笑福亭鶴瓶&ももいろクローバーZを凍りつかせた「犬ヨドバシカメラ」
東野さんから「一回、鈴木おさむさんの番組で注目されて『街裏ぴんくの嘘漫談おもろい』ってなってたけど…」と話を振られた街裏さんは「2017年に、おさむさんに『おもしろい』って言っていただいて、スーツまで買ってもらいまして。2019年には笑福亭鶴瓶師匠に激ハマりした時期もあって、ライブとか出させてもらったんですけど、光のスピードでハマり終えました」と無念そうに回顧。
続いて「本当に心底おもろいって言ってくれはったから、これで売れる!って思ったんですけど、僕が(笑福亭)鶴瓶師匠とももいろクローバーZさんの『桃色つるべ』に出たときに、鶴瓶さんが見てないネタをやろうと思って、店員がみんな犬の『犬ヨドバシカメラ』というネタをやったら、全員マジで殺し屋みたいな目でずっと俺を見てたんですよ」と苦々しく振り返りました。
その後、得意の嘘漫談に活路を見出すべく、鶴瓶さんがハマっていたというネタ「アンパンマン」を始めると、流石の話芸に一同グイグイ引き込まれ…しかし、あまりの尺の長さに、次第に空気は重くなり、途中で東野さんから「上手に終わってもらえませんかねぇ?」と制されガックリ。
東野幸治からの冷静なダメ出しに肩を落とす
それを見かねたようにザコシさんが「コイツ、『R-1』は辛勝。投手戦で勝ってんねん!」「別の番組で、ボケなしの鼻歌を歌ってゴリゴリにスベってた」などとトークの種をまいていったものの、街裏さんはうまく広げられず、スタジオは水を打ったような静けさに。
ここで東野さんから「おまえ、ホンマおもろないな(笑)。ネタはおもろいけど、なんかもう絡みは聞いてられへん」と冷静なダメ出しがさく裂し、「むちゃむちゃやろ!ウソやろ!おもろないって、終わりやんもう…」と、街裏さんは消え入るような声となり肩を落としました。
この日一番の爆笑をさらった瞬間は?
そんななか、今回の企画では、街裏さんとの関係の薄さから出演が見送られていた『R-1』前王者・田津原理音さんに関して、しんいちさんが「関西テレビが彼の優勝をなかったことにしようとしている」とナゾの陰謀論を提唱。
これに、東野さんは「そんな闇とかじゃなくて、理由がちゃんとあんねんて!」と否定したうえで、楽しそうに街裏さんを指さし「ただ、来年はおまえ呼ばれてへんかもわからんな(笑)」とぶっこむと、「おぉ~い!」と身を乗り出し反応。
「僕、普通に『第2田津原』じゃないですか。実は、僕の正体は田津原理音なんですよ~!」と、ここでよもやの決めポーズがさく裂し、この日一番の爆笑をさらったのでした。
“嘘へのプライド”をかけて、粗品とファンタジーロケへ
番組後半では、街裏さんがブレイクに向け密かに企んでいた秘策「ファンタジーロケ」を敢行。
「ファンタジー漫談、嘘漫談で優勝させてもらっていて、僕独自の武器が“嘘”になるので、商店街をまわるロケでも嘘をつく。それで道を切り拓きたいです」と、“嘘へのプライド”を交えながら決意表明。それに我こそはと協力したのが、『R-1グランプリ』でMCをつとめ、元マルコポロリレギュラーでもある粗品さん。
4年ぶりの凱旋出演となる粗品さんは、街裏さんとは浅からぬ縁があるらしく「僕が19歳のとき、一緒に地下の狭い所でライブやってました。客6人の前でぴんくさんと、僕はピンでやってましたね。だから、今回のR-1優勝はうれしかったです」と明かしました。
しかし、街裏さんがやりたいロケをそのまま行うわけもなく、訪れた東京・下町の商店街で待っていたのは“人生初のドッキリ”。
そうとは知らず、街裏さんはオープニングから「かなりイメチェンしました!MISIAと申します」と、早速嘘全開。食べ歩きをしようと立ち寄った店では、「久しぶり~」と見知らぬ女性店員に声をかけ、「ボイスレッスンでずっと教えてくれてた人です。本名知らんねんけど、『ミカエル』っていう名前でやってました」などとまくし立て、やさしく話を合わせてくれる店員に助けられました。
まさかの恐怖ドッキリに街裏ぴんくは耐えられるか?
粗品さんとめぐる「ファンタジーロケ」に、本人は手ごたえ十分。すっかりご満悦なところで、恐怖のドッキリへ。その全貌は、番組がつくった架空の占い店が出現し、いかにもヤバそうな男たちから「芸人ならネタを見せてみろ」と理不尽に絡まれ、嘘漫談について「本当なんだろうな?」とすごまれるというもの。
嘘にプライドを持つプロとして「これホンマなんですよ~!」と、100%嘘を貫き通すことができるのか検証しました。
一人で店内に入っていったところ「てめえ、誰だっ!」といきなり怒鳴られた街裏さん。さらに「誰だ!お前!」と2人目が現れただけでなく、サングラスにマスク姿の真打ち“親父”が登場。
「芸人か…。芸人だったら何ができるんだ。なんかやってみろよ」とムチャぶりされ、意を決した街裏さんはネタを開始。
「街裏ぴんくです。よろしくお願いします!ちょっと怖い顔してるんですけれどもね、こう見えても女芸人ですからね」と、冒頭からツカミの嘘を披露するも、苛立ったようにバン!と手を振り下ろす“親父”。
その意をくみとった子分が「本当か?」と尋ね、早速正念場。しかし、ここで怖さのあまり「えっと…すいません、僕は架空の話、嘘をつくっていう芸風でして」と白状してしまいました。
ネタばらしのため現れた粗品さんも「ちょっと待ってくれ…なにしてんねん!」と苦笑し「すぐ白状してましたね。“架空のことを言う芸風”って…ショックやったなぁ。芸人魂ないじゃないですか!」と詰め寄りましたが、街裏さんは「嘘突き通せるか!これホンマにびっくりした、マジで怖かってんけど」と、とにかくホッとした様子。
実は、今回ドッキリがもう一つあり、“親父”がサングラスとマスクを外すと、その正体は街裏さんがかつて所属していた悪役事務所「高倉組」の倉本組長。これが、11年ぶりの再会で、改めて『R-1』優勝についてあたたかい祝福を受けたのでした。
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