大倉忠義が主演、広瀬アリスがヒロインを務め、2021年1月スタートするフジテレビの木曜劇場『知ってるワイフ』。
このたび、松下洸平、川栄李奈、瀧本美織、森田甘路、マギー、猫背椿、おかやまはじめ、生瀬勝久、片平なぎさら豪華キャスト陣の出演が決定した。
本作は、「結婚生活、こんなはずじゃなかった!」と悩める銀行員の夫・元春(大倉)と、恐妻・澪(広瀬)に、突然“タイムスリップ”という奇跡が起こる。その奇跡をきっかけに、“本当に大切なことは何なのか”を模索するファンタジーラブストーリー。
原作は、映画「パラサイト~半地下の家族~」を制作したCJ ENMのドラマ制作会社STUDIO DRAGONが手がけた、韓国の同名ドラマだ。
松下洸平が木曜劇場に初出演!
松下が演じるのは、大倉演じる元春とあおい銀行に同期入行した津山千晴。穏やかで楽天家。かつてはプレーボーイで派手な女性関係だったが、あっさり結婚して、現在は双子のパパとして円満な家庭を築いている。元春の良き理解者で、夜中に呼び出されて愚痴を聞いてあげることも。
タイムスリップ後は、元春と同期であることは変わらないが、過去のある出来事がきっかけで、気ままな恋愛とシングルライフを楽しむ独身となる。ところが、独身の澪に出会い、彼女一筋に!積極的にアプローチするが、元春から大反対されてしまい…。
そんな津山を演じる松下が、木曜劇場に出演するのは初。さらに、大倉とは本作が初共演となる。連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)の十代田八郎役で一躍注目を集め、さまざまな作品で圧倒的な存在感を放つ松下が、物語を予測できない展開へとかき乱す!
川栄李奈は4年ぶりにフジドラマ出演!
川栄が演じるのは、元春と5才違いの妹・剣崎なぎさ。歯に衣着せぬ性格で、兄・元春よりも頼もしい。面倒見も良く、昔から元春の世話を焼くこともしばしば。義姉・澪のことを気にかけて、元春のフォローの役割を担うこともある。
公務員試験を受け続けているが、毎年不合格。他の目標を模索しているが、兄夫婦の結婚生活を見ながら、「なんとなく結婚はまだいいか」と考えている独身女性。タイムスリップ後は、ある男性と結婚しており、元春を驚かせる。
そんななぎさを演じる川栄が、フジテレビ連続ドラマに出演するのは『早子先生、結婚するって本当ですか?』(2016年4月期)以来、4年ぶり。大倉とは本作が初共演となる。
瀧本美織が主人公の思いを揺さぶるお嬢様役に!
瀧本が演じるのは、元春の後輩・江川沙也佳。両親は日本を代表する大企業の社長で、超が付くほどのお金持ちのお嬢様。元春の大学の後輩で、チェロを専攻。大学のマドンナ的存在で誰もが彼女に憧れ、元春もその1人だった。
卒業後、渡米してニューヨークの楽団に入団。久しぶりに帰国し、偶然元春に再会。「昔、好きだったの」と元春に告げる。
タイムスリップ後は、元春の妻となり、幸せな結婚生活を送っている。庶民の元春と生活水準が合わないのが悩み。チェリストとしての成功をうっすら夢見ていたが、挑戦するほどのバイタリティは見いだせなかったため、元春との結婚後は大学でチェロを教える非常勤講師をしている。
そんな沙也佳を演じる瀧本が、木曜劇場に出演するのは初。大倉とは『Dr.DMAT』(TBS系)以来、7年ぶりの共演となる。また、チェリストという役どころを演じるのは本作が初めて。何度も練習を重ね、チェロの演奏シーンに挑む。
元春&澪夫妻を取りまく周囲の人物も個性派ぞろい!
謎の男・小池良治を演じるのは、生瀬勝久。「人生は変えられる」と元春に500円硬貨を渡し、タイムスリップするきっかけを与える本作のキーパーソン。怪しい風貌のホームレスだが、元春に一方的に人生相談されることに。気になる素性が少しずつ明らかにされていく。
さらに、澪の母・建石久恵を演じるのは、片平なぎさ。明るく家族思いの“肝っ玉母さん”。しかし、夫の急死から立ち直れず、精神的に不安定になり、やがて認知症を発症。現在は一人暮らしをしており、認知症も進行気味。娘の夫である、元春のことを我が子のようにかわいがっていて信頼している。
タイムスリップ後は、認知症は患っているものの、独身の澪と同居しており症状は落ち着いている。どこか不思議な超感覚を持ち合わせており、タイムスリップに関して何か秘密を知っている…?
そして、元春の学生時代からの親友で元春と津山が入り浸る居酒屋のオーナー・木田尚希役を森田甘路、元春の上司であおい銀行融資課課長・西徹也をマギー、窓口課課長・小谷つかさ役を猫背椿、支店長・宮本和弘役をおかやまはじめがそれぞれ演じることも決定。人気・実力を兼ね備えた豪華なキャスト陣の競演に注目だ。
<松下洸平 コメント>
――今作の台本をお読みになっていかがでしたか?
ファンタジーな設定ですが、中で起きる事はとてもリアルだなと思いました。夫婦間や恋人同士のすれ違いはすごく現実的で共感ポイントがたくさんあると思います。ちなみに僕は、この作品がキッカケで韓国ドラマにハマりました。
――役柄について教えてください。
津山はとてもオープンな人です。いつもなるべく笑顔でいることを心がけました。あまり感情を出さない朴訥(ぼくとつ)とした元春と、いつもサラッと気の利く津山との差をいかに作れるか必死でした!なぜなら、元春は笑顔が最高に素敵な大倉さんなので(笑)。
――初共演となる大倉さんの印象をお聞かせください。
大倉さんはとても大らかで本当に優しいです。そしてよく笑ってくれます。一緒のシーンの時はいつも心が穏やかな自分がいました。例えば、僕が何か言ったことに対して、大倉さんが笑ってくれるとそれだけで幸せな気持ちになります(笑)。一緒出来て本当にうれしかったです。
<川栄李奈 コメント>
――今作の台本をお読みになっていかがでしたか?
お話をいただいた時に、韓国の原作ドラマを見たのですが、とても面白かったです。それから台本を読ませていただき、やはり面白かったです。元春の妹・なぎさの目線でも共感出来る部分がたくさんありました。いろいろなキャラクターが登場するので、幅広い年代の方々が登場人物の“誰か”に共感出来る作品だと思いました。
――役柄について教えてください。
すごく物事をハッキリと言う人だと思いました。基本的には明るくて、元春との兄妹の絆のようなものも持っていると思います。
――初共演となる大倉さんの印象をお聞かせください。
すごくクールな方なのかなと思っていましたが、現場の待ち時間などでは関西弁が出たりして、面白い方です。
<瀧本美織 コメント>
――今作の台本をお読みになっていかがでしたか?
いろいろな要素がギュッと詰まっていて、ラブストーリーでありながらヒューマンで、ファンタジーの要素も入っています。韓国の原作ドラマも見たのですが、人生丸ごと愛おしくなるような、温かい気持ちになれる作品だと思いました。
今回の台本も同じように、人生の大切な瞬間がたくさん散りばめられていて、キュンとなったり、切なくなったり、いろいろな気持ちになりました。
――役柄について教えてください。
沙也佳は欲求に忠実で、言い淀(よど)むことがなく、何でもスパスパと言うので、気持ち良いくらい本能のままに生きている女性だと思います。
――7年ぶりの共演となる大倉さんの印象をお聞かせください。
7年前は、兄妹役で共演させていただいたのですが、その時の役はほとんど昏睡状態で、大倉さん演じるお兄ちゃんとはあまり会話を交わすシーンがなかったので、今回は妻役としてお芝居させていただけるのが楽しみでした。
大倉さんは、とても柔らかい雰囲気を持っていらっしゃって、うそがなく正直というか素直なところがすごく気持ちの良い方だなと思います。
<生瀬勝久 コメント>
――今作の台本をお読みになっていかがでしたか?
不思議な世界観だなぁ、と。でも“過去に戻って人生をやり直したい”というのは、みんな人生の中で一度は夢見ることだから、面白いなぁと思いました。
――役柄について教えてください。
異常者に見えちゃいけないし、かといって、わかりやすいキャラクターになってもいけないので、繊細に演じたつもりです。
――10年ぶりの共演となる大倉さんの印象をお聞かせください。
いい年のとり方をしたな~。演技の振り幅も大きくなったし…。偉そうにごめんなさい。
<片平なぎさ コメント>
――今作の台本をお読みになっていかがでしたか?
実は、認知症をもう少し重く捉えていたのですが、物語の中の久恵は、とても可愛いと思える存在でした。ドラマが放送される時間帯に、若い方たちが見ても暗くはならない“ちょっぴり子ども返りしたおばあちゃん”というキャラクターのあり方になっていて、これは楽しみだわと思いました。
――役柄について教えてください。
認知症を患う前は、きっと家族を愛し、元気で明るく、茶目っ気がある女性だったんじゃないかな?と、台本から読み取ることが出来ました。なので、認知症を発症したあとも、そんな一面をのぞかせる母を心がけて演じました。
演じていると共感できるところも多々あり、等身大の私に近いのでは!?と思う瞬間もありました。
――今作が初の親子役での共演となる広瀬さんの印象をお聞かせください。
以前共演したドラマでは、私がアリスちゃんを殺そうと企(たくら)む設定でしたから、今回は娘のアリスちゃんを思いきり愛して、汚名返上のチャンスです(笑)。
アリスちゃんは、どんなに疲れていても、いつも明るく、元気で、現場を盛り上げてくれました。本当にステキな女性です。カットがかかるまで仲良くつつき合ったり、そんな親子の芝居ができるのも彼女が心を開いてくれるお陰でとても楽しく、演じやすかったです。ありがとう。
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