が留まります。
中絶したことで罪悪感に襲われている、同じ状況の人に同じ気持ちを味わってほしくないと思っているとつづられた書き込みの最後は「どちらを選択しても、それはあなたの幸せのためです。あなたの幸せを願います」と締められていました。
このノートを読んだ水季は、海の出産を決めた様子。そして、これを書き込んだのは、弥生でした。
まさかのつながりにSNSは「うそだろ」「ここでつながるの!?」「ちょっとまってヤバい」「鳥肌」などと驚き。また、「弥生さん…号泣」「水季の背中を押したのが弥生さんなんて…」「弥生さん、海ちゃんを救ってくれてありがとう」「弥生さんが水季を変えたんだね」と感激する声が寄せられました。
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