小栗旬「トレーラーハウスは快適」ハリウッド進出に笑顔、渡辺謙からは「気負わずに」とアドバイスを受ける

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6月28日（月）、映画「ゴジラ vs コング」のジャパンプレミアが行われ、出演した小栗旬、日本語吹き替え版を担当した、芦田愛菜、田中裕二、尾上松也が登壇した。

本作は、破壊神「ゴジラ」と守護神「コング」の地球最大の究極対決を描いた、ハリウッド大作。モンスターの戦いによって壊滅的な被害を受けた地球を舞台に、人類は生き残りを賭けゴジラ対コングという最強対決を引き起こし、史上最大の激突を目にすることとなる。

小栗は本作がハリウッド初進出作品となり、ハリウッド版「ゴジラ」シリーズ前2作で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮という重要な役を演じる。

リアルなゴジラの叫び声とともに登壇した小栗は、既に公開された42のすべての国と地域で第1位を獲得するヒット作となっていることに触れ、「撮影してから2年経ちましたが、やっとゴジラの国・日本で公開となってうれしい」と笑顔を見せた。

海外での撮影について聞かれると、「現実の話なのかなという感じ。撮影現場ではすごいスケールに圧倒されながら過ごした」と驚きを伝え、既にハリウッドスターとして活躍する渡辺謙からは2人で食事をした際に、「気負わずに、自分のやりたい表現を胸張ってやって」とアドバイスされたと明かした。

イベントの司会を務め、本作では初の実写吹き替えに挑戦した笠井から、ハリウッドスターを象徴する移動式控室「トレーラーハウス」は使用したのか聞かれた小栗は、「快適なんですもん、なんでもあるし」と顔をほころばせ、「時間のかけ方、セットの大きさに圧倒された」と撮影を振り返った。

前作から引き続き、女子高校生のマディソン・ラッセルの日本語吹き替えを担当する芦田は、「祖父から、昔から好きな作品に出てくれるのはうれしいと言われた」とコメントすると、笠井は「父ではなく祖父の世代ですよ」とこぼし、その隣にいる同じ高校生役・ジョシュ・ヴァレンタインの吹き替えを担当した田中に、「よく同級生役を受けましたね」とツッコんで笑いを誘った。

田中は「僕が配役を決めたわけじゃない」と返しながらも、「初めて観た映画がゴジラだった」とゴジラ作品への思いを語り、相方の爆笑問題・太田光からは「何で俺にオファーが来ないんだ、ムカつくから映画は観ない」と映画好きの太田からは全否定されたと伝えた。

小栗と仲の良い尾上は、本作に小栗が出演することが決まった時点で聞いていたと明かした。自身が吹き替え版での参加が決まった際には「旬くんが出ているのを知っていたから、すぐ連絡しました」と、“共演”に満面の笑顔。

小栗は、英語のセリフの吹き替えを自分で担当するということに対して、「自分に自分の声をあてないといけない、どうしたらいいのか分からなかった」と苦労した点について述べていると、ここでなぜか笠井は「小栗さん」ではなく「小倉さん」と発してしまう。するとすかさず田中から、「小倉さんってずっと言っていたからね！」とツッコまれて大いに焦っていた。

イベントの後半では、「倒したい相手、やっつけたいことは？」という質問が。田中は「そりゃ太田ですよ、40年近く倒され続けていますから」と相方の名前を即答。芦田は「期末試験をやっつけたい。なかったらもっと学生生活が楽しくなるんじゃないかな」と学生らしい本音をポロリ。

尾上は「G、ゴキちゃんです。家の外にもいる。向こうもこっちを意識するから、街中で見合ったりする」と苦々しくコメント。すると小栗も「蚊ですね。外のロケが増えると刺す虫は嫌ですね」と共に“やっつけたい虫”について盛り上がった。

最後に笠井は、「軽部さんですね、ずっと」とかつての同僚だった軽部真一フジテレビアナウンサーを挙げると、小栗は「そういう相手がいるのはいいですね」と同意を見せるが、田中は「そこはコンビじゃないから」と切り捨て、会場を笑いで包んでいた。

製作：レジェンダリーピクチャーズ　ワーナーブラザース
日本配給：東宝
©2021 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.
最新情報は「ゴジラ vs コング」公式サイトへ。