6月27日(日)、TikTok TOHO Film Festival 2021 審査会が行われ、公式アンバサダーの北村匠海、審査員の三池崇史監督、山田智和監督、しんのすけ(TikTokクリエイター)が登場した。

TikTok TOHO Film Festival 2021は、TikTokと東宝が新たなクリエイターを発掘し、映像・映画を共創することで映画業界を盛り上げることを目的とした、新しい映画祭。

2021年4月より、スマートフォンならではの“縦型動画”による映画作品を募集しており、多数の応募作の中から、審査を経てグランプリと観客賞が選出される。グランプリ受賞者には、東宝プロデュースによる新作映像の制作権利および制作補助費のサポートが提供される。

北村は「アンバサダーなので広い視野で、役者的な目線で(意見を)言えたらなと思います。縦型の世界に、こんなにもいろんな可能性があるんだなと思ったので、今日は楽しみです」と笑顔で語った。

三池監督は「なんせ年寄りなので、若い人の足を引っ張らないように。そういう意味ではドキドキします。期待しています」と冗談を交えて会場を和ませた。

山田は「審査員というよりは応募していただいた皆さんと同じ目線で、新しい“縦型”然り、TikTokという媒体しかり、新しい映像の可能性を探っていきたい。楽しみです」とコメント。

しんのすけは「2年くらいTikTokにどっぷり浸かった身で、縦型の映像に慣れてしまった。ここから新しいものって、何が生まれるんだろう。横と縦って、表現の方法が根本的に変わると思うので、僕も今日は新しいポイントを勉強しにきました」と、TikTokクリエイターならではの意見を寄せた。

4人は、応募作の中で気になった作品をいくつか挙げた。中には、複数人が「気になった」と思うものもあり、該当作品を会場で改めて流すことに。北村はじめ4人は真剣な表情で作品に見入っていた。

最終結果の発表、および授賞式は7月12日(月)実施予定。