松本まりか「コンプレックスだったヒップを見てほしい」今の状態をありのまま伝える写真集に自信

全ての画像を見る

12月4日（金）、松本まりかが写真集「MM」（マガジンハウス）の刊行を記念し、マスコミ向けの記者会見に登壇した。

「ありがとうございます、よろしくお願いします」とオレンジ色のセットアップでにこやかに登場した松本は、「夏から今日まで、この写真集にかけてきたので、いよいよこの日が来たなという思いです」と、発売日を迎えた心境を語った。

芸能生活20年、今年36歳を迎える松本。「悲観して生きてきた時期もあった」と、順風満帆ではなかった自身の芸能生活を振り返り、ブレイクともいえる今年の活躍ぶりを、「2020年はすごくたくさん夢が叶ったミラクルな年。夢って叶うものではないと思っていたけれど、こんなに人生って楽しいんだと、36年間で一番感じられた年でした」と、顔をほころばせた。

コロナ禍に伴う自粛期間中に、「誰とも会わず孤独に過ごしていました。そんな時に、みなさんと繋がりたいという思いで制作を思いついた」という写真集では、30ポーズ以上を披露。

自粛明けから途切れずに仕事が続く状況に幸せを感じながら、「躍動している、生きている今の状態を写真に残しておきたい」と、制作時の思いを明かした。

また、「写真のセレクトから写真の色校正にまで、とことん参加した」といい、普段のグラビアでは修正し消されてしまう血管、シワ、素肌感については、「レタッチをしないでくれ」とオーダーし、リアルな姿を伝えることをこだわったとコメント。

見どころを聞かれると、「これまでヒップに自信がなくて、グラビアでもお尻が写らないようにしていました。でも今回は自分に何か課したかった、コンプレックスをさらす勇気を持ちたかったんです」と果敢に挑戦する姿勢を見せた。

そして、トリッキーな役どころを演じることが多いからこそ、「ポップでハッピーで面白いものを、意味なんてなくても楽しいのがいい。36歳という大人の女性が楽しんでもいいじゃん、という写真集を作りたかった」と改めて思いを伝え、「かっこいい写真もあるけれど、湯舟に入ってのぼせてしまい、そのままバスローブで寝ちゃったとか、偶然の産物な写真がたくさん詰まっています。私をあまり知らない人にもクスクス笑ってハッピーな気持ちになってもらえたらいいなと思います」と写真集をアピールした。

最後に「来年以降に叶えたい夢」を聞かれると、「多忙ということを経験できて、忙しくできることの幸せを感じられた1年でした。来年は今年とはまた違う景色を見たい。どんどんチャレンジをしていって、自分という枠を超え続けたい」と展望を語った。