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毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。

11月29日（日）は、アニメ『鬼滅の刃』でメインキャラクターを演じる声優の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞が登場する前編を放送する。

主人公の竈門炭治郎（かまど・たんじろう）役の花江、炭治郎の妹・禰豆子（ねづこ）役の鬼頭、2人と行動を共にする剣士・我妻善逸（あがつま・ぜんいつ）役の下野、イノシシに育てられた少年・嘴平伊之助（はしびら・いのすけ）役の松岡がそろい、「2年以上前」というオーディションを「懐かしい」と振り返る。

松岡：そんな時期だった？

下野：オーディションを受けてるときに、こんなふうになるなんて、誰も思ってなかったよね、正直。

花江：いやぁ、思ってなかったなぁ。でも、オーディションの時の映像がめちゃめちゃきれいだったから、「これは大作になりそうだな」という感じはしましたよ。

それぞれがさまざまな作品で活躍、共演しているが、収録から公開までの時期がバラバラなので、お互いの初共演がいつなのかわからなくなり「あいさつが、つらい」と花江が言い出す。

花江：最初はいいんですよ。全員にあいさつしていけばいいんだけど、途中から、「2回目かな？」って。

鬼頭：（笑）。わかります。

松岡：初対面だっけ？みたいなやつね（笑）。

下野：先輩から「最初に、入り口のところでわぁーって言って、あとは個別であいさつすればいいんだよ」って言われてから、現場入って（声を張って）「おはようございます！アイムエンタープライズの下野紘です！！」っていうのを、今でもやってる。

花江：下野さんはいいんですよ、大きな声出せるから。

下野：何で！？みんな…。

花江：僕と禎丞さんは、現場で大声出せないですもんね？

松岡：出せないね。

一同は、普段から物静かな松岡に「何考えてるの？」と疑問をぶつける。そして、松岡の返答から、演じたキャラクターと自身とのギャップ、仕事を続けていく上でのプレッシャーなどに言及していく。

また、花江は「僕は、下野さんのボイスサンプルの原稿で練習していました」と告白し、下野を驚かせる。

事務所に入った当初、事務所主催のワークショップに参加していたという花江。そこで、下野のセリフに挑戦したという。

花江：風がこっちから吹いてきて、「風だ」って言うセリフがあるんですよ。

鬼頭：はっはっはっはっは。

下野：そんなのあった！？（と、恥ずかしそう）

花江：あるんですよ（笑）。

花江が実際にやってみたところ…そこで講師から言われた一言に、一同は爆笑。思わず下野が「マジか…」とうなだれたエピソードで盛り上がる。

また、テレビシリーズの『鬼滅の刃』で、それぞれが印象に残っている、思い入れのあるシーンを実際の映像と共に紹介。そのシーンで共演した声優とのエピソードも飛び出す。

その中で、花江は人間から鬼になってしまった禰豆子を演じる鬼頭に質問をする。

花江：禰豆子はさ、結構テクニカル。人間の言葉をしゃべらないシーンが、鬼になってからは多いじゃない？

鬼頭：だから1話は、本当に緊張しましたね。正解がないというか。「鬼になって、唸っている声ってどんなの？」というのを、私が示さないといけないというのがあったので。

と、役作りの苦悩を明かしていき…。

そのほか、どんな人が声優に向いているのか、声優という仕事の需要や先輩との関係など、第一線で活躍する声優同士が語り合う。