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ワタシの生き方 by PR TIMES

"ママだから"を越えて、なくてはならない人材へ。安く使われないことにこだわり、女性たちの新たな働き方を実現したママントレの挑戦とこれからの展望

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‟「働く私」もあきらめない”をコンセプトに、業務代行サービスや主婦と企業のマッチングサービス「エリアマイスター」を展開する株式会社ママントレ。2011年に立ち上がったママントレは、2016年に法人化。2024年の7月に8周年を迎える


代表取締役の須澤氏は、産後にキャリアパスを描けなくなったという自身の経験から、同じような悩みを抱える女性のために、制限があっても働ける選択肢を提供し続けてきた。


「安く働いてくれる主婦」から「なくてはならない人材」へと、価値観を変えるべく奔走した日々、メンバーに支えられた日々。


ママントレを立ち上げての13年間と、「エリアマイスター」をリリースしてからの10年間を、代表の須澤氏が振り返り、今後の展望とともに語った。


「ママでもキャリアを生かして自由に働きたい」、古い価値観に立ち向かい進み続けた日々

子育てと仕事の両立に悩む女性たちに、働く選択肢を提供するため、2011年に立ち上げたママントレ。須澤氏の前にまず立ちはだかったのは、長年はびこっていた古い価値観だった。


「最初の5年くらいは、『ママだから安いんでしょ』『在宅で何ができるの?』とばかり言われていました。社会貢献と言われたこともありました。性別は関係なく、企業で働いていた人がママになって、フルタイムで働けなくなっただけなのに。という想いがありました」と振り返る。


結婚や出産を経て、新しいキャリアを築こうとする女性たちが「安く使われないこと」にこだわるのは、自らの経験に起因している。第一子出産後、SEというキャリアを捨て、パート勤めに出た。子育てとの両立に疲弊しながら、キャリアについて自問自答する日々。「ママになってもキャリアを生かして自由に働ける選択肢があるはず」だと、須澤が選んだ道が起業だったのだ。



「始めの段階では、在宅でできる仕事も限られていたし、主婦にスキルがあることも、わかってもらえなかったですね。女性起業塾のプレゼンで、『働きたいけど働けないというママたちをサポートする仕事がしたい』と言ったときに、冷たい反応をされたこともありました。ビジネスプランコンテストのメンタリングでも『主婦サークルの延長?』と言われたことがありました」 

ターニングポイントとなった二人からの助言。新しい働き方をつくるため前進へ


そんな時に須澤の心を動かしたのは、ある方々からの助言だった。当時、起業塾の講師であり、現在は大阪市港区長の山口照美氏からかけられた『この事業には需要がある。頑張って』という言葉。そして、スタートアップ支援に携わる株式会社ウィズグループ代表取締役の奥田浩美氏から、『あなたたちは、5年先の働き方をしている』と声をかけてもらえたこと。「お二方からの言葉がターニングポイントになった」と振り返る。

 

この助言をきっかけに須澤は「自分たちが新しい働き方をつくる」という明確な信念とともに、「エリアマイスター」を開始すべく前に進み出す。

数々の実績で得ていく信用、仕事紹介だけではない、仲間も見つかる唯一無二のサービス

まず始めたのは、信頼を得るということだった。「エリアマイスターで働いてくれる人だけではなく、自分たちも『主婦の集団だから安いんだ』と思われないように、信頼してもらえる実績を積むことをすごく意識してきました」。


有料職業紹介事業者や経産省認定のスマートSMEサポーター※の資格を取得。さらに、ひょうごクリエイティブビジネスグランプリで産業労働部長賞を受賞し、総務省のテレワーク先駆者百選にも選ばれた。


※情報処理支援機関。中小企業の生産性を高めるためのITツールを提供するITベンダー等のIT導入支援者。



そんな企業努力も後押しし、ママたちの働き方に寄り添う形で、事業は広まっていく。マッチング事業の「エリアマイスター」では、単なる仕事の紹介だけでなく、モデルケースや仲間を見つけられるように、コミュニティ的な側面を持たせることにした。月に一回、キャリアコンサルタントが同席する相談会を設け、お互いのキャリアについて、参加者と語り合うのだ。


「キャリア相談は一対一ではなく、参加した人みんなで話を聞いて、意見を出すという対話形式。みなさん最初は暗い顔をしているのですが、キャリアについて語り合ううちに、みるみる明るい表情になり、笑顔で帰っていかれます。キャリアコンサルタントからの本質を突いたアドバイスも好評です」

こだわったのは一人ひとりと向き合うこと。自分ごととしてワーカーに寄り添い併走していく


広告を出して一気にワーカーを増やすという手段もあったが、須澤がこだわったのは、一人ひとりのワーカーを知ることと、向き合うこと。


「働くことをあきらめなきゃと、心が折れそうになっている人を、『できるよ!』と励ましてあげたいからです。彼女たちは一歩踏み出せば、すごくパワーを発揮します。彼女たちの価値を崩さずに、やりがいを感じてキャリアパスを描ける道を一緒に探したいのです」 


転職市場では評価されないと悩む女性たちのモチベーションをアップし、戦力化したことが功を奏し、「エリアマイスター」の強みになっていく。同時に、ワーカーの悩みや想いに自分ごととして寄り添い、伴走してくれる「エリアマイスター」を支持するワーカーも増えていった。 



さらに、運営メンバーの力もママントレの成長を後押しした。SEや広報、ライター経験者などが集まる6人の精鋭メンバーだ。 


「他の企業からのスカウトも絶えない優秀なメンバーたちで、いつ離れてもいい状況なのに、みんな『エリアマイスター』への強い想いでずっと関わり続けてくれている。ここなら新しい景色が見られると言って、同じ想いを共有できている


メンバーそれぞれの持ち味を生かし、さまざまなアイデアを出していく。みんなで議論しながら、アイデアを一つずつ形にし、実現させていった。「メンバーがいたからこそ、今の『エリアマイスター』になった。一人ではここまで来られなかった」。

コロナ禍が転機に。ママだからではなく、ワーカーの価値が認められるように


ママントレの勢いは加速していく。新型コロナウイルス感染拡大でのテレワーク普及が呼び水となり、企業からの依頼が殺到したのだ。「コロナを転機に、ペーパーレス化や在宅ワークが進んだ結果、企業側がテレワークでも仕事を頼めるということを理解してくれるようになりました。依頼が増え、売り上げも倍増しました」。


ワーカーを受け入れる経営者の姿勢にも、徐々に変化が見え始める。「安く使えるんでしょ?」ではなく、「エリアマイスターなら信頼できる人を紹介してもらえるから安心」「社会人経験を積んだ人たちだから安定感や安心感がある」といった声が聞かれるようになってきたのだ。須澤は、「ママだからではなく、この人にいてもらうからこそ価値があると認められるようになって、本当に嬉しかった」と振り返る。

実現したかった"「働く私」もあきらめない"社会が形になる


現在までのママントレの取引先企業数は約300社、「エリアマイスター」に登録するワーカー数は800人にまで増えた。須澤が実現したかった「キャリアパスまでを含めた働き方と、その人らしい生き方の提供」は形になり、受け入れる企業やワーカーを生み出し、背中を押された女性たちの人生までをも変えてきた。 



2024年3月には、ママントレのメンバーたちと、REACHREACH※のワークショップで、1日がかりで「エリアマイスター」のブランディングを改めて行った。誕生した新たなブランドコンセプトは、‟「働く私」もあきらめない”。 


※MBS、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズの3社が企業の成長を促進するための発信情報の発見と価値化・戦略的な発信力向上をサポートする組織 


「働く自分、子育てしている自分、家事をする自分、趣味を楽しむ自分。ライフスタイルの変化で、どうしても働くという優先順位が下がっていきがちだけれど、働くことをあきらめて欲しくない。そんな想いが込められています」


【引用】博報堂マーケティングワークショップより



さらに、8周年を機にロゴのリニューアルも行った。ロゴは、登録する会員からコンペ形式で募集を行い、多数の応募の中からデザイナーの中島知子さんの作品が採用された。


仕事も育児も家事も、楽しむ気持ちをあきらめない。軽やかに働きたいという想いが込められた音符をモチーフにしたロゴです


"働き方のグラデーション"をつくりたい、自分に合った働き方を決められる時代を目指して寄り添い続ける


テレワークの普及やAIが台頭し、ますます多様化する働き方の中で、ママントレがこの先目指すのは「働き方を自分で決められる世の中」だ。


仕事と育児との両立はサバイバルゲームのようなものです。身近な人のサポートや、子どもが元気に通園・通学してくれること、転勤がないことなど、さまざまなハードルを乗り越えて、ようやく実現できること。無理をして続けてきた人も多いと思います。働く場所や時間を決められてしまう企業主導の働き方では、どうしても歪みが出てきます。正社員、フリーランス、複数拠点での働き方など、自分で選択できることが大切。私たちは、働き方のグラデーションをつくっていきたいと思っています」



今後は、出産や育児で働くことをあきらめるのではなく、「選択肢を増やし、ライフスタイルに合わせて自分で働き方を決められる時代にしていていきたい」。そして、そのためにアクションを起こすのが「私たちでありたい」と須澤は言う。


「ママは安く使える人材」だという古い価値観を一掃し、アドバンテージを持つ柔軟な働き手として、主婦たちの新たな価値を見出してきたママントレ。これからも働き方に迷う女性たちに寄り添いながら、働き方の新しいスタンダードをつくり、社会にインパクトを与え続けていく。


株式会社ママントレhttps://mamantre.com/

エリアマイスターhttps://areameister.jp/






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