そして、最後の相談者は、東京都30代・匿名希望のAPさん。

キャスターアリタが、相談者からの手紙を「この春、長年組んでいた相方と解散。相方は芸能の才能があり、面白く、特に音楽の才能が優れています。何もできない自分ですが頑張りたい」と読みあげると…。

みやぞんさんはハッとした表情で「AP…あらぽんですね」と、なにかに気づいた様子。

スタッフによると、APさんはスタジオに来てはいるものの、気持ちの整理がついていないということで、みやぞんさんは先に応援歌を歌うことに。「しみったれた感じはイヤなんですよ」と言いつつも…。

昔「一緒に笑いやろう」って誘ってくれた
だけど いろんな流れがありまして
二人は離れることになりました
だけど いつか また二人で
一緒に舞台に立ったりできたらいいなと思います
本当に今まで ありがとう
心から応援してます

みやぞんさんが、心を込めて自身の思いを歌にのせて披露すると、「ちょっと響きましたね」（キャスターアリタ）、「素晴らしいですね」（岸先生）と、スタジオが感動に包まれて拍手喝采。

そして、今の歌を聞いて感動したというAPさんがスタジオに現れました。

それは――パーパーのあいなぷぅ（＝AP）さん。

あらぽんさんが現れると思っていたみやぞんさんは、あいなぷぅさんの姿を見て脱力。「パーパーの解散は、僕知らない！」と声をあげました。

あいなぷぅさんが、「相方のほしの（ディスコ）さんに音楽の才能があって。これからは、コンビの活動よりも、音楽の仕事を」と、事情を語っていると…。

ほしの：ちょっと待ってください！

ほしのさんが、思い詰めた表情で突然スタジオに。みやぞんさんは、「あ、ほしのさん！久しぶり」と挨拶しましたが、ほしのさんは構わず続けて…。

ほしの：（息を切らしながら）音楽活動に力を入れていきたいって言ったけど「解散したい」とは言ってないよ。俺はこの先、何があってもずっと一緒におまえとお笑いやっていきたいって思ってるよ！！

あいなぷぅ：（芝居じみた口調で）だから！そういう感じがイヤなの！

みやぞん：変な茶番劇見せないでよ…。これ、2人のコントでしょ！？

スタジオ：（笑）

あいなぷぅ：私のこと、お笑いの相方として必要だって思ってないでしょ！

ほしの：必要だと思ってるよ。一緒にやっていこう！

パーパーの小競り合いが見てられないみやぞんさんは「これはヒドイですって。さっきの歌も全部、返してもらいたい！」と不満を漏らしました。

そんななか、今度はほしのさんが歌うことを懇願。みやぞんさんの伴奏で、あいなぷぅさんへの思いを込めて歌うことに。

『猫』（DISH//）の替え歌で『犬』と題し「君とコントをした日々も～楽屋で会話ない気まずさも～（略）犬になってもいいから君の 僕にもっとしつけしてくれ～♪」と、美声を響かせて…。

そのアツい思いを受け止めたあいなぷぅさんは「コンビを続けようかなと思います」と翻意し、コンビでの再出発を決意。

キャスターアリタ：…ということで、ANZEN漫才も、解散をやめるってことでよろしいでしょうか？

みやぞん：え、解散ってそんなダメなことなんですか？なんか、すごい罪悪感というか…。

キャスターアリタ：（あいなぷぅさんに）やっぱり、解散しない方がいいですよね？

あいなぷぅ：はい。解散しない方がいいと思います！

みやぞん：これね……ぶっちゃけたこと言うとね、解散は向こうから言われたんです。

一同：（！！！）

みやぞんさんの突然の告白に、キャスターアリタとパーパーの2人は、顔を覆って笑ってしまいました。