12月31日(木)に開催される「RIZIN.26」(さいたまスーパーアリーナ)にて、朝倉未来選手の参戦が発表された。12月10日(木)都内のホテルで会見が開かれ、朝倉選手他参戦選手たちが登場した。

先月行われた「RIZIN.25」(大阪城ホール)で、斎藤裕選手に判定負けを喫した朝倉選手は「前回は、精神的に保守的になっていた。今回は狂気的な朝倉未来になる」と宣言した。

対戦相手として登場したのは、第9代DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志選手。会社員をやりながら格闘家として活動していると語り「いただける最高のオファーをいただいた。そこに誇りを持っている。挑戦の気持ちを忘れず勝ちに行く」とコメントした。

弥益ドミネーター聡志

弥益選手の“自虐”挨拶に朝倉選手は…

最初の自己紹介で、弥益選手は「大舞台に立つ資格あるとは思っていない。しかし朝倉選手が復帰戦ということで落とせない試合、ということで自分のような“ただ格闘技を習っている会社員”を選んでいただいたことは、素晴らしいリスクマネージメントによってここに座らせていただいている」と、“自虐的な”発言をした。

対する朝倉選手は「11月に判定負けをしましたが、大晦日なので、受けました。相手はDEEPのチャンピオンだと思っていましたが…誰が相手でもすぐに倒す試合を見せます」と、表情を変えることなく挨拶した。

朝倉未来

しかし、お互いの強さは認め合っているようで、朝倉選手は「試合の映像を見ましたが、本番で強い選手だと思う。(先ほどの挨拶は)自虐かもしれませんが、僕の方が忙しいです」とほほ笑んだ。弥益選手も「まじめな話、朝倉選手は強いです。全力で応えたい。早い段階で喧嘩できればと思います」と不敵な笑みを浮かべた。

「昔の自分に戻れた。“狂気的な”朝倉未来で出し切る」

記者からの質問で、11月の試合で負けてから現在のコンディション、そして大晦日への思いを聞かれた朝倉選手は「手が少し痛むくらい。試合はできると思ったので出ることにしました。視聴率を取るのは俺しかない。格闘技を盛り上げるために出場を決めました」と答えた。

朝倉未来 弥益ドミネーター聡志

朝倉選手「1Rで倒して弟のセコンドに」

朝倉選手は、前回の判定負けを受け「精神的に保守的になっていた。今回は挑戦者的な思考に変わり昔の自分に戻れた。今回は狂気的な朝倉未来になって、出し切ろうと思う」と語り、1Rで倒した後、メインの試合で登場する弟の朝倉海選手のセコンドに付くことを宣言した。

会見で発表された追加カードは以下の通り。

中原太陽 vs 倉本一真
吉成名高 vs ペットマライ・ペットジャルーンウィット
カイル・アグォン vs クレベル・コイケ

中原太陽  倉本一真
吉成名高
クレベル・コイケ (カイル・アグォンのパネルを持って)