“目の保養”となるような麗しい男子を紹介する「眼福♡男子」企画のVol.49に登場するのは、兵頭功海(ひょうどう・かつみ)。
GYAOとAmuseが映画制作に向けて共同実施したオーディションの出演者部門でグランプリを獲得し、2019年、映画「五億円のじんせい」で俳優デビュー。その後、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(テレビ朝日)にカナロ/リュウソウゴールド役で注目され、2020年からは所属事務所・アミューズの若手俳優によるプロジェクト「チーム・ハンサム!」にも参加。次代を担う若手俳優として期待を集めている。
そんな兵頭が昨年に続き、カレンダー「兵頭功海 2021.4-2022.3 カレンダー」を発売するということで、フジテレビュー!!では、インタビューを前後編に分けて公開。前編ではコンセプチュアルな本作の制作の裏側などを語ってもらった。
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全部のシーンが自分と重なる
――今回のカレンダーは“君と過ごす、私の1年間の物語”がテーマで、ストーリー仕立てになっているそうですが、このアイディアはどのようにして生まれたのですか?
昨年のカレンダーは、なるべくいろんな表情やシチュエーションを撮りたいと思って作ったのですが、今年に関しては、最初、僕の中では特にこれ、というイメージがなくて。なんとなく、写真の質感としてフィルムっぽくて、今の言葉で言うと“エモい”って言うんですかね、僕自身はエモいって普段は使わないんですけど(笑)、そういうテイストで撮れたらいいな、ということだけを伝えて。
そしたら、自分で言うのは少し恥ずかしいのですが(笑)、スタッフさんから僕の人懐っこいところを上手く使いたい、という案が出てきて、カメラマンの西村理佐さんも含めて話し合った結果、今回のテーマが決まりました。
僕としては作るからには昨年を超えるいいものにしたい、というのがあったのですが、このテーマが出たときに、「ぴったりだ」と感じて。西村さんが仮の写真を使って、コンセプトがわかるデザイン案を作ってきてくださったんですけど、もうそれを見たら「これだな」と。あとは僕がどのくらい“彼”というものを自分から引き出せるか、だと思いました。
――12ヵ月で1つのストーリーを見せているとのことですが、どんなシチュエーションで撮影しましたか?
既に数枚公開されているんですけど、それは表紙にもなっている海でのシーンと、朝起きて、ベッドの上で「おはよう」って言ってるシーンと、古着屋さんで買い物をしているシーンと、あれはお風呂上りなのかな?“彼”にこんなセクシーなところがあったんだって、“私”が垣間見た瞬間のシーンがあって。
2人の出会いから始まって、“彼”が“私”の家に転がり込んできて、一緒に住むようになるというストーリーなので、日常の場面がたくさんあります。
そういうシーンの写真に、“私”目線の言葉が小説みたいに載っていて。だから見ていただく方々が自分を“私”に置き換えて、“彼”と一緒に住んでいるような感覚になって、入り込んでいただけるんじゃないかと思います。
――ストーリーはどのように作ったのですか?
最初の西村さんとの打ち合わせのときに、「僕はこんな人間です」みたいなことをお話しさせていただいて。そこから西村さんが、“彼”を想像して作ってくださいました。
――そのときは、どんなことを話したのですか?
僕がこれまでどんなふうに過ごしてきたか、どんな恋愛をしてきたのか、とか。あとは今、どんなことを考えているのか、とか。そしたら、西村さんの方からも、「これってこういう感じ?」みたいな話も出てきて、「はい、僕はそんな感じです」って(笑)。
――“彼”と兵頭さんが重なるところも多かったですか?
基本的に僕自身とつながらないことはやりたくなかったので、全部のシーンが重なるな、と感じてました。例えば、6月は何かの決断を前に、“彼”が考え事をしている、というシチュエーションで撮っているんですけど、僕自身、雨の日に考え事をすることも多いので、ハマっているな、と思いました。
――逆にこれは意外、みたいなところはなかったですか?
拗(す)ねた顔をするシーンがあったのですが、写真で見たときに「自分ってこういう表情ができるんだ」と思ったところはありました。新しい自分を発見できたというか。自分でも驚いたくらいなので、ファンの方にはより新鮮に感じてもらえるんじゃないかな。今後、お芝居でも活かせそうですし、友達とかにふざけてやってみたいと思いました(笑)。
自分の中から出せるものしか出してない
――今回、写真の他にムービーもあるそうですが、そちらはどんな内容になっていますか?
西村さんが“私”目線になって、“彼”を見ている映像になっています。だから、僕が何かを言ったら、それに反応するように映像が動くこともあります。写真を撮りながら撮ったオフショットではなくて、このために撮ったものです。
“私”と2人きりという雰囲気を出すために、できる限りスタッフさんも減らして、僕の目線にはカメラしか入らないような形で撮影していただきました。本気で彼女に話しかけるような感じで恥ずかしかったんですけど、頑張りました(笑)。
――セリフもあるのですか?
セリフと言うほど決まったものではないですけど、言葉は発しています。カレンダーのストーリーの一部を切り取っている形なので、大体のニュアンスが合っていれば大丈夫、という。映画やドラマみたいにセリフを覚えて話す、みたいな感じではなくて、流れだけを覚えて、あとはその場の空気に合わせて話しました。
――こういう場面のときは、兵頭さんはこんなふうに話すというのが、再現されている、と。
そうなんです。恥ずかしいな(笑)。
――今回演じた“彼”は、限りなく兵頭さん自身なのでしょうか。
誰かを真似したり、何かを参考にしたり、外から取り込んだものはなくて、自分の中から出せるものしか出してないので、“彼”は兵頭功海ではあるんですけど、実際には“私”はカレンダーを買ってくださった方それぞれになるので、そこでの違いはあると思うんです。だから兵頭ではなくて、あくまでも“彼”という。僕の中から出たものだけど、さっき話したように自分でも知らなかった表情をしていることもあって、すごく面白い撮影になりました。
同世代の方々とライバルであり、友だちになれる
――昨年末から、兵頭さんは「チーム・ハンサム!」の一員としても活動していますが、同世代の俳優仲間と一緒に過ごして刺激になることはありますか?
僕、ハンサムに入る前まで、事務所内での知り合いが全然いなかったんです。だから単純に同世代の方々とライバルであり、友だちになれる、というのが、すごくいいな、と思っていますし、刺激もたくさんもらっています。
やっぱり同じ仕事をしているので、他の人がいろんな仕事をしているのを見て、負けてられないな、と思うし、どうしても自分一人の気持ちだけじゃ頑張れないときに、そうやって外から刺激を受けることで、前を向けることもあります。
――メンバーで仲がいい人は?
渡邊圭祐さんとは、事務所に入ったのは圭祐さんの方が少し先で、年も上なんですけど、同じ時期に特撮(『騎士竜戦隊リュウソウジャー』/兵頭、『仮面ライダージオウ』/渡邊)でデビューをして。
これまで同じ事務所で特撮に出ている方はたくさんいるんですけど、同じ時期に出るっていうのはなかったみたいで、一緒に雑誌の撮影とか、企画をやらせてもらうことがあって、もとから知っていたのが唯一、圭祐さんだったんです。なので、今でも一緒になったときはよく話をさせてもらっています。
あと、入ってから仲良くなったのは富田(健太郎)さんです。(ハンサム内の)同じユニットで、実は近所に住んでいることもあって、かわいがってもらっています。歳も上で、歴も大先輩ですけど、熱い話をしてくださって。僕も九州男児で熱い話が好きなので(笑)、2人でよくそういう話をしています。
兵頭功海インタビューは<素顔編>に続きます。こちらもお楽しみに!
撮影:小嶋文子
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