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岩田剛典が「うらやましい」と思う“ガチの幼なじみ”YUとの対談で「照れくさい」を連発_site_large

岩田剛典が「うらやましい」と思う“ガチの幼なじみ”YUとの対談で「照れくさい」を連発

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EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマー、そして俳優としても存在感を増している岩田剛典。

1月29日(金)から全国公開される主演映画「名も無き世界のエンドロール」では、強い絆で結ばれた幼なじみのために命をかけ、裏社会にまで潜り込む交渉屋を熱演し注目を集めている。

活動の場を広げていく岩田と、“ガチの幼なじみ”であり、スタイリッシュなアーティスト性を持ちハイブランドとのコラボレーションでも注目を集める4人組バンド「I Don’t Like Mondays.」のボーカリスト・YUが、このたび、取材会を行った。

表現者としてお互いを常に意識し合い、刺激を与え合う、唯一無二の親友2人によるざっくばらんなトークをお届けする。

<岩田剛典・YU インタビュー>

岩田剛典が「うらやましい」と思う“ガチの幼なじみ”YUとの対談で「照れくさい」を連発_bodies

「刺激をもらえる存在」(岩田)「近い人間から見ても輝いて見える」(YU)

――岩田さんは主演映画の公開を控え、YUさんは昨年末に5ヶ月連続配信リリースを成功させました。このタイミングで初対談をする気持ちは?

岩田:恥ずかしいような照れくさいような、不思議な気持ちですね。今回の作品が偶然にも幼なじみをテーマにした作品だったので、こうやって取材をしていただけるというのはありがたいなと思います。ガチの幼なじみがたまたまお互いに芸能の世界に入って、かたやバンド、かたやEXILE/三代目J SOUL BROTHERSとして活動している。本当に不思議なご縁だなって。

YU:記憶にないくらい小さな頃から一緒にいた2人が、それぞれに仕事をやってきて、こういうかたちで仕事ができるというのは僕自身もすごく感慨深いです。お互いの両親に見せたら、「この人たちも大人になったんだな」って改めて思ってもらえるかな(笑)。

――YUさんが「名も無き世界のエンドロール」を観た感想は?

YU:主人公の「キダ」には冷徹な中にも親友を思う熱い気持ちが流れていて、あそこまで冷酷ではないですが、すごくガン(岩田)っぽいなって。ガンも一見クールに見えてドライな部分はあるんですけれど、中に流れている血はすごく熱い。無理をして役を演じているというよりも、自分が持っているものを吐き出すような演技だったなと思いました。

岩田:出演作品を見た感想をLINEでも送ってくれて、うれしいなと思いました(笑)。今回の役柄は“交渉屋”だけど、職業的なところ以外は「分かるな」という部分が多い。「幼なじみがピンチになったら助けたい」という気持ちも自分と大きくかけ離れていません。言葉で言われるのは恥ずかしいけど、YUの分析はさすがだなと思います(笑)。

――アーティストとしてお互いの活動を見ての感想は?

YU:近い人間から見ても輝いて見えています(笑)。他のアーティストに対しては嫉妬だったり、「悔しい」という気持ちを感じるんですが、なぜか彼に対しては感じたことがない。普通だったら「負けたくない」という気持ちが芽生えると思うんですけれど、なぜかは分からない…不思議です。

岩田: YUは昔からそうですけれども賢い。すごく先のことまで考えて行動しているなと思うし、自分自身のブランディングに対してもプロデュース能力がある。日頃からコミュニケーションをとっている中でも、刺激をもらえる存在です。幼なじみでこういう人がいてくれて、本当に退屈しない(笑)。

岩田剛典が「うらやましい」と思う“ガチの幼なじみ”YUとの対談で「照れくさい」を連発_bodies

YU:活動する上で一番心がけているのは、自分を取り繕わないようにすること。自分っぽい作品、歌詞、表現というのを考えながら、“自分”というものを表現できるように気をつけています。

岩田:それはすごく感じますね。バンドでボーカリストとして自分の言葉で発信しているところをすごくリスペクトしています。アーティストとして自分のアイデンティティを自由に思いっきり表現している姿を見ると「うらやましいな」と思います。

僕は完全なエンターテインメントの世界にいる人間なので、いろいろな人に支えられて、モノづくり、仕組みづくりの裏側も想像しながら無意識で行動していることが多いから。

「会っていない期間も順風満帆だったんだろうな」と思っていた(YU)

岩田剛典が「うらやましい」と思う“ガチの幼なじみ”YUとの対談で「照れくさい」を連発_bodies

――小さい頃のお互いの印象は?

YU:最初の出会いについては覚えていないくらい昔で、両親同士が仲良かったのがきっかけですね。小学生の頃のガンはやんちゃではあるんだけど、すごく勉強もできて、絵も上手かったのが印象に残ってます。でも本当に“ガキンチョ”って感じでした(笑)。

岩田:塾もクラスも一緒だし、共に中学受験を戦った戦友でもありますから。その当時からすごく気が合って、変なライバル意識もないので一緒にいることが自然な相手でした。よく覚えているのが、塾の休み時間に僕は親が作ってくれたお弁当を食べていたんですが、YUは温かいカレーを食べていることが多くて、「いいなー、俺もあったかいカレー食べたいな」って思っていて(笑)。

YU:よくカレー食べてたね(笑)。ガンとは小さい頃からずっと一緒でしたが、三代目に入った頃から3年くらいブランクがあるんです。久々に会った時にはすでに活躍していたので、「会っていない期間も順風満帆だったんだろうな」と思っていたら、実はその期間にすごく彼なりの苦悩があったり、なかなかうまくいかなかったんだという話を聞いて、改めて「すごい人だな」と思いました。

岩田:僕は大人になって初めてYUの作詞の才能、感性に気付きました。まだ未発表の曲を聞かせてもらうこともありますが、「こんなこと考えながら生きているんだね」って、不思議な感じ。YUはもともと外国や、アート、音楽も好きで、自分のインスピレーションを搔き立てるものを常に探している人。そういうところにすごくシンパシーを感じるし、似た空気を持っている幼なじみだからこそ、自分に持っていないものを羨ましくも思うし、純粋にこうやって自分の活動を築いていることをリスペクトしています。

YU:それはお互いにありますね。だからこそ、いつか一緒に作品を作ってみたいなと結構前から思っています。

「昨年失ってしまった時間を取り戻せるように」(岩田)

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――今年の活動への意気込みは?

YU:去年からライブを行うことも難しくなってきて、今年もまた有人ライブが苦しくなっている中で、すごく悔しい気持ちになったこともあったけれど、その期間は僕の中で超えたところがあります。悲観していてもしょうがない、このシチュエーションすらもプラスに変えていけるようにしたい。去年から積み上げてきたものも含めて、作品として世の中に提示できればと思っています。

岩田:雲行きが怪しい中で始まった1年ではありますが、エンタメ界がストップしてしまうのはよくないなと思っています。情勢を見ながら少しずつエンタメ界を活気づけられるように、やはり個人的には有人ライブを行って、昨年失ってしまった時間を取り戻せるようになっていってほしい。社会に対しての自分たちの役割は「ポジティブなものを発信していく」こと。これではいけないなという思いもあるので、そういう希望も込めて。

プライベートではコロナ禍で難しいですけれども、また機会があれば一緒に旅行にも行きたい。

YU:ガンも僕も、意外とリゾート地よりも都会の方が好きなので、次はヨーロッパとか行きたいですね。

岩田剛典が主演を務める映画「名も無き世界のエンドロール」は1月29日(金)から全国公開。最新情報はオフィシャルサイトまで。

I Don’t Like Mondays.の最新情報はオフィシャルサイトまで。

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