佐藤健が明かすONE OK ROCK・Takaの存在「嫁です」

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6月12日（土）、映画「るろうに剣心 最終章 The Final／The Beginning」大ヒット御礼舞台挨拶－ALL FOR THE FUTURE－が二部構成で開催された。

第一部は、「るろうに剣心 最終章 The Beginning」大ヒット舞台挨拶と題し、佐藤健、有村架純が登壇。イベントの模様は、全国の劇場にライブビューイングで生配信された。

佐藤は「映画いかがだったでしょうか？先週ついに2部作の公開を迎え、宣伝期間をずっと走り続けてきたわけですけど、ついにゴールに向かっているなと。本当はずっとこの映画の宣伝をしていたい気持ちなんですけども…。今日はまた皆様のおかげで、大ヒット舞台挨拶に立つことが出来ました。本当にうれしく思っています」と感謝した。

有村は「いろいろな方から感想をいただいて、やっと自分の荷が下りたのかなと思います。このような大作に少しでも参加することが出来たことは、自分にとって大きな経験になったなと思います」と深々と礼をした。

スケジュールの都合で急遽、リモート参加となった大友啓史監督は佐藤の呼びかけでスクリーンに映し出されると、「さっきの有村さんじゃないですけど、僕も肩の荷が下りたような状況です。本当にありがたいです」とあいさつ。

佐藤は本作の出演に関して「非常に楽しかったですよ。今までは逆刃刀を手に戦っていたんですね。今回は真剣に持ち替えて戦っているので…、養成ギブスがとれたというか、伸び伸びできたといいますか。刀でのアクションを楽しめました」と明かした。

有村は「とにかく皆さんの思いというものを毎日考えながら、この作品への熱量というものを忘れないぞという気持ちで、毎日撮影に臨んでいました。いろんな方にアドバイスをもらいながら…、雪代巴という人物を作ることが出来たことが心強くて。本番では演じるのは1人だけど、それまでの過程は1人じゃないなということを感じさせてくれました」と語った。

また、イベント中盤には本シリーズを通して主題歌を担当したONE OK ROCKのTakaもアメリカからリモートで参加。

Takaは「すべての作品で主題歌を書かせていただきまして、本当に僕らのバンド人生はるろうに剣心であったなと思います。ついに『The Beginning』で長いストーリーが終わってしまうと思うと寂しい気もしますし、ほっとする気持ちもあります」とあいさつした。

映画「るろうに剣心」シリーズで特に「 The Beginning」が好きだと公言しているTakaは「健のアクションもシリーズを重ねてどんどんすごくなっていって。それ以上に、表情や世界観というものが、僕とリンクするものがたくさんあったなと。（映画を見て）切なくも日本人として、すっと腑に落ちる感情になったなと。今までに感じたことのないフィーリングになったなと」と告白。

佐藤は「ONE OK ROCKの皆さんが誰よりも先に、試写で映画を見るんですね。僕とかよりも先に。なので、僕が『映画どうかな？』とかドキドキしている段階で『めっちゃよかったよ』ってTakaから聞くんすよ（笑）」と明しながら「アメリカにしょっちゅういるくせに『日本人として』って結構いうんだよね（笑）」と突っ込んだ。

Takaは「そうですね（笑）。こっちで侍魂を掲げてやっているので」と笑顔で答えた。

曲作りについては「監督からはいつも『任せました』とかひと言、ふた言しかいただかないので、最初はプレッシャーだったんですけど。回を重ねていく毎に、そこに説明はいらなくて、僕が感じたままにしっかりと曲を作ることが一番大事なのかなと、そういう思考に変わっていった」と説明。

本作の主題歌については「（試写で）見終わった段階から、必ず一番最初の音とかが鮮明に頭の中でなっていたので、そういったファーストインプレッションは大切にしました」と語った。

また、公私ともに仲の良い佐藤とTakaの2人はどんな関係なのか聞かれると、佐藤は「嫁です」ときっぱり。

Takaは「その嫁の位置から転げ落ちないように、頑張っていきたいと思います」と答えつつ佐藤について「友達でもあるし、同志でもあると思ってます。僕が嫁ならその逆もあるなと。とても良い関係です」と明かした。

第二部に登壇する佐藤や神木隆之介へ質問を求められたTakaは「映画の現場にも一度うかがわせていただいて、健もすべて一人でやり遂げている姿を見て、スタッフの皆さん演者の皆さん一つの作品を作るうえでどういうものをテーマに作り上げていっているのかすごく興味があります」と尋ねた。

最後に有村は「この作品は健さんをはじめキャストの方々スタッフの方々が精魂込めて作り上げた作品だと思います。この先もこの作品を愛してくれる方がいてくれたらうれしいです。また一番最初から『るろうに剣心』を見ようかなと思います」としみじみと語った。

佐藤は「一番伝えたいことは感謝です。今この時期になって、ずっと宣伝してきて…。『今日は本当にありがとうございました』って言うと終わっちゃう気がするので嫌だな。残りの公開期間を出来るだけ濃く過ごしていきたいなと思います。だから今日は『また会いましょう』という言葉で締めさせていただきます」と一礼した。

©和月伸宏／集英社 ©2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
配給：ワーナー・ブラザース映画

最新情報は、映画「るろうに剣心 最終章 The Final／The Beginning」公式サイトまで。