6月9日(水)、発毛に特化した医療機関であるDクリニック新CM発表会が行われ、ゲストにナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)が登壇した。

この新CM「熱唱」篇は、2年前から引き続きナイナイの2人を起用したもので、崖の上で「さあ立ち上がれ~髪の毛たちよ~」と歌い上げるもの。

岡村は「ここだけの話ですけど、水面下でたくさんの芸能人の方を(発毛クリニックに)紹介してます。『どうしたらいいんでしょうか?』とか『どちらに行けばいいんでしょうか?』とか連絡いただきまして…。名前は伏せさせていただきますけど」と芸能界の発毛サロンのパイプ役になっている様子。

矢部も「後輩の芸人から『通わせていただいています』と言われました」と明かし発毛のCMに出演した影響は大きいようだ。

また岡村は「(発毛クリニックに通っている芸人で)一度、江頭2時50分さんの名前を出して怒られました」と明かし会場を笑わせた。

結婚生活の先輩として岡村は矢部に「プライベートで、どうこう…というのはないんですけど、仕事を通じては結構アドバイスをもらっていますね」と明かすと、矢部は「まだ(直接)奥様とお会いしていませんから」と告白。

昨年の10月に入籍した岡村は矢部に奥さんの写真は見せていたようで「なんていうか、岡村さんを包み込むような。写真ではそういった印象ですね」と優しく微笑んだ。

CM撮影の裏話を岡村は「僕らが立っている場所は、ものすごい風が当たりまして…。前から扇風機みたいなものも回していますので…。これは文句ではないんですけど…。ほこりとかがすごかったんです。歌も歌わないといけないから、監督さんから『口をもっと開けてください』って言われたんですけど、ほこりが大変でした」と説明。

矢部も「合間合間でメイクさんが髪の毛を直してくれたんですけど、関係ないんですよね(笑)。風で普通の髪の毛の状態が保てないから」とエピソードを披露した。

イベントの中盤に、FUJIWARA(原西孝幸、藤本敏史)が「俺らの方が新CMの出演にふさわしい!」と語って登場する場面も。

元気いっぱいにFUJIWARAが「ちょっと、ちょっと!」とコメントしながら登壇すると、ナイナイの2人は苦笑いで「若手か」とツッコミ。

岡村が「原西さんって、台本とか読まないタイプかと思ったんですけど、しっかり読み込んでたんでびっくりしました」と明かしと、原西は「おい!言うな!」と恥ずかしそうに返した。

藤本が「俺らの方が新CMの歌を熱唱できる!」と豪語し、ステージ上で歌うと静まり返った会場を見渡し「こんなにウケへんか?」と驚いた表情でコメント。

矢部は「ハートが強い。初めてちゃうかな100%、FUJIWARAがスベってるの見るの」と笑いながら語った。

ナイナイとFUJIWARAの4人は1991年に結成された吉本印天然素材のメンバーとして約30年の付き合いがあるということで、当時の写真を見て、現在の頭皮と比較する一幕も。

岡村の髪型について矢部は「番組のロケでプールとかに入って濡れる系のロケをしているときに、(プールから)上がってきたときに、濡れた髪の毛を見て『アカン!』って思いました。海坊主出てきたと思いました」と笑いながら告白。

原西も髪の毛が急激に抜けた時期があるらしく「大阪時代に、僕たちぱっとしない時期があって。その時にロンドンブーツ1号2号が、わ~って人気になって。藤本が『俺、髪の毛を赤色にするわ』って…。しゃあないから俺は金髪にして。その瞬間にものすごいハゲってたんですよ」と答えた。

発毛クリニックをオススメしたい芸人を聞かれた岡村は「いろんな方に声をかけてるんですけど…。会う度にフットボールアワーの岩尾(望)さんには言ってますね」と明かした。

また、髪の毛が薄くなっていることを気づいたきっかけを岡村は「映画撮っている時に、ぱぱぱっと頭に(黒い薄毛隠しの粉を)振ってもらって…。スタッフさんからの言葉なしに…。『これなんですか?』って言ったら『いや、皆さん振られますので…』と言われて」ということがあったらしく「そこが最初の気づきというか。あっ、これは自分のあまり見えない部分が薄くなってきているのかなと…」と振り返った。

最後に岡村は「本当に薄毛で悩んでいる方は、最初お話を聞くだけでもいいと思いますので、ちょっと気になったという方は、ぜひ相談に行っていただけたらと思います。薄毛で悩む有名人の方も僕に声をかけてくださったら…。ちょっと、一般の人に見つかりたくない人は、裏口もありますので」と呼びかけた。

矢部は「今の時代、別に恥ずかしいことではないので勇気を出して動いていただけたらと思います、あとCMも楽しんで見ていただけたら」と締めくくった。