2024年7月20日から8月25日まで開催の、フジテレビ夏の超大型イベント『お台場冒険王2024~人気者にアイ♡LAND~』。屋外特設会場「冒険ランド」内に設置された開放感ある大型スタジアムでは、毎年恒例の「めざましライブ」も開催され、7月27日はマルシィが登場しました。

マルシィ 1曲目から客席がタオルを振り回し一体感

マルシィは、2018年に結成、2022年にメジャーデビュー。ギター・ボーカルの吉田右京さん、ベースのフジイタクミさん、ギターのshujiさんから成る福岡発の3ピースロックバンドです。リアルで切ない恋の歌がZ世代の心を掴み、注目を集めています。

会場には、マルシィのバンド名が入ったタオルを手にし、メンバーの登場を今か今かと待ち構えるファンの姿が。その熱気を帯びた会場に右京さん、フジイさん、shujiさんが姿を見せると大きな歓声が起こりました。

1曲目は、恋をしているときの高揚感を歌った人気曲『アイラブ』。右京さんの「マルシィです、よろしく!」の声とともにイントロが流れ始めると、観客も手拍子で応え、さっそく盛り上がる会場。右京さんは爽やかな歌声を響かせ、サビでは観客がタオルを振り回して盛り上げるなど、一体感を見せました。

立て続けに『プラネタリウム』を爽やかに、『牙』をクールに力強い演奏で聴かせます。手を挙げて前後に振ったり、手拍子をしたりしながら楽曲を楽しむファン。その姿に応えるように、フジイさんもshujiさんも客席を煽るような熱い演奏を。

続く、右京さんのしっとりと伸びやかな歌声が沁みる『ラブソング』でクールダウン。観客もじっくりと聴き入っていました。

ここまで4曲立て続けの演奏で3人もすでに汗だく。右京さんは汗を拭きながら「めっちゃ暑いね。水飲んでますか?水持ってなくない?見せぇ」と観客を気遣い、観客が水を見せると「持っとるね」と安心した表情に。

さらに右京さんはメンバーの水分補給状況も確認。shujiさんは「(暑くて)やばい。今日(ペットボトルの水を)1本飲むわ」と宣言。次にフジイさんへ話を振った瞬間、シャツが汗でびっしょりの姿を右京さんが「(汗が)やばい!タクミが今日一番汗かいてる」と大笑い。フジイさんは「(汗で)池ができますね」と返し、会場の笑いを誘いました。

マルシィ 本編ラストは「ジャンプ!」で客席も最高潮の盛り上がり

その後、右京さんは「今日は(今年参加の)夏フェス初の野外。めちゃくちゃ盛り上げて、最高の思い出にして帰ろうと思います」と言い、「盛り上がる準備できてますか!」「夏最大の思い出をつくる準備できてますか!」と客席を煽り、そのまま『ミックス』『恋焦がれて』を披露。手拍子を受けながら爽やかに歌い上げる右京さんの姿に、会場にも笑顔が広がります。

ラストは、『最低最悪』。イントロの途中で「ジャンプ!」と右京さんが叫ぶと、観客が揃ってジャンプ!会場のボルテージは最高潮に。メンバーも演奏しながら、笑顔で客席を見渡し、一緒にジャンプ!この日一番の盛り上がりのなか「最高でした!」とステージを後にしました。

すると客席からすぐに『未来図』『幸せの花束を』の歌が聴こえてきます。“アンコール”代わりの歌に、メンバーもうれしかった様子で、右京さんは「アンコールありがとうございます!めっちゃ歌ってくれて。聴こえてました。うれしいなぁ」と笑顔。フジイさんも暑さで汗だくでしたが「みんなから元気をもらったので大丈夫です!」と満面の笑みを見せました。

そして、右京さんは「今日来てくれたみんなの“夏一番”をとりにいきたい」と言い、アンコールで『未来図』を披露。ステージを左右に移動しながら、会場の隅々まで目を向けつつ涼やかで切ない歌声を聴かせます。またファンと一緒に歌う場面もあり、宣言通り“夏一番”の思い出を作ったマルシィ。最後は「暑い日がまだ続きますけど、みんなも体調に気をつけて。僕たちも頑張っていきます。今日はありがとうございました!」という右京さんの言葉で締めくくりました。