グラス、カップ、注ぎ方…こだわりが随所に光る、大森の喫茶店「ルアン」をご紹介！『純喫茶に恋をして』ロケ地

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現在、 CS放送フジテレビTWO ドラマ・アニメ／フジテレビTWOsmartで放送・配信されているグルメガイド的オリジナルドラマ『純喫茶に恋をして』。

売れない漫画家の烏山純平（戸塚純貴）が自らの才能の枯渇に愕然（がくぜん）とする中、毎度、何かに導かれるように迷い込む純喫茶。本作は、そこで起こる出来事から妄想を膨らませ、やがて創作意欲を取り戻していく純平の姿を描く。

第14話の舞台となったのは、各所へのアクセスが良く居住エリアとしても人気で、水族館などのランドマークも所在する、大森の喫茶店「ルアン」。

扉を開くとそこは、クラシカルで、どこか「由緒正しき洋館」のようにも感じられる空間が広がっている。

インテリアからもわかるように、コーヒーにこだわりを持っているこの店。テーブルは、ガラスの下にコーヒー豆が敷き詰められたものを使うという徹底ぶりだ。

隣に座る女性二人組が注文した、ベルサイユのバラ（620円）やメキシコの情熱（740円）といった、遊び心あふれるメニュー名が、どうしても気になってしまう純平。

自身は「貴婦人のように上品な味」という謳（うた）い文句に惹かれ、モカ・マタリ（520円）を注文してみることに。

隣の女性二人組が注文したバルサイユのバラは、その名の通り、カップにバラの形をしたホイップクリームが。そこにミルクティーを注ぐと、バラはくるくると回り、女性客は大はしゃぎ。

そしてメキシコの情熱は、青い火柱を立てながらテキーラを注ぐパフォーマンス付き。それを見た純平は「すんごいこだわりだな…」と、あっけにとられてしまう。

そして、モカ・マタリが登場、と思いきや、運ばれてきたのは空のコーヒーカップ。戸惑いを見せる純平だが、続けて、サイフォンで淹れたてアツアツのコーヒーが注がれ、ホッと一安心。

まずは香りを楽しんで、「う〜ん、貴婦人」。そして一口味わって、「あぁ〜…貴婦人？」と、自問自答しながら“貴婦人のように上品な味”を満喫した。

ここで、他の来店客が注文したブラジル・サントス（490円）のカップが、自分のものと違うことに気づいた純平。

周りを見渡すと、先ほどのベルサイユのバラやメキシコの情熱、そして変わった形のグラスに注がれたアイス・ウィンナーコーヒー（540円）など、ドリンクそれぞれに、違う種類の器が用いられていることを知り、「一つ一つこだわって、全部違うやり方でやっているんだなぁ」と、しみじみ。

いつものごとく、喫茶店で繰り広げられる日常のドラマに創作意欲がかき立てられた純平は、帰宅後、早速原稿に向かい、ペンを走らせる。

今シリーズは、これにて一旦完結。今後、純平がヒット作を生む日は訪れるのだろうか？さらなる続編があることを、そして彼にまた会えることを期待したい。

店名：ルアン
住所：東京都大田区大森北1-36-2
定休日：木曜
営業時間：（平日）7:00〜19:00（日・祝）7:30〜18:00
※2020年10月時点の情報です

次回の放送、第1シーズンを含めた再放送の詳細は、『純喫茶に恋をして』公式サイトをチェック。