11月23日(月)、ジャンルを問わずその年に圧倒的な活躍をみせた人物を称えるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2020」の授賞式が行われ、「ポップ・アイコン・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞したSixTONESを代表してジェシーと松村北斗が出席した。
スタイリッシュなブラックのスーツ姿で、カッコ良くステージに現われた2人だが、ジェシーが台座からトロフィーがなかなか取れないような動きを。司会のアンジャッシュ・児嶋⼀哉から「(2人の)どっちが(トロフィーを)持つかで迷ってたの?」と声をかけられると、ジェシーは「ボケたんです」とコメント。
さらに受賞の感想を求められると、ジェシーは「初めまして“ストーンズ”のミック・ジャガーです。お願いします」と挨拶。松村が「我々、“ローリング・ストーンズ”じゃないから」とツッコミを入れると、児嶋は「ボケまくるね」と苦笑いした。
改めて受賞についてジェシーは「感謝の一言です。ありがとうございます。ファンの皆さんとジャニーさんにここまで連れて来ていただきました。皆さんがいないと僕たちもこういう景色は見られないので、今後も“チームSixTONES”で頑張っていきたいと思います」と語った。
またファンに向けて松村は「僕等がいただく賞というのは、ファンの皆さんの支えがあってこそです。それが全てだという実感がすごくあるので、これまでもありがとうございますということと、これからもどうぞよろしくお願いしますということを、改めて伝えたいと思います」と述べた。
その後、ラウンジ席で「ブレイクスルー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した田中みな実と、司会の児嶋、鷲見玲奈を交えたトークも行った。
ドラマ出演の思い出は?
児嶋:皆さん、ことしはドラマに出演しましたが、思い出はありますか?
田中:子供から認知されるようになったというのが一番の変化ですね。ちょっとエキセントリックな役柄をいただくことが多くて。眼帯をしていたりとか、ドロンジョ様みたいな格好していたりとか、そうすると子供には面白く思ってもらえるみたいで。街中でお子さんに気付いてもらえることが増えました。
松村:僕、今25歳になるんですけど、僕の父親がこのぐらいの歳の頃って子供がいたんです。その実感がなかなかわかなかったんですけど、最近、役で2児の父親をやらせていただいて。そうするとだんだん子供がなついてくれて、可愛くなって、父性みたいなものが芽生えてきて。子供が出来るってこういう感覚なのかなっていうのを、役を通して知ることができました。
ジェシー:僕は7年ぶりに連ドラに出演したんですけど、刑事役を初めてやらせていただきました。本当に説明セリフとかが難しくて、今もそうなんですけど、めちゃくちゃ緊張して。
児嶋:緊張しているの?
ジェシー:めちゃくちゃ緊張しているんですよ。
児嶋:緊張しているのにあんなにボケたりしているの?
松村:(今日は)緊張しているんでボケが少ないですね(笑)。
児嶋:これで少ないの!?
ジェシー:少ない方ですよ。すいません“オオシマ”さん。
児嶋:児嶋だよ!
ジェシー:ありがとうございます(笑)。
児嶋:ありがとうございますってなんだよ!(笑)
ジェシー:(笑)。それで、刑事役をやらせていただいて、もうこんな年になっちゃったんだなって思いました。でも逆にこういう役もやれるということで、今後、いろいろ挑戦したいなって思います。僕、ジム・キャリーが好きなので映画「マスク」を日本バージョンにして、僕がやってみたいなって思います。
鷲見:今後やってみたい役柄は?
ジェシー:恋愛ものもやってみたいです。こうやってふざけている面も個性として出していきたいんですけど、やっぱりかっこいいジェシーも見ていただきたいので(笑)。
児嶋:ドラマで大変だったことはあった?
田中:コロナ禍で一時撮影が中断されてしまって、1ヵ月ほど開いちゃったんです。なのでまた役に戻れるのかっていう心配がありました。激しい役だったんですけど、自粛期間中、誰とも喋らずにずっとお家でじっとしていたので、スイッチを入れられるのかなって。けど(衣装の)眼帯をしたらすぐに戻ってきました(笑)。
松村:僕は以前、片足がない車椅子バスケの選手の役をやらせていただいたんですけど、非日常すぎると、自分の理解が追いつかなくて。どこまでも理解しきれなくて、常に自信がない状態でお芝居をしていて、あの頃はすごく悩んですごく苦戦していたなという思い出が残っています。
実際に車椅子に乗って片足を隠した状態でやるとか、技術的にも難しい面がいっぱいあって。でもそれですごく成長したという側面もあったので経験してよかったです。
ジェシー:セリフを3、4回噛んでしまったことがありまして。「次に繋がらないんですよ」っていうセリフが全然言えなくて、主演のHey! Say! JUMPの山田涼介くんに渋い顔をされてしまいました。ハマってしまったんですよね。「次に繋がらない」というセリフが次に繋がらなくて(苦笑)。
おうち時間で美容に目覚める!
鷲見:今年ハマったことはありますか?
田中:炭酸パック美容です。30分ぐらい置いてからはがさないといけないので、結構時間と手間がかかるのですが、外出自粛期間中におうちでおこもり美容を楽しんでいました。
ジェシー:僕もパックを結構やりましたね。乾燥肌でして。意外と美容も好きなんです。いい加減そうに見えるかもしれないですけど、意外と考えてやっています。(児嶋に)2人きりでご飯に行ったら僕のよさがわかると思います。
児嶋:すごく面倒くさそうだから、2人きりでは行きませんけど(笑)。
松村:1回、行ってみてください。(ジェシーの)よさがわかります(笑)。
児嶋:わかるかな?(笑)(松村に)ハマったことはありますか?
松村:自粛期間で時間ができて、入浴時間が長くなって。映画を見たりするんですけど、結局いつも最後は音楽を聴きながら熱唱するのが1時間ぐらい。歌っちゃいますね(笑)。
ジェシー:初耳なんだけど。
松村:言ったことないから(笑)。
児嶋:どんな歌を歌うの?
松村:グループの歌の練習をしたり。あとは、流行りのポップスなんかも歌います。
「GQ MEN OF THE YEAR 2020」 Photographed by Maciej Kucia @ AVGVST © 2020 CONDÉ NAST JAPAN. All rights reserved.
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